転職を成功させよう!キャリアコンサルタントになるために知っておきたいこと

転職を成功させよう! キャリアコンサルタントになるために知っておきたいこと

※マイナビ、リクルートなど各社のプロモーションを含みます。
※この記事は有料職業紹介(許可番号:13-ユ-314522)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社コレックが制作しています。

キャリアコンサルタントは、近年新しく国家資格として認定され、注目されている職業だ。そこで今回は、キャリアコンサルタントになるための方法やその転職方法を徹底解説していく。

キャリアコンサルタントの仕事内容や年収をはじめ、資格取得のための勉強方法、転職の際に気をつけたいポイントについても触れていく。

コンサル業界におすすめの転職サービス
10016ビズリーチ
  • 【転職後の平均年収840万円】
  • ・優良企業から直接オファー
  • ・年収600万以上からの支持No1
  • ・レジュメ登録で転職率UP
マイナビエージェントマイナビ
エージェント
  • 【20~30代におすすめ】
  • ・20~30代が信頼するエージェントNo1
  • ・18万件以上の非公開求人あり
  • ・内定までを専任でサポート
リクルートダイレクトスカウトリクルート
ダイレクトスカウト
  • 【ハイキャリア向けのスカウト】
  • ・年収800~2,000万円の求人多数
  • ・年収100万以上UPの事例多数
  • ・ハイクラス非公開求人が届く

キャリハイプロフィール
キャリハイ@編集部
「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。

目次

キャリアコンサルタントとは?仕事内容を解説!

2016年から国家資格となった「キャリアコンサルタント」は、就労や働き方についてのアドバイスをする、キャリアに関する専門家だ。

企業やハローワーク、教育機関、若者自立支援機関など、幅広い分野で活躍可能である。

正式にキャリアコンサルタントであると名乗ることができるのは、以下の2つの条件を満たしている者のみだ。

  • キャリアコンサルタントの国家資格所有者
  • 特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会の登録者

相談者のそれまでのキャリアや特性、性格や将来のビジョンなどを共有し、相談者本人の意向や家庭状況などを考慮しながら最適な働き方を提案していくのだ。

キャリアコンサルタントは、国家資格ではあるものの「技能検定」に過ぎないため、キャリアアドバイザーなど、他のキャリア関連職種との業務の違いはあまりないと考えてよい。

 

国家資格は弁護士や医師などの国家資格のほか、技能検定(国家検定とも呼ばれる)がある。この技能検定は職業能力開発促進法により定められた検定である。

キャリアコンサルタントを取り巻く環境

キャリア支援に関する仕事はこれまでも需要があり、独自のキャリアカウンセラー資格制度を設けている民間企業も存在している。

しかし、2016年にキャリアコンサルタントが国家資格として認定されたことをきっかけに、国をあげてのキャリアの専門家を育成していこうという一大ムーブメントが高まりをみせた

そのためキャリアコンサルタントの活躍の場は、企業だけでなく、学校などの教育機関やハローワークなどの公的機関など多岐に渡っているのだ。

キャリアコンサルタントの将来性・市場価値

キャリアコンサルタントの資格制度を管轄する厚生労働省は、2025年までにキャリアコンサルタントの人数を10万人に増やす計画を打ち出した。そのため、この先5年後、10年後もキャリアコンサルタントの需要は高まっていくと予想されるのだ。

今後は、キャリアコンサルタントには、仕事に関する支援だけでなく、その人の生き方や生きがいを見つけることをサポートするのも求められていく。相談者の方の考え方に触れることで、新たな価値観を見出すきっかけ作りをすることも重要な仕事のひとつとなっていくのだ。

キャリアコンサルタントの年収

キャリアコンサルタントは国家資格とはいえ、その他の統計局で扱われるような各業種ごとに公表されるような給与に関する公的データは残念ながら存在しない。キャリハイ編集部が各求人サイトで掲載されている情報を独自調査した結果、キャリアコンサルタントの平均年収は400〜450万円であることがわかった。

2020年に発表された国税庁の民間給与実態調査によると、日本国内の平均年収は436万円だ。キャリアコンサルタントの平均給与は、一般的やもしくは平均をやや下回ることになる。

