看護師を辞めたい人の転職基準｜辞めた人の口コミ体験談

「看護師の仕事は辛すぎる」

「でも、看護師を辞めてよいのか不安…」

看護師のお仕事は、常に人手不足であり、覚えなくてはいけないことも多いです。看護師に向いていないと思えたり、仕事を辞めたいと考える方も大勢いらっしゃいます。

しかし、平均年収は他職種よりも高く、看護師を辞めてよいのか判断に迷いますよね…

そこで当記事では、看護師を辞めるべきかどうかの判断基準はもちろん、前向きな転職方法をすべて紹介しています。

子育てや結婚によるライフステージ別のおすすめな働き方や、転職やキャリアチェンジのやり方を記載しているので、不安を払拭する参考にしてください。

看護師を辞めたい人は多い？

新人看護師の1割弱が実際に辞めている

	離職率
新卒看護師	7.8％
既卒看護師	17.7％

出典：2021年病院看護・外来看護実態調査｜日本看護協会

看護師は、離職率の高い職種です。2021年に日本看護協会が調査した結果では、新人看護師の7.8％が実際に退職しているため、潜在的に辞めたいと思っている人は2倍以上は存在することが想定できます。

更に、新卒以外の看護師では17.7%が実際に退職を行っています。日本企業の離職率が平均14.2％であることを踏まえると(令和2年雇用動向調査｜厚生労働省)、看護師は辞めたいと思いやすい職種だと言えます。

看護師は大変なことが多い

看護師は時として理不尽なことに対応することがあり、朝起きて職場に向かうのが億劫になることも少なくありません。実際に看護師として働く方からは、

ウチの妻は看護師なのですが、やはりコロナ以降は外出も制限され、辛い日には、
時々夜中にふと泣きだす事もあります。

しまりすママさんの辛さ、僕の想像など及ばないものだと思います、簡単に
口にできる事ではないですが
心労が少しでも癒されるよう、思っております。
お身体お気をつけて。

— 威夜雄(イヤァオ) (@takahi69wada) April 25, 2022

夜勤し始めてから寝る時間バラバラで日勤が辛い

— ????????幸せの青い看護師 (@toarudaisukimm) May 14, 2022

新卒の子達が泣いている…
看護師なんて辛いの当たり前だよ、命預かるんだもん。
その後も辛いこといっぱいあるし。

けど、仕事ってなんでも大変。
学生時代は辛かったら行かなくていいよ、って言われたけどお金貰ったらそんな簡単じゃない。

辛かったら辞めてもいいけど、次も辛いんよ、結局。

— Mayu-ya (@Mayuya27663873) April 24, 2022

「外出も制限されて泣き出してしまう」「夜勤が辛い」「命を預かるプレッシャーが重い」という呟きが見られます。

看護師に向いてる人、看護師に向いていない人というくくりではなく、誰にとっても辞めたくなる事柄があり、看護師を辞めたいと思っているのは、あなただけではありません。

看護師を辞めたいのは甘え？

出典：2021年看護職員実態調査｜日本看護協会

看護師を辞めたいと思っても、甘えではありませんので安心して下さい。実際に看護師として働いた方の半分以上は、転職の経験があります。

勤務先も平均すれば3ヵ所以上に転職している方が多く、キャリアを変えたいという気持ちは誰にでも訪れる変化なので、前向きに捉えましょう。

看護師一年目で辞めたいと思っていても大丈夫

一年目で辛い看護師さんへ

どうしても辛かったら逃げて大丈夫。
看護師免許は強いです

働き方はたくさんあるから。
特に理不尽な出来事に我慢し
自分の心と身体を壊してまで喰らいつく必要は必ずしもないです。

— うに???????? (@Av7Krk) April 25, 2022

看護師として働いてみて、辞めたいと思うことは恥ではありません。看護師免許は、全ての資格のなかでもしっかり生計を立てられる資格なので、心と身体の健康を第一に考えるべきです。

看護師の辞めたい理由

看護師が仕事を辞めたくなる理由はたくさんあります。職場や患者さんとの人間関係に悩んだり、自分のスキル不足で患者さんに迷惑をかけたくないなど様々です。

新人看護師の辞めたくなる理由

新人看護師は、10人いれば1人が辞めるほど退職率が高いです。看護師の養成学校をでて、たくさん勉強して看護師免許をとったとしても、理想と現実のギャップに戸惑う方が多いです。

