「契約社員になってはいけない理由は?」
「契約社員に向いている人の特徴が知りたい」
転職を考える際、正社員以外にも契約社員という選択肢があります。契約社員になろうと思っていても、契約社員はならないほうが良いとも言われ、不安を感じている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、契約社員になってはいけない理由を紹介しています。また、契約社員に向いている人・向いてない人の特徴も掲載しているので参考にしてください。
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目次
契約社員になってはいけない理由
- 失業リスクが高い
- 給与・ボーナスが少ない
- 福利厚生が少ない
- 昇給・昇格がほとんどない
- 世間体が悪い
- 結婚しにくい
- 社会的信用が低い
- 専門的な仕事を任されない
- 待遇に見合わない仕事を任される
- スキルアップができない
- 正社員登用がない場合がある
- 転職時に評価されない場合がある
- 30代以降で契約社員だと転職が厳しくなる
失業リスクが高い
契約社員になってはいけない理由として、失業リスクが高い事があります。契約期間が満了した際に、契約が更新されなければ退職となるからです。
契約更新されないことは「雇止め」と言われていますが、契約社員ではこの「雇止め」に合うリスクは考えておきましょう。雇用契約書に「契約更新しない」と書かれている場合もあるので注意が必要です。
給与・ボーナスが少ない
正社員と比較した水準 | 給与(割合) | 賞与(割合) |
---|---|---|
高い | 1.8% | 1.1% |
同水準 | 9.6% | 4.5% |
低い | 65.3% | 43.7% |
わからない | 21.8% | 14.0% |
無回答 | 1.5% | 1.8% |
制度がない | – | 34.9% |
契約社員は給与やボーナスが正社員より少ないです。厚生労働省が行った、契約社員の実態調査によると、正社員と比べて基本給が低いと答えた人の割合は65.3%、賞与が低いと答えた人の割合は43.7%でした。
どちらも、正社員より低い人の割合が最も多い事がわかります。また、賞与については、契約社員に対しては支払われない企業も多いです。
ただし、2020年から適用された「パートタイム・有期雇用労働法」により、正社員と非正規社員の給与格差をなくす動きは進んでいます。
福利厚生が少ない
契約社員の場合、福利厚生が正社員より少ない場合があります。住宅手当・交通費などの諸手当がないことや、正社員と差があるケースは多いです。
住宅手当や交通費があるのとないのでは、かなり生活に差が出るので、契約社員の人は入社前に福利厚生を確認しておきましょう。
昇給・昇格がほとんどない
契約社員は、昇給・昇格がほとんどありません。会社側が契約社員を雇うメリットとして、正社員より人件費を抑えられる点があるからです。また、短い期間で辞める人が多いので、昇給させる企業は少なくなります。
そもそも、契約社員は契約時に定めた条件で雇用されているため、契約満了までは昇給のタイミングがないのが一般的です。昇給があるとすれば契約更新時になるので、更新時に交渉するのが良いでしょう。
また、無期転換ルールにより無期労働契約に変わった場合は、昇給・昇格の可能性も生まれます。現職があっていると感じる場合は、勤務を続けられるように努力しましょう。
世間体が悪い
契約社員として働くことで、世間体が悪いと感じる人は、意外と多いです。また、契約社員として働いている本人よりも、親やパートナーが気にするケースもあります。
世間体が悪いとして見られるのは、契約社員が「非正規雇用」に当たり、パートやアルバイトなどと同列に見られる事があるからでしょう。
ネットやSNSでは「親から早く正社員になれと言われる」「契約社員のパートナーとの結婚を親に反対される」などの悩みを抱える人もおり、契約社員のイメージはあまり良くないようです。
結婚しにくい
契約社員は、正社員と比べて結婚しにくいです。内閣府の発表によると、30~34歳の正社員の婚姻率は59.0%なのに対し、パート・アルバイト以外の非正規雇用者の婚姻率は22.3%でした。
調査では、どの年齢層でも正社員とそれ以外の婚姻率は倍以上の差があることがわかります。結婚しない理由は様々ですが、契約社員が正社員と比べて、結婚している人が少ないのは明らかです。
もちろん、契約社員が結婚できないわけではありませんが、経済面や将来を考えると、正社員の方が結婚しやすいでしょう。
社会的信用が低い
契約社員は、社会的信用が低いと判断される場合があります。契約社員だと、正社員のような雇用の保証がないため、先の収入が不安だと思われてしまいます。
ローンを組んだりクレジットカードを作ろうとした場合、収入が不安定なので審査に通らない可能性が高いです。
専門的な仕事を任されない
契約社員の場合、専門性の必要な仕事を任されないことが多いです。簡単な仕事ばかりすることで、評価に繋がるような業務経験は積めません。