しかし、就職先やキャリアプランによっては年収1000万円クラスも夢ではないため、条件のよい転職先を見極めていく必要があるといえるだろう。また、年収1000万円クラスに転職するのであればビズリーチなどの転職エージェントの利用は必須だ。

キャリアコンサルタントになるメリット

キャリアコンサルタントになるメリット

キャリアコンサルタントの仕事内容や年収について理解したところで、キャリアコンサルタントとして働くメリットについてみていこう。

  1. 相談者の魅力を引き出すサポート、応援ができる
  2. 多くの方たちと出会い、様々な価値観に触れられる
  3. ルーティン業務ではないため、新鮮な気持ちで仕事ができる

①相談者の魅力を引き出すサポートや応援ができる

キャリアコンサルタントは、相談者と一対一で密なコミュニケーションを図っていく中で、相談者の魅力や特性を見出すのが重要な仕事だ。相談者の難しい課題を解決し、笑顔で新しい道へ送り出すのは大きなやりがいを感じる瞬間だ。

そのため、コミュニケーション能力が長けている方や、人とより深く関わりながら仕事をしたいとお考えの方には特におすすめの職業といえるだろう。

②多くの方たちと出会い、様々な価値観に触れられる

キャリアコンサルタントは日々複数の相談者を担当するため、かなり多くの方たちと出会う職業だ。そのため、様々な年代の方たちと出会う中で、様々な価値観や人生観を垣間見ることができ、今までになかった価値観や見識が広がっていくだろう。

経験値を積み、様々な価値観に触れていくことで、それぞれの相談者に応じたコンサルティングを実現していけるだろう。

③ルーティン業務ではないため、新鮮な気持ちで仕事ができる

日々様々な相談者の方たちのケースを担当するため、同じ業務の日がないこともキャリアコンサルタントの大きな特徴だ。対人間の仕事のため「これが正解」という答えがない。

日々自問自答しながら、それぞれの相談者にとっての最善策を模索していくことこそがキャリアコンサルティングの醍醐味ともいえるだろう。

そのため、単調な作業が苦手な方や、日々の業務の中に刺激を求める方におすすめの職業だ。

キャリアコンサルタントのデメリット

キャリアコンサルタントのデメリット

ここからは、キャリアコンサルタントのデメリットについてみていこう。

  1. 個人で処理しなくてはならない業務が多い
  2. 解決が難しいケースにあたってしまうことも
  3. 日々新しい知識やスキルを習得する必要あり

①個人で処理しなくてならない業務が多い

キャリアコンサルタントの仕事の特性上、どうしても個人で担当する業務が多くある。なぜなら自分の担当する相談者に関する内容は基本的に口外してはならないため、自分1人で責任を負う必要があるからだ。

もちろん、業務上で何かトラブルがあった際や、どうしても相談したい内容があった場合は上司や同僚に頼ることもできるが、毎日の業務のほとんどは1人で解決していくということは覚えておきたいところだ。

②解決が難しいケースにあたってしまうことも

キャリアコンサルタントは多くの相談者を担当するわけだが、なかには解決が難しいケースにあたってしまうこともある。それぞれの相談者が悩みや問題を抱えており、なかなか思ったような結果がでないことも十分にあり得るのだ。

そのような相談者に寄り添いすぎるあまり、コンサルタント自身の気持ちも落ち込んでしまうケースも多い。相談者のサポートに熱心になることはとてもよいことだが、仕事とプライベートをきちんと分けて考える必要があるだろう。

③日々新しい知識やスキルを習得する必要あり

キャリアコンサルタントは、国家試験に合格してからも学ぶことがたくさんある職業だ。特に社会情勢によって、各業界の雇用状況や社会保険制度、雇用管理など、様々な事柄が変化していくため、新しい知識やスキルを習得していく必要があるのだ。

たとえば最近では、仕事を通して鬱になってしまった方たちのサポートをする仕事も増えてきているため、メンタルヘルスに関する知識や見識がとても必要とされている

キャリアコンサルタントになるまでの流れを解説!

キャリアコンサルタントになるまでの流れを解説!