幅広い知識が必要とされる上に、職場に馴染むことにも時間がかかるので、仕事ミスが増えることが主な要因です。新人時代は誰しも辞めたいと思うものなので、自分を必要以上に責める必要はありません。

看護師2年目の辞めたくなる理由

看護師2年目になると、必ず任されるのが新人教育です。実務を通じて技術が高まってきたとしても、教育が新しい課題として立ち塞がり、辞めたくなる方もいます。

新人看護師が成長しないことに、ヤキモキされることも多いです。また、担当する患者さんも、新卒1年目時代とは違う階層になるため、さらなる経験を求められるようになります。

看護師3年目の辞めたくなる理由

看護師3年目になると、「辛い、きつい」といった理由で辞めたくなる人が減ってきます。様々なアクシデントにも対応できるようになり、職場にも慣れてくるので精神的疲労が減少していきます。

3年目の退職理由はポジティブに変わることが多く、キャリアチェンジやライフステージの変化です。2～3年働くと次のキャリアで有利になるので、転職を考えるのに良いタイミングでもあります。

看護師5年目の辞めたくなる理由

同じ職場で5年務めると、周りのキャリアが気になりだします。他の職場で働いている知人が輝いて見えたり、看護師10年目以上のベテランを見て自分は違う生き方をしてみたいと思うようになります。

日本看護協会の調査で、看護師として3つ以上の職場で働くことが平均であると公表されています。同じ職場で働き続けること、キャリアを変えることのメリット・デメリットを考えて転職を判断しましょう。

看護師を辞めて良かった人の口コミ

新人看護師さんの口コミ

仕事の内容と給与が合っていなく、辞めてよかったと思います。当時は残業代も支払われず、給与の減額が年々と増えていきました。給与のわりに命を預かるという責任のある仕事に対し、ある日突然恐怖心が芽生え、鬱になってしまい退職しました。

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25歳・女性

夫の仕事の都合上、子育てや家事のために看護師を続けるのが難しくなり、辞める決断をしました。結果として、子育てや家事はもちろん、家族との時間も確保できるようになり、日々の生活がとても幸せです。仕事のストレスが無くなったためか、お肌もきれいになりました(笑)。

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27歳・女性

新人看護師は、責任ある仕事にストレスを感じやすく、辞めて解放されたと言う人が多いです。残業代が支払われないブラックな職場もあるので、職場環境に不満がある場合は、転職を考えるのがおすすめです。

30代看護師の口コミ

人間関係が劣悪な職場環境にあり、現場のギスギスに耐えられなくなり辞めました。残業、夜勤が多く身体にも堪えていたため、辞めてよかったと感じています。余計な人間関係に悩むこともなく、立ち仕事による足腰の痛みも無くなりました。

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35歳・男性

結婚を機に看護師の仕事を辞めました。ちょうど毎日仕事に行くのが嫌だなとも思っていたので、仕事のストレスから解放されたことが1番良かったです。夜寝て朝起きるという生活ができるようになり、身体的にも楽になりました。

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31歳・女性

30代看護師は、人間関係によるストレスを感じる人が多いです。残業や夜勤による身体的な疲れも溜まりやすくなる年齢であり、看護師を辞めたことで、精神的にも身体的にも楽になったという口コミが見られます。

40代看護師の口コミ

夜勤からの日勤がハードすぎて、35歳を過ぎた頃から身体が持たなくなっていました。それでも家族を養うため数年耐えましたが、40を超えて限界を迎え転職を決心しました。夜勤のない職場に転職したので、夜はぐっすり眠れて健康になった気がします。

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42歳・男性

40代看護師は、身体的な疲労を感じやすいです。とくに夜勤からの日勤がキツくなる頃なので、夜勤が無い職場に転職して、規則的な生活リズムを取り戻したという口コミがあります。

看護師を辞めなくて良かった人の口コミ

新人看護師さんの口コミ

看護師をしていると、日々少しずつ成長していく自分に気づけるのが、続けていて良かったと思える理由です。初めは、一つ一つに慎重になりすぎていて、全てに緊張し手が震えていることもありました。しかし、少しずつ自分に自信が持てるようになってからは、患者さんへの接し方や職場での環境が良い方向に変わっていくことを実感しました。これからも成長できるよう勉強に取り組み、職場で少しでもその知識が役に立つよう努力したいと思えています。