元々一時的な契約のつもりで就いた業務であれば、大きな問題ではありませんが、正社員を目指すなら注意が必要です。アピールできるような業務経験がないので、転職時に不利になります。
会社としては、いずれ辞めるかもしれない契約社員に、教育コストをかけたくないという考えがあるので、業務外でスキルアップを目指すのが良いでしょう。
待遇に見合わない仕事を任される
契約社員で働いたとしても、正社員並みの仕事や責任を負わされる事があります。待遇は正社員より低いのに、業務量は正社員並みであったり、何故か責任あるポジションをやらされてるようなケースです。
特に正社員の手が足りない、業務が健全に回っていない職場などは要注意です。人が足りていないので、とりあえず契約社員に責任者もやってもらおうとなり、そのまま常態化していくことがあります。
ただし、責任がある仕事ができることは、プラスにすることもできます。転職時に業務での経験としてアピールできることもあるので、その立場でスキルアップを目指すのも選択肢の一つです。
スキルアップができない
契約社員でも仕事内容は様々ですが、簡単な仕事ばかりならスキルアップができません。このケースでは、正社員とは仕事内容が明確に分かれており、補助的な仕事が回ってくる場合が多いです。
仕事は簡単ですが、誰にでもできるので雇止めに合うリスクは高く、スキルがないので次の転職先を見つけることも難しくなります。
業務としては楽なので、ワークライフバランスを取りたいような人には合っています。別にやりたいことがあり、仕事以外を重視するなら、簡単な仕事をする契約社員を選択してもいいでしょう。
正社員登用がない場合がある
契約社員が正社員登用されるかは、会社によります。正社員登用制度がない会社の場合は、正社員になれる可能性はほとんどありません。
どれだけ正社員を希望し、実績や結果を残しても、会社として制度がなければ正社員になるのは厳しいでしょう。また、正社員登用があると求人に書かれている場合でも、正社員登用実績がない企業もあります。
契約社員から正社員になりたいなら、正社員登用制度があるかだけでなく、正社員登用実績や正社員になるための期間・基準などを確認すべきです。
転職時に評価されない場合がある
契約社員としての職歴は、転職時に評価されない場合があります。一般的に契約社員は、重要度の高い仕事や、専門的な仕事を任されないという認識があるからです。
採用担当者に「誰でもできるような仕事をしてきた」と見られれば、スキルや実績がない人材と評価されてしまいます。そうならないためにも、アピールできるスキルや実績を残すことが重要です。
30代以降で契約社員だと転職が厳しい
30代以降で契約社員だと、転職するのが厳しくなっていきます。正社員になりたくても、職務経験で不利になりやすく、契約社員でも若手のほうが有利になるからです。
契約期間が満了し、無期転換や正社員になれないようなら、早めに正社員への転職するのをおすすめします。正社員へ転職を希望するなら、転職エージェントの利用が必須です。
マイナビエージェントなどの転職エージェントなら、自分に合った企業の紹介や転職サポートが受けられるので、転職成功率が上がります。
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契約社員とは
契約社員と正社員の違い
契約社員と正社員の違いは、雇用期間に定めかあるかです。契約社員は「有期労働契約」で契約期間が決まっており、期間が終わる際には雇用契約を更新して引き続き働くか、契約終了し退職するかを選びます。
会社によっては、正社員より給与水準が低い、福利厚生に違いがあるなど、待遇面も大きな違いです。
また、契約社員には「無期転換ルール」があります。無期転換ルールとは、有期労働契約で5年間働いている人が、無期労働契約に転換できるルールです。
無期転換ルールとは
無期転換ルールは、同一の会社で有期労働契約が更新されて、通算5年を超えたときに無期労働契約に転換されるルールです。平成30年4月から施行されており、雇用期間の定めがなくなることで、雇用の安定を狙っています。
通算契約期間が5年以上になれば、契約期間中に無期転換申込権が発生しますが、自動的に転換されることはありません。無期労働契約に転換するには、労働者からの申込みが必要です。
また、無期転換ルールは正社員としての登用する制度ではなく、あくまで有期労働契約が無期労働契約に転換することを定めています。正社員登用されるかは会社の制度次第なので、注意が必要です。
契約社員に向いている人の特徴
- やりたいことが決まっている人
- プライベートを重視したい人
- 色々な仕事で経験を積みたい人
- フルタイムで働けない人
- 責任のある仕事がしたくない人
- 特定の職種の経験が積みたい人
- 副業をしている人
- スキルが有る人
やりたいことが決まっている人
契約社員に向いている人は、やりたいことが決まっている人です。趣味やスポーツなど、仕事以外に優先したいことがあるなら、自由が効きやすい契約社員を選択するのは良いでしょう。
