- むかつく転職エージェントに遭遇してしまった人
- 1つの転職エージェントしか登録していない人
- これから転職活動を始めたいと考えている人
終身雇用制度が崩壊した現在の日本社会において、「転職」は珍しいことではなくなった。むしろ転職は当たり前の時代であり、実際、毎日多くの人が転職活動を行っている。それに伴い、転職エージェントの需要も着実に伸びている。
皆さんは、転職エージェントを利用したことがあるだろうか。転職エージェントサービスに満足できるかどうかは、担当者による部分が大きい。優秀で親切な担当者に担当してもらえれば良いが、もちろん、そうでないケースもある。お互い人間なので、性格が合わない場合もあるだろう。
筆者は、転職エージェントは、転職を考えている人なら必ず登録すべきサービスだと考える。しかし、「担当の転職エージェントがうざい」「電話勧誘がしつこい」「むかつく」といった声を耳にすることも多い。
そこで今回は、「むかつく転職エージェントに遭遇した時の対処法」について解説していく。また、「むかつく転職エージェントの特徴」や「おすすめの転職エージェント」も紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
なお、詳しくは後述するが、まずハイキャリア志向の人には、リクルートダイレクトスカウトがおすすめだ。さらなるキャリアアップを考えている人は、登録してみてほしい。ハイクラス向けのサービスに特化しているので、エージェント一人ひとりの能力も高い。
- むかつく転職エージェントは存在する
- むかつく転職エージェントに遭遇した場合、担当者変更申請などをするべき
- むかつく転職エージェントを避けるためにも、転職エージェントは複数登録すべき
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- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
むかつく転職エージェントの特徴
まず、「むかつく転職エージェントの特徴」を紹介する。以下のような特徴を持ったエージェントに遭遇した場合は、要注意である。
- 常に上から目線
- ノルマ最優先
- 結論しか言わない
- 知らないのに知っているふりをする
- 電話やメールがしつこい
常に上から目線
エージェントの中には、常に上から目線の人もいる。なぜか高圧的な態度で、偉そうに話してくるのである。転職エージェントに対して「むかつく」と感じてしまう理由の第1位だと言えるだろう。
実際、オブラートに包まずに、「あなたの経歴じゃ無理」「この条件は無謀すぎる」と言ってくるエージェントも多いそうだ。
ノルマ最優先
ノルマ最優先の転職エージェントも多い。エージェントも、ボランティアでなく、ビジネスマンとして接客しているので、ノルマ重視・利益重視の考え方もある程度は仕方ない。しかし、ノルマ最優先で対応されると、当然そのエージェントに任せたいとは思えなくなる。
「この会社なら簡単に転職できますよ」と、転職しやすい会社ばかりを紹介してくるエージェントも多いので、気をつけてほしい。
結論しか言わない
結論しか言わないエージェントには、要注意である。おすすめの求人だけ提示してきて、「なぜこの求人が自分におすすめなのか」についての説明は少ないケースだ。「こちらの話を聞いているのか?」「しっかりと考えているのか?」と疑ってしまうのは当然である。
見当違いな求人ばかりを紹介され、時間を無駄にしてしまう可能性もある。このタイプのエージェントが担当になった場合、納得のいく転職活動を行うことは難しいだろう。
知らないのに知っているふりをする
知らないのに知っているふりをするエージェントにも、むかついてしまうだろう。分からないことは分からない、知らないことは知らないと素直に言えるエージェントこそ、心から信用できるものだ。
電話やメールがしつこい
電話やメールがしつこいエージェントに対して、「うざい」「むかつく」といった感情を抱いてしまうのは仕方がない。優秀なエージェントであれば、しつこい営業はしないはずだ。
「毎日何度も電話がかかってくる」「興味のない求人を毎日紹介される」といった声も少なくない。最悪の場合、トラブルに発展することもあるそうだ。