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24歳・女性

看護師として働ける場所は病棟だけでなく、求人も常に色々な場所からあるので、自分に合った職場を強気で探すことができるので、辞めなくて良かったと思います。看護師は、非常勤でも事務職より時給が良く、どんな時でも自分を助けてくれる資格・スキルだと感じます。

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29歳・女性

新人看護師は覚えることが多いので、成長としてプラスに捉えられる人は、辞めなくて良かったと感じるようです。病棟以外にも豊富な求人があるので、仕事に困ることがないのも、看護師の大きな魅力といえます。

30代看護師の口コミ

若い頃は、先輩にキツく言われることも多く、辞めたいと感じることは多かったです。しかし、個人的には納得のいく収入を得ていますし、今は職場環境も居心地がいいので、続けていて良かったと感じています。

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38歳・男性

30代になると、先輩からキツく叱られることも無くなり、若い頃に比べると辞めたいと感じることが減るようです。看護師は収入もよく、職場環境に恵まれれば、続ける価値のある職業と言えます。

40代看護師の口コミ

辞めたいと思ったことは何度もありますが、子どもが大きくなり手間がかからなくなったことと、自分自身キャリアとしてやりたいことがあったので、辞めなくて良かったと思います。辞めたいと感じていた頃は、子育ての関係で早退や休みをもらうことが多く、一部のスタッフから「またか」と思われるのが憂鬱でした。

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40歳・女性

看護師は命を預かる仕事なので、やりがいを感じられますし、家族のためにも辞められないです。患者さんからの感謝の言葉や、先輩・後輩からの労いの言葉を受け取るたびに、改めて頑張ろうと思えます。

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42歳・女性

40代看護師は、家族のために辞められないという人が多いようです。家族以外の理由としては、キャリアアップややりがいを感じる点で、辞めなくて良かったという口コミが見られます。

看護師を辞めるべき？5つの判断基準

看護師を辞めたほうがいい基準

看護師を辞めるかどうかは、職場の状態で考えることが基本です。特に労働基準法を違反しての長時間労働や、残業過多などは自分の力で改善できないため、辞めるべきポイントになります。

また、先輩(お局さんなど)からハラスメントが見過ごされてる職場も早々に離れる判断をしたほうが良いです。身体への疲労だけでなく、心のケアを行ってくれない職場は危険と言えるでしょう。

時々ではなく、1年以上辞めるかで悩んでいる場合も退職したほうが良いです。辞めようか悩むこと自体がストレスになるため、新たな職場を探す行動自体が気晴らしにもなり、おすすめです。

看護師を辞めない方がいい基準

看護師に向いている、向いていないという判断基準では、辞めないほうがいいです。実務を経験すれば、慣れてきて仕事で悩む頻度が少なくなります。向き不向きよりも、前向きに仕事に取り組んでみましょう。

また、子育てや結婚によるライフスタイルの変化で、即退職をするのはおすすめできません。金銭的に余裕があるかどうかをしっかり考え、十分生活していける判断ができてから退職しましょう。

看護師を辞めるデメリット

年収が下がる可能性がある

職員規模	平均年収	月収	賞与
1,000人以上	540.98万円	36.65万円	101.18万円
100～999人	483.45万円	33.62万円	80.01万円
10～99人	440.39万円	31.43万円	63.23万円

参考：令和3年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

看護師は、職場によって年収が大きく変わります。厚生労働省の賃金調査では、小規模病院に比べて大規模病院は5万円以上給与が高く、安易に転職すると年収が60万～100万円下がることになります。

また、他職種への転職は注意が必要です。看護師の年収は、他職種に比較して高いです。看護師の平均年収498.6万円に対して、日本人の平均年収443万円であるため、給与ダウンのリスクがあります。

奨学金返済のリスクがある

奨学制度を利用したお礼奉公中である場合、奨学金の返済を求められる場合があります。残金を一括返済する場合や分割払いになるかなど、全て病院との規定で決められているので相談が必要です。

勤務年数に応じて返済額が変わることがほとんどなので、辞める前にしっかり確認しておきましょう。ちなみに、奨学金返済中に退職することは違法ではなく、労働者の権利です。

転職が成功するかどうかわからない

看護師としてのキャリアが浅いうちに辞めると、転職候補先に応募面で不利になることもあります。次の応募先で「すぐに辞めるのでは？」と警戒されるからです。

より具体的に言えば、看護師1年目で退職すると「3年以上の勤務経験」の職場に応募しにくくなります。即退職は、転職先の選択肢を減らす可能性があるので、転職サイトの担当などによく相談しましょう。