キャリアコンサルタントになるためにどのような手順をとっていけばよいのだろうか?具体的な流れは以下の通りだ。

  1. 勉強して知識を身につける
  2. 資格を取る
  3. 就活・転職活動を行い内定獲得する

勉強して知識を身につける

キャリアコンサルタントとして仕事をしていくためには、国家試験の合格が必須条件だ。この国家資格は実務経験がなくても受験資格があるため、実務経験がない方の場合は講座を受講しながら専門的な知識を身についていく必要があるのだ。

実務経験の有無によって勉強方法が大きく異なっていくため、それぞれのアプローチ方法については後ほど具体的にご紹介していく。

資格を取る

キャリアコンサルタントの国家試験の受験資格は以下の通りだ。

【資格の受験資格】
  • 厚生労働省が認定する講習の課程を修了した方
  • 実務経験が3年以上ある方
  • 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験、実技試験に合格した方
  • 上記の条件と同等レベルのスキルや能力のある方

実務経験がない方は、厚生労働省が認定する講習を受講する必要がある。しかし、実務経験が3年以上ある方の場合は講習を受講する義務はなく、自主学習をした上で受験が可能だ。

実務経験とは、一対一のキャリアコンサルティングやグループワークなどの運営などの現場での活動のことをいう。受験資格に関わる審査は、受験申請後に行われる。ご自分の経験が実務経験に該当するのかを確認したい場合は、厚生労働省のHPを確認してみよう。

就活・転職活動を行い内定獲得する

キャリアコンサルタントの国家資格を取得したら、いよいよ就活や転職活動のスタートだ。

転職の場合は、マイナビエージェントなどの転職エージェントへ登録は必須だ。登録することで、様々な企業や団体の求人情報を確認できるだけでなく、限られた時間を有効的に使うことができるのでぜひ活用してほしい。転職のプロの力を借りて、自分に最適な就職先を探していこう。

キャリアコンサルタントになるための勉強方法

キャリアコンサルタントになるための勉強方法

キャリアコンサルタントになるためには、具体的にどのような勉強方法があるのだろうか?それぞれのケースについて詳しくみていこう。

独学 ネットで調べる本で勉強する専門教材を購入する
通学 スクールに通う(オンライン含む)専門学校に通う大学の学部or大学院で勉強する

①【独学】ネットで調べる

簡単な知識習得や適性を測るためなら、ネットを活用するだけでもある程度の学習ができる。

最近では、YouTubeなどでもキャリアコンサルタントの試験対策講座の動画が配信されているため、より理解度を高めていくために活用できるだろう。

②【独学】本で勉強する

独学でかつ本格的に学習したい方は、本を活用した学習方法がおすすめだ。本の種類によって値段は様々だが、数千円〜数万円で学べるのが魅力だろう。

自主的に学習を進めていける自信がある方にはとぴったりの方法といえるだろう。

③【独学】専門教材を購入する

本での自主学習が難しいと感じる方には、スクールが発行しているテキストなどの専門教材を購入も視野に入れてみよう。

およそ数万円で体系的に専門的な知識を学ぶことができるため、より試験対策を意識した学習ができるのが魅力だ。読書が苦手な方に特におすすめしたい方法だ。

④【通学】スクールに通う(オンライン含む)

キャリアコンサルタントを目指す方の多くが利用しているのがスクールでの学習方法だ。最近ではオンラインでの講座も増えてきており、仕事をしながらも学習しやすいと人気が高まっている。オンライン授業の場合も、年に数回は学校へ出向く必要があるケースが多い。

⑤【通学】専門学校に通う

より専門的に学びを深めていきたい方にぴったりなのが専門学校に通うことだ。スクールよりも学費がかかってきてしまうが、専門学校を卒業していること自体が信頼を生み、内定獲得に繋がる可能性も非常に高まるのでおすすめだ。

⑥【通学】大学の学部or大学院で勉強する

ご紹介する6つの学習方法の中で最も高価だが、1番本格的に学べるのが大学や大学院での学習だ。全国でも、10を超える大学や短期大学でキャリアコンサルタントを目指すことのできる学科や課程を設けているため、これから進学を控えている方はぜひ参考にしてほしい

キャリアコンサルタントになるために資格は必要?

キャリアコンサルタントになるために資格は必要?