むかつく転職エージェントに遭遇した時の対処法
続いて、「むかつく転職エージェントに遭遇した時の対処法」について解説していく。マイナビエージェントのような、評判の良い転職エージェントではあまり心配はいらないが、もしも上記のような特徴を持ったエージェントに遭遇したら、ぜひ実践してみてほしい。
主導権を握るために、要望を細かく伝える
上述したように、転職エージェントの中には、常に上から目線の人や、ノルマ最優先の人も存在する。大切なのは、そのようなエージェントに主導権を握られないことだ。
こちらが主導権を握るためには、自分の要望を細かく伝えなければならない。また、あらかじめ、「してほしくないこと」をはっきりと伝えることも、非常に重要である。例えば、以下のようなことは、必ず伝えておきたい。
- 平日昼間に電話しないでほしい
- 条件に合わない案件は紹介しないでほしい
- 年収〇〇万円以下の求人は紹介しないでほしい
- 平均残業時間が〇〇時間を超える企業は紹介しないでほしい
担当者変更の申請を行う
要望を細かく伝えても、なおむかつくと感じるエージェントは、変更してもらうしかない。基本的には、転職エージェントの公式サイトから変更申請を行うことで、担当者の変更ができる。担当エージェントの変更は、決して珍しいことではないので、余計な心配はしなくても大丈夫である。
ただし、何度も何度も担当エージェントの変更を行うと、当然印象は悪くなり、親切に対応されなくなっていく可能性もある。そのようなリスクも頭に入れておこう。
他の担当者の意見も聞きたいと伝える
「申し訳ない」と感じ、担当者変更の申請を遠慮してしまう人も多いだろう。その場合は、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝えてみてほしい。そうすることで、現担当者に失礼のないまま、自然な形で、担当者の変更が可能になる。
例えば、以下のような形でメールを送ってみてもよいだろう。
「〇〇様には丁寧に対応してもらっており、非常に感謝しております。しかし、□□業界に関する情報がもう少し欲しいというのが正直な気持ちです。差し支えなければ、□□業界についての情報を豊富に持っている担当者の方と、一度お話をさせていただけないでしょうか。」
「いつも的確なアドバイスをくださる〇〇様には大変感謝しております。しかし、〇〇様のご意見と、私の考えとで、多少のズレを感じております。コミュニケーション不足は私の問題でもありますが、もし可能でしたら、他の担当者様とお話をさせていただけないでしょうか。」
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転職エージェント選びに注意しよう
大切なのは、自分に合う転職エージェントを利用すること
転職活動を成功させる上で大切なのは、自分に合った転職エージェントを利用することだ。
上から目線のエージェントや、結論しか言わないエージェントが担当になってしまった場合、自分にとってベストな求人に出会える可能性は低くなるだろう。むかつく担当者に遭遇しないためにも、やはり、転職エージェントの評判は前もって調べておきたい。
評判の良い転職エージェントを複数ピックアップし、実際に登録・面談し、比較してみよう。自分に合った転職エージェントが見つかるはずだ。
おすすめの転職エージェント
最後に、おすすめの転職エージェントを紹介する。
上述の通り、最もおすすめしたいのは、日本最大級の転職エージェントであるマイナビエージェントだ。求人情報の豊富さに加えて、サポート体制も充実している。転職を始めたての人はまずは登録しておいて間違いはない。数多くの優秀なエージェントが在籍しており、むかつく担当者に遭遇する可能性も極めて低いであろう。
また、ハイキャリア向けのJACリクルートメントにも登録してみてほしい。管理職や専門職向の求人情報を多く取り扱っており、非公開求人も豊富だ。登録者一人ひとりの状況に応じた、質の高いコンサルティングを受けられると評判である。
さらに、コンサル向けのアクシスコンサルティングもおすすめだ。高い書類通過率を誇り、面接対策も評判が良い。上から目線の、高圧的なエージェントも少ない。コンサルファーム出身のエージェントが多く在籍しているので、コンサル業界を目指す人は、ぜひ登録してほしい。
今日は以上だ。