▼転職サイトとは

看護師を辞めたくなったら即やるべきこと

プリセプターに相談する

看護師を辞めたくなったら、まずは先輩看護師に相談しましょう。同じような経験をしてきているはずなので、適切な助言がもらえる可能性が高いです。

プリセプターが怖くて仕方ない場合は、師長(婦長)に相談してみましょう。悩んでいることが解決できればベストですが、話すだけでも気持ちが楽になるはずです。

仕事ができないことで自分を責めすぎない

看護師は、様々な患者さんに対して、適切な医療を覚えていかなければいけません。慣れないうちは、仕事のミスをするたびに怒られて、怒る人が側にいるとまたミスする悪循環に陥りがちです。

そんなときは、開き直ることも重要です。きちんと前に進んでいければ問題ない仕事を任されているはずなので、どんな仕事もはじめはミスをするものと割り切り、ストレスを溜めない思考法をもつべきです。

看護師のやりがいを見つめ直す

看護師を辞めたいと思っているときは、日々の業務に忙殺されていることが多いです。そんなときは、初心に戻って、なぜ看護師を目指して学校に通ったかを思い出しましょう。

人の役に立ちたかったり、誰かに寄り添った仕事をしたいと持って看護師になった方も多いです。患者さんから直接感謝されるなど、看護師ならではのやりがいを考えると、疲れが軽減されるかもしれません。

年収が高いことを自覚する

看護師の年収は、他職種に比べて高いです。看護師の平均年収は約498万円、日本人の平均年収は約443万円(国税庁調査)なので、60万円近く高い給料をもらっていることになります。

看護師資格は国家資格であり、他職種よりも給与は高く設定されているぶん、辛いことがあるのかもしれません。お金は絶対ではないですが、年収が高いことも吟味して看護師という仕事を考え直してみましょう。

転職サイトに登録する

看護師を辞めたいと思ったら、即行動に移して欲しいのが転職サイトの登録です。転職サイトでは、求人情報を見ることはもちろん、専属の担当に辞めるべきかの相談も無料で行えます。

実際に転職する必要はなく、自分が転職できるかどうかを確かめるだけでも、精神的に余裕が持てます。予め転職先を見つけておくことで、心のバランスを保てるので非常におすすめです。

看護師が転職を成功させるポイント

辞めたいと思った理由を解決できる職場探し

ストレス要因	人数	割合
職場の人間関係	299人	35.9%
ノルマや求められる成果	121人	14.5%
労働時間が長い。残業が多い	120人	14.4%
お客様との人間関係・クレーム	96人	11.5%
やりがいや面白みを感じられない	50人	6.0%
待遇(給与や福利厚生など)が悪い	44人	5.3%
責任が重い	36人	4.3%
成長・キャリアアップできない	27人	3.2%
裁量権のなさ	22人	2.6%
社風が合わない	17人	2.0%

看護師は、他の職種よりも高ストレス状態になりやすい職種です。気遣い上手な方や愛情深い方が多く、スタートアッププラスが行った調査では、看護師全体の3割の方が仕事にストレスを感じています。

辞めたくなった原因やストレス要因を特定して、それを解決できそうな職場を選ぶべきです。キャリハイ転職が行ったストレス要因調査を見て、転職活動に活かしましょう。

在職中に転職活動を行う

転職活動は、仕事を辞める前に行うのが鉄則です。在職中に転職活動を行えば、金銭面でのストレスが少なく、ブランクの不安も低減させることができます。

退職後に転職活動すると、収入の不安があるために焦って職場を探しがちです。余裕をもって良い職場を探すために、辞める前に転職サイトに登録することをおすすめします。

複数の転職サイトに登録する

転職活動を行う場合は、複数の転職サイトに登録しましょう。転職サイトによって得意な施設や職種が異なるため、1つの転職サイトに登録するよりも豊富な求人を見ることが可能です。

実際にリクルートの調査では、転職サイト利用者のうち約74%が2つ以上のサイトを活用しています。転職サイトは無料で使えるので、まずは大手の「レバウェル看護」「ナースではたらこ」の2社に登録しましょう。