キャリアコンサルタントとして働くためには、国家資格に合格しなければならない

試験合格後にキャリアコンサルタント名簿に登録する。登録後も指定の講座や講習を受講することで知識やスキルをアップデートしていき、5年ごとに更新をしていく必要があるのだ。

万が一、国家資格に合格していない者がキャリアコンサルタントを名乗って活動をした場合、30万円以下の罰則が課せられるため注意が必要だ。

国家試験といっても「技能検定」のため、そこまで難易度は高くない試験とされているが、きちんとした対策や学習を進めていくことが求められる。

キャリアコンサルタントのために必須の資格

キャリアコンサルタントとして必須の資格、ならびに所有していると有利な資格についてみていこう。

  1. 【国家資格】キャリアコンサルタント
  2. 【国家検定】キャリアコンサルティング技能検定2級
  3. 【国家検定】キャリアコンサルティング技能検定1級

❷、❸のキャリアコンサルティング技能検定は、キャリアコンサルタントとしてより高みを目指していきたい方たちが取得を目指す技能検定だ。1級・2級ともに、試験内容は「学科試験」と「実技試験」で構成されている。実技試験では、ロールプレイだけでなく、口頭試問や面接が設けられている。

①【国家資格】キャリアコンサルタント

試験内容は「学科試験」と「実技試験」で構成されており、実技試験では「論述」と「ロールプレイ」が含まれている。

ロールプレイは、実務経験者は問題なく通過するだろうが、未経験者は過去問などを参考にし、実践していく必要がある。

試験の難易度は他の国家資格と比べて高くはなく、合格率は54〜55%といわれている。

②【国家検定】キャリアコンサルティング技能検定2級

キャリアコンサルテジング技能検定2級で求められるレベルは、相談者との関係構築をしていく中で、相談者の抱える問題・課題などを見つけ出し、的確に支援をしていくことだ。

キャリアコンサルティング技能検定2級を受験するためには、最低でも3年以上の実務経験が必須条件だ。キャリアコンサルタントの国家資格所有者や大学や大学院で指定された講義の単位を取得した者など、様々な条件が設定されている。

試験の合格率は、学科試験は例年50%ほど、実技試験では10〜20%台と一気に低くなる傾向がある。

試験合格率
  • 学科試験:50〜70%
  • 実技試験:12〜26%

③【国家検定】キャリアコンサルティング技能検定1級

キャリアコンサルティング技能検定1級では、2級よりも高いレベルのキャリアコンサル能力が必要となる。相談者との関係性の構築だけでなく、組織や関係者と上手にタッグを組みながら、相談者に対してより的確なアドバイスや最適な方向性を提示していく。

キャリアコンサルティング技能検定2級を合格後、実務経験が3年以上あれば受験資格が与えられる。2級の保有者でなければ最低でも8年以上の実務経験が求められることや各種講座の受講が必要だ。試験の合格率もぐんと低くなり、難易度の高さがわかる。

試験合格率
  • 学科試験:35%
  • 実技試験:4%

キャリアコンサルタントになるためにかかる勉強時間&費用

ここからは、キャリアコンサルタントになるためにかかる勉強時間や、それぞれの勉強方法にかかる費用などを詳しくみていこう。

まず、キャリアコンサルタントの試験に合格するまでにかかる勉強時間の平均について解説していく。

キャリアコンサルタントの養成講座を実施している各スクールの平均学習時間はおよそ150時間だ。

テキストや通信講座の時間を除いた自主学習の時間も含めると200時間程度は必要と考えておくべきだ。

そのため、社会人として試験を受けようとお考えの方は、最低でも3ヶ月程度は試験対策の時間を確保していこう。もちろんそれ以上前から対策をしておくことで合格率は飛躍的にアップしていくため、自分のスケジュールを考慮した上で計画的に準備を進めていってほしい。

【独学】ネットの場合:ほぼタダ

独学の方法で一番コストをかけずに学習できるのがこのネットを活用した勉強方法だ。ネット環境が整ってさえいれば、誰でもお金をかけずに学習ができるが、より深く勉強していくためには、他の学習方法がおすすめだ。

あくまでも自分が疑問に思ったことを解決するためのツールとして考えておくといいだろう

【独学】本の場合:約3000円〜20,000円

本を使った自主学習の場合、過去問集やキャリアコンサルティングの理論に関する本などを購入して学習していく方が多いだろう。

購入する冊数によって価格は大きく異なるが、過去問は2000円前後から購入可能だ。安い古本を購入したくなるが、最新の情報が反映されている最新版のものを購入しよう。

【独学】専門教材の場合:約20000円〜30000円

各スクールから販売されている専門教材を活用して自宅学習される方も多いだろう。カリキュラムに沿ったテキストで学習することで着実に知識を得ていける方法だ。値段は張ってしまうが、講習を受ける必要のない実務経験者の方におすすめだ。