契約社員として働きながら、勉強時間を作ったり、資金を貯めたりできることがメリットです。
プライベートを重視したい人
仕事よりもプライベートを重視したいは契約社員を選択してもいいでしょう。異動や転勤がなく、残業も少ないのでワークライフバランスを取りやすいからです。
ただし、契約社員でも残業がある会社もあります。ワークライフバランスを取りやすい求人を探す際は、転職エージェントに登録しましょう。
マイナビエージェントやハタラクティブは求人数が多いので、希望の求人が見つかる可能性が高いです。
色々な仕事で経験を積みたい人
契約社員として働くのは、色々な仕事で経験を積みたい人に向いています。専門的な仕事は任せられないとはいえ、様々な業界に触れるのは良い経験になるでしょう。
経験した企業の中に、自分があっていると感じた企業があれば、契約の継続を希望することも可能です。
フルタイムで働けない人
フルタイムで働けない場合、契約社員として時短勤務で働くのが向いています。多くの企業では、正社員で働くならフルタイムで働かなければいけない、ということがあるからです。
育児や家事など、仕事と両立をしなければいけないような人には、向いているでしょう。もちろん正社員でも、条件によっては時短勤務が可能な場合もありますが、契約社員よりハードルが高いのが現実です。
育児や介護以外でも、元々フルタイムでの勤務が難しいようなら、契約社員の方が求人を見つけやすくなります。
責任のある仕事がしたくない人
仕事はしたくても、重たい責任を負いたくない人は、契約社員が向いています。契約社員に責任がないわけではありませんが、正社員と比較すれば、責任の比重が軽い事が多いです。
正社員は、組織の中で成長し、責任を負っていく立場になる事が求められます。与えられた仕事だけを淡々とこなしたい人には、ストレスになるでしょう。
注意すべきなのは、責任がないポジションの仕事が、いつまでもあるかはわからない点です。契約更新がされなかった際に備えて、業務に関するスキルを取得するなどの、備えをしておくのをおすすめします。
特定の職種の経験が積みたい人
特定の職種で、職務経験を積みたい人は、契約社員として働くのもいいでしょう。目指している職種で、職務経験がないと採用されないこともあるので、採用ハードルが低い契約社員で職務経験を積む方法です。
専門的な職種の場合、企業が求めるのは一定のスキルを持った即戦力となる人材です。既に職務経験があるなら、前職が契約社員でも評価されるので、正社員になれる可能性が高くなります。
副業をしている人
副業をしていて、ある程度収入を得ている人なら、契約社員として働くのに向いています。契約社員と副業の収入が半々であったり、副業の収入の方が多いような人です。
副業がある程度軌道に乗ってきたが、もう少し収入が欲しい場合でも良いでしょう。契約社員なら、契約期間が満了すれば退職するのも自由なので、副業がメインの収入源になったら注力することもできます。
スキルが有る人
スキルが有る人は、契約社員が向いています。例えば、SEやプログラマーなどのスキルが有るなら、契約時に決められた業務以外をやらなくて良いため、自分の業務に集中できます。
自分の時間も調整しやすいので、勉強をしてスキルアップすれば、契約が切れても次の仕事を探すのにも苦労しないでしょう。
契約社員として生きていくなら、需要があるスキルを持っていることが重要です。
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契約社員に向いてない人の特徴
- 安定的に働きたい人
- 将来的にキャリアアップしたい人
- 専門的なスキルがない人
- ローンを借りる予定がある人
- 目的なく契約社員になろうとしている人
安定的に働きたい人
仕事に安定を求める人は、契約社員には向いていません。契約社員は企業の都合で雇止め似合うリスクが有り、正社員と比べて、簡単に解雇になることがあるからです。
現在では、終身雇用という考え方は廃れつつあり、正社員が安心なわけではありません。それでも正社員の方が、法律的に見て雇用が守られているのが現実です。
安定を重視するなら、正社員を選択しておくべきでしょう。
将来的にキャリアアップしたい人
契約社員は、昇格がない事が多いため、キャリアアップしたい人には向きません。例え責任者としてもポジションが与えられたとしても、契約社員のままであれば、本質的に昇格したとは言えないでしょう。
契約社員からキャリアアップをするなら、正社員になってからがスタートラインです。正社員登用が有る企業を選ぶか、最初から正社員として入社するのが賢明です。
専門的なスキルがない人
専門的なスキルがない人は、契約社員は向きません。スキルがないまま契約社員になったとしても、誰でもできる仕事しか任されないからです。
会社側は、契約社員を育てるようなことはないため、役立つスキルや経験は得られません。年齢とともに転職市場価値も下がるため、次の仕事を探すのが難しくなっていきます。