転職サイトのキャリア担当に相談する

転職サイトに登録すると、キャリアのプロであるキャリアアドバイザーにいつでも相談可能です。看護師を辞めるべきかの相談はもちろん、いまの職場の不満を解決できるかを聞くのがおすすめです。

自分のキャリアにあった求人を紹介してもらえることはもちろんですが、実は今の職場が恵まれていることに気づかせてくれるかもしれません。完全無料なので、登録だけでもしてみましょう。

口コミチェックと職場見学をおすすめ

転職先がある程度絞り込めたら、実態を確認するために口コミサイトをチェックしましょう。特に「ナース専科」は、看護師や看護学生向けに、全国の病院やクリニックの口コミを掲載しているのでおすすめです。

また、職場見学させてもらえるようであれば、必ず日程調整して伺いましょう。職場見学のお願いができなそうであれば、シレっと病院や施設を見に行き、待合室などを見るだけでも雰囲気を把握できます。

看護師の転職方法

転職サイト｜非公開求人も見れて一番おすすめ

転職の希望条件にあった求人を探しやすい

転職サイトは、自分にあった求人を見つけやすいことがメリットです。例えば業界最大級の転職サイト「レバウェル看護」では、約14万件のお仕事のなかから職場を選べるため、利用者が年々増加しています。

プロのアドバイザーが転職をサポート

看護師向け転職サイトは、求人が掲載されているだけでなく、プロのキャリアアドバイザーが仕事探しを手助けしてくれます。職場探しはもちろん、企業への連絡や面接調整などを全て無料でサポートしてくれます。

▼キャリアアドバイザーのサポート内容/タップ開閉

• アドバイザーのサポート内容
  ・書類の添削といった選考対策 ・質問される内容の共有などの面接対策 ・応募から面接までの日程調整 ・給与などの条件交渉 ・入職後のフォロー

履歴書添削や面接対策をしてもらえる

転職サイトを利用すると、自分ひとりでの転職より合格をもらいやすくなります。利用満足度96%の「看護roo」では、聞かれる質問の共有など面接対策までサポートしてくれるため、有利に選考を進めます。

人間関係や職場環境などの暴露話が聞ける

転職サポートつきの転職サイトでは、求人紹介時に職場の内部情報聞くことができます。求人情報に掲載されていない雰囲気や人間関係など、リアルな職場環境を聞くことも転職サイト利用のメリットです。

非公開求人を紹介してもらえる

転職サイトは、ネット上に掲載している「公開求人」とは別に「非公開求人」を大量に抱えています。通常は見つけられない求人を紹介してもらえるので、条件や待遇面を見るだけでも利用を推奨できます。

▼転職サイトが一部求人を非公開にする理由

• 転職サイトが求人の一部を非公開にしているのは、採用する企業側が「応募者の殺到を避けてほしい」とお願いをしているからです。公開求人より高待遇なことが多く、より良い求人に出会える可能性があります。

ナースセンター｜国や都道府県の運営で安心

ナースセンターは、国や都道府県が運営する職業紹介サービスです。転職サイト同様、無料で使えるうえ、再就業支援研修や体験研修などを受けられます。

営利企業である転職サイトをイマイチ信頼できない人でも、ナースセンターなら都道府県の看護協会が運営しているので安心でしょう。

また、ナースセンターは都道府県ごとに設置されているので、地方に住んでいる人におすすめです。転職サイトが扱っていない求人でも、ナースセンターなら見つかる可能性があります。

ナースセンターはこちら

ハローワーク｜職業訓練を受けることも可能

ハローワークは、看護師の転職にもおすすめです。国が運営する行政機関なので、ナースセンター同様、転職サイトが信頼できない人も安心して利用できます。

一般企業への転職も視野にある人は、ハローワークも併用して利用してみましょう。希望の職場に就職できるよう職業訓練を受けられるので、じっくり転職活動を進めたい人は活用しましょう。

ハローワークはこちら

知人経由の施設紹介

看護師の知り合いが多ければ、知人経由で紹介してもらう方法があります。看護師仲間からの口コミであれば、施設の内情も信頼できるため、良い職場に巡りやすいです。

おすすめの転職サイトランキング

おすすめ転職サイト：目次
▼20代	▼30代	▼40代

20代におすすめの転職サイト

マイナビ看護師	ナースではたらこ	レバウェル看護
【サポート体制】 相談会を随時開催 書類作成や添削 条件交渉/日程調整	【サポート体制】 24時間連絡を受付 書類作成や添削 条件交渉/日程調整	【サポート体制】 LINEで連絡可能 書類作成や添削 条件交渉/日程調整
公式	公式	公式