【通学】スクールの場合:約20万円〜40万円

実務経験がなく、講座を受講しなければならない方はスクーリングでの学習方法がおすすめだ。対面授業だけでなくオンラインでの受講も可能なため、仕事をしながらでも参加しやすいだろう。講座を受講することで受験資格を確実に得ることができる一方で、費用がかなりかかってしまうことが大きなデメリットだ

【通学】専門学校の場合:約200万円

2年制の専門学校に通う場合、平均の学費は合計で230万円といわれている。学費に含まれているものは、入学金、授業料、実験・実習費、そして施設費だ。それ以外にかかる費用も含めるとそれ以上の金額がかかってくる。

【通学】大学or大学院の場合:約400万円

私立大学の文系の場合、4年間の学費は合計で約400万円といわれている。大学受験料や、教材費、そして下宿等をする場合の費用は含まれていないため、それ以上の金額がかかってくると考えておこう。

資格試験料:38,800円

キャリアコンサルタントの資格試験料は以下だ。

学科試験 8,900円
実技試験(論述・面接) 29,900円

試験に合格後、厚生労働省に有資格者登録を行う必要がある。その際にかかる費用の内訳は以下だ。

手数料 8,000円
登録免許税 9,000円

また、5年ごとに更新する際に、最低でも30〜50万円ほどの費用がかかってくることも知っておこう。

キャリアコンサルタントになるための転職活動のコツ

キャリアコンサルタントになるための転職活動のコツ

ここからは、転職をしてキャリアコンサルタントになるためのポイントについてまとめていく。これから転職活動をする方はぜひチェックしてほしい。

「未経験可」の会社を受ける

転職サイトなどに掲載されている募集要項を確認し「未経験可」や「未経験大歓迎」というキーワードが記載されているかをチェックしよう。そのような企業や団体は、未経験者にも手厚いサポートをしてくれることが多いため、働きやすい環境であることが予想できるからだ。

キャリアコンサルタントとして働いていくためには、実務経験があることに越したことはない。未経験から採用してくれる企業で着実に経験を積み、その後のキャリアに活かしていこう

教育体制の整った会社を選ぶ

未経験や経験が浅い人にとって、よい環境で働くことはその後のキャリア形成をしていくためにもとても重要なポイントだ。なかでも、教育体制の整った企業や団体であるかどうかをきちんと確認しておいてほしい

実際に相談者の方と一対一でコンサルティングをする前段階で、きちんとOJTのような教育期間を設けてくれるのか、そしてその後も定期的に研修会や講習会などの機会を設けてくれるのかを事前にチェックしていこう。

転職サイト・転職エージェントを活用する

よりよい企業や団体に転職をしたいと思っても、条件のよい転職先を自分の力で見つけ出すのはかなり難しいことだ。

転職活動を進めていくためにぜひ活用してほしいのが転職サイトや転職エージェントだ。特に、ビズリーチを利用したい。うまく活用することで、自己応募だと書類であっさり落ちてしまう可能性が高い企業であっても、書類審査が通過しやすいというメリットもある。

特に転職活動初心者の方たちにぜひ活用していただき、よりよい転職活動を進めていってほしい。

▶コンサルに強い転職エージェントはこちら

キャリアコンサルタントへの転職活動で活用したい転職サイト・転職エージェント

キャリアコンサルタントになるためにぜひ活用してほしい転職サイトや転職エージェントをご紹介する。それぞれに魅力的なポイントがあるため、ご自分の転職スタイルにあったものを探していただきたい。

おすすめの転職サイト|ビズリーチ

転職活動で真っ先に登録が必要なのはビズリーチだ。その大きな特徴としては、企業から登録者に直接スカウトが行える仕組みと言えるだろう。

プロフィールに経歴をしっかり入力しておけで企業やエージェントから直接スカウトが受けられるのだ。そのため、多忙な人でも効率よく転職活動を進められるメリットの高いシステムと言える。