スキルを自分で身につけるか、早めに正社員に転職しておくのがおすすめです。
ローンを借りる予定がある人
住宅ローンなどのローンを借りる予定がある人は、契約社員はやめておきましょう。契約社員は安定していないと思われてしまうので、ローンの審査を通過しない可能性が高いです。
もちろん、銀行や条件にもよるので、必ずしも審査に通らないわけではありません。わからなければ、まずは問い合わせてみましょう。
目的なく契約社員になろうとしている人
なんとなく契約社員になろうとしている人は要注意です。目的もなく契約社員になると、スキルが身につかないうえ、契約満了後に仕事がなかなか見つからない可能性があります。
正社員より条件が良いケースもありますが、契約社員になる際は、明確な目的を持ってなるべきです。
契約社員以外のおすすめの働き方
正社員
契約社員以外では、正社員として働くのが最もおすすめです。正社員は無期労働契約で、期間の無い雇用形態です。期限がないのは安定面では大きなメリットです。
また、福利厚生では、正社員のみを対象にした制度がある企業もあります。給与、ボーナスなどでも契約社員と差があるので、正社員を選ぶ方が賢明です。
正社員へ転職するなら、マイナビエージェントなどの転職エージェントを利用しましょう。自分に合った企業の紹介や履歴書の添削、面接対策などが受けられ、転職成功までサポートしてもらえます。
フリーランス
スキルがあれば、フリーランスとして働く方法もあります。フリーランスのメリットは、自分で仕事量を選択できることです。契約社員よりも不安定な点はありますが、働き方の自由度は高くなります。
フリーランスは基本的に、案件ごとの契約です。仕事を複数受けることもできますし、単価が高い案件を受注できれば、高収入も目指せます。
最初は、フリーランスエージェントを利用しましょう。手数料は取られてしまいますが、案件を紹介してもらえるので、フリーランス活動への足掛かりにできます。
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契約社員から正社員を目指す方法
契約社員からの正社員への登用を目指す
契約社員から正社員になるには、現職で昇格を目指すのが手っ取り早いです。企業によっては、正社員登用制度があるので、上司に制度の確認を行いましょう。
また、制度がなくとも成果を上げていれば、正社員での雇用の可能性はあります。自身の能力を示すことが重要です。企業によっては正社員登用試験を受ける必要がある場合があります。
契約社員として5年以上務める
契約社員から正社員になるには、現職で5年以上務めて、正社員になる方法もあります。契約社員として5年以上勤めれば、無期転換ルールによって無期労働契約に転換できるので、その際に正社員を希望する方法です。
ただし、必ずしも正社員になれるわけではありません。有期労働契約時に正社員同様の職務をしていた場合でも、正社員への転換率は3割程度で、原則としては有期労働契約時と同条件で無期転換する事になっています。
一方で、会社独自の正社員登用制度がある場合、正社員になった無期転換者の割合は66.9%です。会社に正社員登用の制度があれば、正社員になれる可能性が高くなります。
正社員へ転職する
契約社員から正社員になる方法として、一番確実な方法は転職です。スムーズに転職するなら、期間満了のタイミングに合わせて転職できるようにするのが良いでしょう。
正社員と違い、契約社員はやむを得ない理由がないと、契約期間途中で会社を辞めることはできません。
もちろん会社から同意を得られれば退職はできますが、無用なトラブルを避けるため、契約期間は満了することをおすすめします。
正社員へ転職するコツ
キャリアの棚卸しをする
キャリアの棚卸しのポイント
- 今までの職歴
- 職務内容
- 実績と評価
- 保有スキル
- やりがいを感じた経験
- 失敗の経験
転職するときには、キャリアの棚卸しをしましょう。キャリアの棚卸しをすることで、自分の強みが明確になり、どこをアピールするべきかが見えてきます。
また、どんな仕事が得意なのか、やりがいを感じるのかもわかるので、将来のキャリアプランを立てる際にも役立ちます。
転職理由を明確にする
転職の目的を明確にすると転職成功率が上がります。自分が仕事に何を求めているのかを掘り下げ、優先度をまとめておきましょう。
目的がはっきりしていれば、転職の軸がぶれず、面接などでも受け答えをしっかりできます。また、自身の目的に合っていない企業に入って、すぐに退職することも起こりません。
転職の目的が明確にできない人は、マイナビエージェントなどの転職エージェントに相談してみるのもいいでしょう。キャリアプランの相談にも乗ってもらえるため、転職の目的や優先度を決める助けになります。
現職での成果をまとめる
契約社員であっても、現職で成果を出せば採用時の評価に繋がります。業務の中で成果になることがあれば、まとめておきましょう。