20代の看護師転職におすすめの転職サイトです。20代は実務経験も転職経験も少ないので、転職サポートが充実した転職サイトを利用しましょう。

マイナビ看護師は、若手に強みを持つ人材大手マイナビが運営する転職サイトです。大手ならではのノウハウがあり、初めての転職や経験値の少ない20代の転職を数多く成功させています。

ナースではたらこは、24時間相談できるのが魅力です。現職の勤務時間を気にせず転職活動を進められるので、忙しい人にもおすすめです。20代で転職するなら、サポート力のある転職サイトを選びましょう。

30代におすすめの転職サイト

レバウェル看護	ジョブメドレー	ナースではたらこ
【サポート体制】 LINEで連絡可能 書類作成や添削 条件交渉/日程調整	【サポート体制】 勤続支援金あり スカウトで内定UP 24時間対応可能	【サポート体制】 24時間連絡を受付 書類作成や添削 条件交渉/日程調整
公式	公式	公式

30代の看護師転職におすすめの転職サイトです。30代の転職では、結婚・出産・育児のブランクを経て復職する人に強い転職サイトや、キャリアチェンジ・キャリアアップに柔軟に対応できる転職サイトがおすすめです。

レバウェル看護は、ブランク可や託児所ありの求人が豊富です。アドバイザーとの連絡はLINEでできるので、子育てや家事の合間に、自分のペースで転職活動を進められるのが魅力と言えます。

ジョブメドレーは、医療・介護業界に特化した転職サイトなので、看護師はもちろん、看護師以外へのキャリアチェンジにも対応しやすいです。30代の転職なら、復職やキャリアチェンジに対応できる転職サイトに登録しましょう。

40代におすすめの転職サイト

医療ワーカー	レバウェル看護	ナースではたらこ
【サポート体制】 メルマガ求人配信 書類作成や添削 条件交渉/日程調整	【サポート体制】 LINEで連絡可能 書類作成や添削 条件交渉/日程調整	【サポート体制】 24時間連絡を受付 書類作成や添削 条件交渉/日程調整
公式	公式	公式

40代の看護師転職におすすめの転職サイトです。40代の転職では、管理職を考えて非公開求人が多い転職サイトや、年齢不問の求人が多い転職サイトに登録しましょう。

医療ワーカーは好条件の非公開求人が多く、メルマガに登録しておけば、優良求人を優先的に案内してくれます。｢40代活躍｣｢50代活躍｣などで絞り込むことができ、転職に不利を感じる年齢でも希望に合う求人を見つけやすいです。

レバウェル看護は、業界最多の求人数を扱っており、必然的に選択肢の幅が広がります。40代の転職なら、非公開求人を含む求人数が多い転職サイトを選びましょう。

病院以外の転職先はどこ？企業看護師が人気

看護師の種類	概要
美容クリニック 人気	仕事内容：美容施術や薬剤の処方 勤務地　：美容クリニック 平均年収：約500万円 基本給＋業績インセンティブあり
企業看護師 (産業看護師) 人気	仕事内容：従業員のカウンセリング等 勤務地　：一般企業 平均年収：約400万円 土日祝日休み、夜勤なしで人気
コールセンター	仕事内容：健康相談、問い合せ対応等 勤務地　：一般企業 平均年収：約420万円 マニュアル業務でシンプル
CRC/CRA	仕事内容：治験実施～報告等 勤務地　：製薬会社、治験施設 平均年収：約400万円～800万円 製薬会社勤務は高収入
保育園看護師	仕事内容：子供たちのお世話全般 勤務地　：保育園 平均年収：約390万円 子供好きの方の応募が多い

企業に転職する場合、人気が高いのは産業看護師です。勤務時間が10時～17時など安定していることに加え、残業はほぼ無いと言っても過言ではありません。

収入が高いのはCRA(臨床開発モニター)です。CRCに比べて製薬会社が職場になることが多く、必然的に大企業になるため、平均年収が600万円～700万円と高額です。

円満退職のやり方

前向きな理由で退職理由を伝える

円満退職に繋げるためには、「残業が多い」「給与が低い」「◯◯さんが嫌い」という待遇や人間関係へのネガティブを伝えてしまうと、退職までに余計なストレスを抱えるかもしれません。