おすすめの転職サイト|リクルートダイレクトスカウト

ハイクラスな転職を望む方にはリクルートダイレクトスカウトに登録するのもよいだろう。

次のような職種に特化しており、その転職成功率の高さにも定評がある。キャリアコンサルに関する転職もかなりの実績数があるため信頼できる転職サイトだ。

  • 金融系
  • マーケティング関係
  • 機械・エンジニア系
  • 各業種に特化したコンサルタント
  • 経営・事業企画全般

また、レジュメを登録するだけでも非公開求人を検索することができることも魅力的なポイントだ。先ほどのビズリーチと併用することで、優良求人情報を見逃すことなく転職活動を進めていくことができるだろう。

おすすめの転職エージェント

アクシスコンサルティング

コンサル業界No.1転職エージェント

アクシスコンサルティング イメージ

(出典:アクシスコンサルティング)

アクシスコンサルティングのポイント

  • コンサル転職支援実績No.1
  • 未経験からのコンサル転職実績多数
  • 非公開求人率77%
主な特徴
  • 未経験に強い
  • ハイクラス
  • 女性に人気
  • 既卒・第二新卒
  • 外資系
  • 事務
  • IT・web
  • 営業
おすすめ年代
  • 10代
  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代
求人数 非公開
非公開求人数 非公開
未経験求人
  • 多い
  • 少ない
料金 無料
エリア
  • 全国
  • オンライン可
拠点一覧

東京/大阪

アクシスコンサルティングのメリット

コンサル特化でNo.1の転職実績
アクシスコンサルティングは、コンサル業界特化のエージェントで、No.1の実績を誇る転職エージェントです。 コンサル経験者のキャリアアドバイザーが、幅広い知識や経験で、未経験の人含めコンサル転職へのサポートをします。平均支援期間が3年と、長く活用できるのが特徴です。 コンサル特化の充実した支援が特徴で、フェルミ推定やケース問題などコンサル特有の面接対策や転職後のキャリアサポート、フリーランスのコンサルタントの支援まであります。
【フェルミ推定やケース問題とは】 フェルミ推定:調査をしても明確化することが難しい数値を、最低限の知識や根拠をもとに論理的に概算することです。例えば、「日本で今スマホを見ている人の人数」や「地球上に蟻は何匹いるか」などがあります。 ケース問題:与えられた問題に対して課題解決策や経営戦略を提案するもので、例えば「テイクアウトの売上を増やすには?」などの設問が与えられます。
優良企業の非公開求人が多数
アクシスコンサルティングの求人は、77%が非公開の求人です。一般に非公開求人は優良求人であることが多く、他転職エージェントで見つからなかった、希望に沿った求人が見つかる可能性があります。
キャリアアドバイザーの情報を閲覧できる
アクシスコンサルティングは、キャリアアドバイザーの経歴や利用者の口コミなどの情報を見ることができます。自分でアドバイザーの質や相性を、事前に判断できるので安心感があります。
専門家 専門家 コンサルへの転職を考えているなら、まず登録すべき転職エージェントです。

アクシスコンサルティングのデメリット

メールが多い
アクシスコンサルティングは、1日に数件のメールが来ます。 スカウトのお知らせだけでなく、Web履歴書の更新の催促や、転職エージェントの面談の日程調整などの内容が送られてくるため、面倒に感じる方もいらっしゃるでしょう。 メールの配信は会員登録をしている間は止められないので、メールがたくさん来るのが苦手だという方にはデメリットです。
求人の閲覧には会員登録が必要
アクシスコンサルティングは、求人の閲覧には会員登録が必要です。会員登録不要で求人情報を閲覧できる転職エージェントが多い中、相対的にデメリットです。

アクシスコンサルティングの評判と口コミ

男性21歳

満足度

コンサル業界に強い

現役コンサルタントの転職実績がNo.1ということもあり、コンサル転職に関して深い情報が聞けて、コンサルでは欠かせないと言っていいほど素晴らしいサービスだと思います。業界を熟知しているエージェントと繋がることができ、非常に転職をする上では頼りになりました。

男性46歳

満足度

情報精度が高い

私が転職を希望している経営企画職や新規事業企画職について、情報精度が高かったことが挙げられます。私が紹介された案件について、その会社の新規ビジネスについての考え方(事業開始から3年以内に黒字化しなければ撤退、投下資本利益率は20%以上)を教えてもらい、きちんと情報を入手できていて頼もしく感じました。