もし、成果がわからないようなら、転職エージェントに相談するのがおすすめです。採用者目線で業務内容を見てくれるので、自分では気付かないようなアピールポイントを洗い出してくれます。
資格を得てから転職に臨む
目指している業界がある場合、契約社員として働きながら資格の取得などを行いましょう。資格を取っていれば、契約社員でも面接で悪印象を持たれません。
実務経験が無くても、資格を取得することで意欲をアピールすることにもなります。取っておいて損になることはないので、積極的に取得を目指すべきです。
企業・業界研究を行う
転職するときには、企業・業界研究が必須です。企業のオフィシャルサイトやプレスリリース・投資家向け情報・業界専門誌などをチェックして、仕事の特徴や社風を把握しましょう。
企業研究を徹底することで、入社後にイメージとのギャップに戸惑うリスクを軽減できます。結果的に長く続けられる仕事に就け、仕事のやりがいや面白さを見出せます。
企業の情報収集には転職エージェントも役立ちます。転職エージェントは企業との繋がりがあるため、内部事情などに詳しいです。
転職エージェントを利用する
契約社員から転職を目指す場合、資格などがないなら転職エージェントの利用がおすすめです。契約社員から転職を目指すなら、契約期限の1ヶ月程前から転職エージェントに登録して転職活動をしましょう。
中でもマイナビエージェントは、未経験からの転職や、第二新卒・フリーターの転職に強いので、契約社員からでも正社員を目指せます。
正社員を目指すのにおすすめの転職エージェント
転職サービス | 特徴 |
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doda |
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レバテック キャリア |
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アクシス コンサルティング |
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マイナビエージェント
20代・若手に強い転職エージェント
(出典:マイナビエージェント)
マイナビエージェントのポイント
- 20代に信頼される転職エージェントNo.1
- 登録者の80%が34歳以下
- 業界ごとに専門キャリアアドバイザーがいる
評価 | ★★★★★ |
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得意領域 | 未経験、既卒・第二新卒 |
雇用形態 | 正社員、契約社員 |
対応エリア | 全国
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マイナビエージェントの特徴
マイナビエージェントは、若手の求職者に人気の大手転職エージェントです。新卒就職で最大手のマイナビが運営し、着実に実績を積んできています。
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さらに、面接が苦手な方に向けて模擬面接を実施しています。利用回数に制限はなく、夜間や土曜日の相談も受けているため、働きながらでも安心して面接対策をしてもらえます。
マイナビエージェントの評判と口コミ
リクルートエージェント
業界トップクラスの転職エージェント
(出典:リクルートエージェント)
リクルートエージェントのポイント
- 公開・非公開求人数が業界トップクラス
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評価 | ★★★★★ |
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得意領域 | 幅広い業界・年代に対応 |
雇用形態 | 正社員 |
対応エリア | 全国
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リクルートエージェントの評判と口コミ
契約社員に関するQ&A
30代で契約社員はやばい?
30代で契約社員なら、早めに正社員になるのをおすすめします。年齢が上がれば、強みがないと転職が難しくなり、スキルが身につかない契約社員は不利になるからです。
契約社員から正社員になれるか?
契約社員から正社員になることは可能です。正社員登用制度があれば、条件を満たせば正社員になれます。
まずは、上司に正社員になるための条件を確認してみましょう。
まとめ
この記事では、契約社員になってはいけない理由を紹介しました。契約社員には、様々なデメリットが有るので、契約社員になる前によく考えましょう。
基本的には、契約社員より正社員がおすすめです。契約社員よりハードルが高いこともありますが、転職エージェントを利用することで、成功率を上げられます。
正社員へ転職するなら、マイナビエージェントやハタラクティブなど、複数の転職サービスを利用すれば、効率的です。