できればポジティブな理由に言い換えて、退職意思を伝えましょう。円満退職するのであれば多少本音からそれても問題なく、他施設にもネガティブな理由で辞めた…と伝わることもないです。

また、体調不良などが事実であれば伝えてしまって構いません。具体的な事情を話せるのであれば、上司や同僚から引き留められずにすみます。

退職希望が通りやすい時期に退職

円満に辞めるのであれば、退職しやすい時期に辞められるように調整することも必要です。人事異動や組織変更がある年度末に合わせて退職すれば、施設側に迷惑がかかりにくいです。

また、看護師2年目であれば、新人看護師の成長レベルに合わて時期を考えましょう。組織だけでなく、患者さんのことも考えて退職時期を考えると、綺麗に辞めやすくなります。

1ヶ月～2ヶ月前に意思を表明

離職する場合は、最低でも1ヶ月前に申し出るのがマナーです。法律的には退職日の14日前に意思を伝えることになっていますが、周囲への配慮も含めて考えるべきです。

職場の看護師への引き継ぎ、荷物の整理などに時間もかかるため、できれば余裕を持って2ヶ月前に伝えるとスムーズに退職の流れにのりやすくなります。

▼看護師の退職の流れ(タップで開閉)

• STEP1

  退職を申し出て離職日を決定

  退職を上司に申し出ます。できれば2ヶ月前に伝えるように心がけましょう。離職に理解をもらえたら、離職日を決定します。

• STEP2

  退職までのtodoおよびスケジュール決定

  上司と話し合い、退職までにやらなくてはいけないことを洗い出します。特に「引き継ぎ」「有給消化」はしっかりと調整を行いましょう。

• STEP3

  退職届の提出

  退職届けを直属の上司に提出します。ただし、退職届に書く宛名は施設の院長であることが一般的であり、予め上司に確認しておくと間違いがありません。

• STEP4

  退職日に挨拶

  退職に関する手続きを終え、ユニフォームなどを返却します。できれば、お世話になった方に退職のご挨拶を行いましょう。

  また、患者さんにご挨拶すべきかどうかは上司に確認するのがおすすめです。病院によっては、患者さんへの退職挨拶を嫌がる場所もあるので注意が必要です。

転職サイトの担当や退職代行サービスに相談

円満退職する自信がなければ、転職サイトのキャリアアドバイザーに相談しましょう。キャリアアドバイザーは何万人もの転職ノウハウを持っているため、退職の仕方から退職届の書き方まで教えてくれます。

また、どうしても退職させてくれない場合は、退職代行サービスを使うのも選択肢です。円満退職にはなりにくいですが、強引な引き留めに合った場合は、退職のプロに任せましょう。

おすすめの退職代行サービス3選

退職代行	特徴
Jobs	・労働組合と連携しているから安心 ・基本料金27,000円で利用可能 ・無料の転職サポートあり
辞めるんです	・退職代行サービス初の後払い制 ・27,000円の定額で追加料金なし ・最短即日退職が可能
ニコイチ	・退職代行実績16年の老舗 ・27,000円の定額で追加料金なし ・退職後2ヶ月間のアフターフォロー

おすすめの退職代行サービスは、上記3社です。いずれも弁護士監修を受けているサービスなので安心して利用でき、100％の確率で退職できます。

また、料金は3社とも一律27,000円で利用可能です。退職代行Jobsのみ、より円満な退職を希望する方向けに、労働組合が交渉に入る「安心パックプラン(29,000円)」も提供しています。

3社ともLINEで無料相談が可能なので、退職代行を依頼する前にまずは気軽に相談してみましょう。

退職代行おすすめランキングはこちら

看護師転職の悩みやよくある質問

よくある質問 目次
▼転職サイトは使わない方がいいって本当？ ▼辞めたいのに辞めさせてくれない！どうすれば？ ▼美容皮膚科の看護師は辛いですか？ ▼看護師を辞めて違う仕事を探す方法は？ ▼転職先で人気な施設はどこですか？ ▼男性看護師でも転職できる？ ▼転職活動にかかる期間はどれくらい？

まとめ

看護師を辞めたいと思うことは普通です。大切なのは、辞めて後悔しないかどうかの基準を持つこと、その基準の中で退職するかどうかを判断することです。

もし辞める選択をするのであれば、退職前に転職活動を行い、金銭的・精神的につらくならないように行動することをおすすめします。