男性29歳

満足度

コンサル業界の信頼度が高い

担当頂いた方が、コンサルに詳しい優秀なアドバイザーで、親身になって対応してくれました。書類選考や面接対策はもちろん、企業の細かな情報まで吸い上げていただき、教えてくださりました。ここまでやって頂き、無料というのは信じられません。

男性24歳

満足度

コンサル業界以外の求人数が少ない

コンサルタント業界に特化しているサイトでもあるので、それ以外の業界の求人は少ないですし、かなり偏りがあるのがデメリットだと思いました。コンサルタント業界以外の転職を考えている方にはおすすめできないと思います。

男性27歳

満足度

自分に強みがないと厳しい

前の会社で、ある程度のコンサルのキャリアや専門性、実績を身に着けておかないと、紹介される求人数が異なると感じた。コンサル業界未経験者には、おすすめできない転職サービスだと思う。

ビズリーチ

年収UPや市場価値把握のために必ず登録

ビズリーチ イメージ

(出典:ビズリーチ)

ビズリーチのポイント

  • 求人の3分の1が年収1,000万円以上
  • 企業やヘッドハンターからスカウトされる
  • 優良企業と直接コンタクトが取れる
主な特徴
  • 未経験に強い
  • ハイクラス
  • 女性に人気
  • 既卒・第二新卒
  • 外資系
  • 事務
  • IT・web
  • 営業
おすすめ年代
  • 10代
  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代
求人数

評価5

83,279件

非公開求人数 非公開
未経験求人
  • 多い
  • 少ない
料金 無料 ※一部有料サービス有り
エリア
  • 全国
  • オンライン可
拠点一覧
渋谷1/渋谷2/渋谷3/大阪/名古屋/福岡/静岡/広島

ビズリーチのメリット

厳選された優良企業からオファーがくる
ビズリーチは、厳選された優良企業やヘッドハンターからオファーメッセージが届く転職サイトです。運営元の親会社はマザーズに上場しているビジョナル株式会社であり、信用度も抜群です。 普通の転職サイトでは、自身で企業を探すことが求められますが、ビズリーチは過去の経歴やスキル、希望条件をもとにスカウトメッセージの連絡がきます。 希望職種をコンサルにすることで、コンサルに強いヘッドハンターやコンサル企業からのスカウトが望め、転職活動を効率的に進められます。
コンサル転職で年収600万円超を狙う方におすすめ
ビズリーチは、年収600万円以上のハイクラス層をターゲットにしています。現在年収が400~500万クラスであっても、コンサルへの転職で年収アップできる可能性は充分にあります。 スカウトがどれくらいくるかで自身の市場価値を確認することも可能であるため、まず登録してみることが重要です。
無料で充分活用できる
ビズリーチに無料の「スタンダートプラン」と有料の「プレミアムプラン」があります。 有料にすることで年収1,000万円以上の求人を紹介してもらえるようになりますが、無料プランでも充分な連絡がもらえるため、まずは無料プランで試してみることをおすすめします。
NOIMAGE専門家 無料で連絡を待つだけという便利なビズリーチ。実際に登録直後から毎日3件~6件ほどのスカウトDMを頂きました!

ビズリーチのデメリット

キャリアに自信がない方は不向き
ビズリーチでは、経験や実績を求められる求人が多いため、過去のキャリアに自信がない方は不向きです。現時点で経験不足を感じる場合は、リクナビNEXTやDODAに登録することを推奨します。
熱心な企業が多いのでDMが多いこともある
ビズリーチに求人を出している企業は、自らスカウトを送ることを前提にしているため、採用に熱量が高いです。 ビズリーチに登録して1~2週間はたくさんのオファーを頂くため、人によっては煩わしく感じるかもしれません。

ビズリーチの評判と口コミ

男性41歳

満足度

理想的な仕事を紹介してもらえた

年収UPが目的でこのサイトを利用しましたが、提案される求人は全て待遇の良い物ばかりでした。 求人数も多く、私のスキルや経験に合ったものを紹介して貰えたことが高評価です。 頻繁にスカウトメールが届くの選ぶ余裕も合って良かったです。

女性28歳

満足度

企業側から多数オファーが来る

自身のプロフィールや職務経歴書を登録すれば、企業側からオファーが来ることが魅力的でした。ベンチャーから大手企業まで様々な会社の方から連絡をいただき、面接をしていただきました。 軽い面談という形で話も聞きやすいので、気になったことを解消した上で選考に進める点もいいと思います。

男性39歳

満足度

企業側と直接繋がれるメリット

利用してみて、企業側が必要としてくれているのが非常に大きなモチベーションになりました。企業と求職者の双方にとってメリットが大きいプラットフォームなので、職場のミスマッチも少ないと思います。実際に面接に行った際も、転職エージェント経由で行った時に比べて、空気が少し和やかな感じがしました。

女性26歳

満足度

希望求人がすぐに来ない

サービスの特性上、どうしても求職者が待ちの姿勢になってしまうので、自身の希望する求人に辿り着くまでには時間がかかります。幅広く求人は来るので、希望条件が定まっていない方には、職の幅を広げるチャンスだと思います。

男性33歳

満足度

エージェントからのメールが多い

企業案件ではなく、ヘッドハンターやエージェントからのメールが非常に多いです。おそらく仕事を受注するために、職歴などは細かく見られておらず、一から説明する必要があるのであまりオススメしません。企業側からしかメールを送れないようにもう少し制御して頂きたいと思います。

まとめ

キャリアコンサルタントになるために知っておいていただきたいことについて解説してきた。キャリアコンサルタントは、多くの人たちのキャリア形成を手助けしいく中で、やりがいや達成感を感じられるとても魅力的な仕事だ。これからしばらくの間は、キャリアコンサルタントの需要はより一層高まっていくだろう。

ぜひ興味のある方は国家試験の受験を検討してほしい。そして実務経験を積んでいくためにもビズリーチリクルートダイレクトスカウトアクシスコンサルティングなどを活用し転職活動を進めていこう

編集部おすすめ転職サービス5選
10016ビズリーチ
  • 【年収アップが狙える】
  • ・優良企業から直接オファー
  • ・年収1000万以上の求人が1/3
  • ・無料で使える
リクルートダイレクトスカウトリクルート
ダイレクトスカウト
  • 【ハイクラス向け転職エージェント】
  • ・年収750万円以上の方向け
  • ・会員登録後にスカウトを待つだけ
  • ・自分でヘッドハンターを選択可能
マイナビエージェントマイナビ
エージェント
  • 【20代に最もおすすめ】
  • ・20代が最も信頼する転職エージェント
  • ・若手採用求人が豊富
  • ・無料で使える
アクシスコンサルティングアクシス
コンサルティング
  • 【コンサル業界特化型】
  • ・非公開求人多数
  • ・充実した転職支援
  • ・転職支援実績No.1
レバテックキャリアレバテック
キャリア
  • 【IT/WEB業界でエンジニア特化】
  • ・希望企業の転職成功率96%
  • ・初回提案の内定率90%
  • ・大手や成長企業の求人多数
よく読まれている記事
転職エージェント
おすすめランキング
第二新卒向け
転職エージェント
IT企業
ランキング
ホワイト企業
ランキング
おすすめ転職エージェントの評判
ビズリーチ
評判・口コミ
リクルートエージェント
評判・口コミ
マイナビエージェント
評判・口コミ
レバテックキャリア
評判・口コミ
企業別の転職難易度
任天堂の転職難易度 アクセンチュアは激務?
ソニーの転職難易度 味の素の転職難易度
年代別の転職サイトランキング
20代向け転職サイト
おすすめランキング
30代向け転職サイト
おすすめランキング
40代向け転職サイト
おすすめランキング
50代向け転職サイト
おすすめランキング
職種・業界別おすすめエージェント
コンサルに強い
おすすめ転職エージェント
IT業界・エンジニア
おすすめ転職エージェント
ハイクラス
おすすめ転職エージェント
看護師
おすすめ転職エージェント
地域別転職エージェント
名古屋の転職エージェント
おすすめランキング
大阪の転職エージェント
おすすめランキング
札幌の転職エージェント
おすすめランキング
福岡の転職エージェント
おすすめランキング

関連記事
編集部おすすめの転職サービス
編集部おすすめの転職サービス