ビズリーチで理想の転職を叶えるには、ヘッドハンターからのサポートをいかに活用するがカギになる。
本記事では、ヘッドハンターからサポートを受けるメリットや活用方法を解説する。
ハイキャリア向けの転職サイトであるビズリーチは、管理職や役員などの重要なポジションの非公開求人も多い。転職でキャリアアップしたい人はビズリーチを活用してほしい。
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- キャリハイ@編集部
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目次
ビズリーチのヘッドハンターとは
ビズリーチのヘッドハンターは、転職を考えている利用者のキャリアアップを実現させるプロフェッショナルだ。大手のヘッドハンティング会社の社員やリクルートのような転職エージェントの社員など、4,000名以上(2020年12月現在)がヘッドハンターとして名を連ねている。
在籍するヘッドハンターはビズリーチの審査をクリアした人のみだ。ハイクラス向けのサイトであることから、ヘッドハンターも優秀な人が集まっている。ビズリーチのヘッドハンターを利用することでどんなメリットがあるのか確認していこう。
質の高い非公開求人を保有
ビズリーチのヘッドハンターは質の高い非公開求人を保有している。非公開求人とは一般に公開されない求人のことだ。企業は、役員や管理職などの重要なポジションを採用したり、競合他社に情報が漏れないよう秘密裏に採用したい場合は非公開で行うこともある。
ヘッドハンターが企業から依頼されるのは年収1,000万円以上の案件も多く、一般的な転職サイトやエージェントサイトでは紹介されない質の高い求人だ。
ビズリーチは無料プラン(スタンダードステージ)と有料プラン(プレミアムステージ)があり、有料でも利用する人は多い。
通常、転職サイトでは求職者側は無料で利用できるが、有料利用者が多いのは、ヘッドハンターのサポートと質の高い非公開求人に魅力を感じているからだ。
業界に精通している
ビズリーチのヘッドハンターはそれぞれ得意分野があり、企業の内部情報や業界の動向に精通している。どの分野に精通しているかは各ヘッドハンターのプロフィールを見て確認できる。転職したい業界に精通しているヘッドハンターに依頼することで、希望する条件に近い非公開求人を紹介してもらえる可能性が高まる。
直接スカウトしてくれる
ヘッドハンターは利用者の職務経歴書を閲覧し、保有する求人にマッチすればスカウトしてくれる。ビズリーチの転職活動は、ヘッドハンターや企業からのスカウトがきっかけとなることが多い。
キャリアや実績はあるが求人を探す時間が確保できない人もいるだろう。そんな人にとって、探す手間や時間を節約しながら転職活動を行えるのはメリットだ。
良い意味で楽に(効率的に)転職活動を進めたい人はビズリーチのスカウトを利用しよう。
ヘッドハンターからのスカウトは2種類
ビズリーチの転職活動のきっかけとなるヘッドハンターからのスカウトは、通常の「スカウト」と「プラチナスカウト」がある。
プラチナスカウトとは
「プラチナスカウト」とは、企業やヘッドハンターから届く特別なスカウトのことだ。企業の求めるスキルや経験を満たしている人に送られるスカウトで、通常のスカウトに比べて送られる確率が低いため貴重といえる。
プラチナスカウトは企業との面談や面接が確約されており、無料会員でも閲覧することができる。
一方、通常の「スカウト」は、ヘッドハンターから届くスカウトのことだ。ヘッドハンターから届いたスカウトは、有料プランの「プレミアムステージ」を利用している人のみ閲覧できる。
「プラチナスカウト」と通常の「スカウト」は、
- 面接・面談が確約されている点
- 無料会員での閲覧可否
が大きな違いとなっている。
ヘッドハンターからプラチナスカウトを受けるには?
ヘッドハンターからプラチナスカウトを受けるには、これまでの経歴やスキルなどを記載する職務経歴書を充実させる必要がある。ヘッドハンターが知りたい情報を意識して作成しよう。
ヘッドハンターがプラチナスカウトを送付する職務経歴書には、最低でも以下の4点が記載されていることが多い。
- 経験業界
- 経験業務
- 企業での役割や役職、責任
- 成果と具体的な数字
昇進や新たなプロジェクトでの責任が加わった時点で職務経歴書を随時更新し、最新の情報にしておくとプラチナスカウトをもらいやすくなる。
「職務要約」「スキル」「職務経歴」の書き方も工夫することでより充実した内容にできるだろう。
職務要約は、「会社で何をやってきたのか」、これまでの経験から「何ができるのか」をわかりやすく記載するといい。やってきたことをただ箇条書きにするだけではなく、ストーリー立てて書くと伝わりやすくなる。経験や成果は具体的に記載すると説得力が増すだろう。
スキルは、これまでに身につけた強みとなる能力を箇条書きで記載しよう。アピールするスキルが多すぎると何が強みなのかわからなくなるため、5個から多くて10個程度に厳選して記載したほうが効果的だ。
職務経歴は、職務要約をより細分化した内容を記載しよう。いつどんな成果を出したかなど、直近に関わった2つ以上の業務と実績をまとめて記載すると伝わりやすい。
ビズリーチの公式ホームページには、職種別の職務経歴書のサンプルが公開されている(職務経歴書サンプル|ビズリーチ)。ポイントを確認しながら書くと、ヘッドハンターからスカウトを受けられる職務経歴書に仕上げられるだろう。
最適なヘッドハンターの選び方
ビズリーチはヘッドハンターからスカウトが送られてくるシステムだが、「ヘッドハンター検索」によって自ら見つけることも可能だ。
転職でヘッドハンターにサポートしてもらう際、重要になるのが相性だ。自分にあったヘッドハンターを見つけるには以下の3つがポイントになる。
- 希望する業界に精通しているかどうか
- ヘッドハンタースコア
- ヘッドハンター大賞の受賞歴
それぞれ詳しく見ていこう。
希望する業界に精通しているかどうか
質の高い非公開求人は、転職希望の業界に精通しているヘッドハンターの方が紹介してくれる確率が高くなる。得意な業界・業種が異なるヘッドハンターに相談しても得られるものは少ないだろう。
ヘッドハンターの担当業種を検索するには、「ヘッドハンター検索」ページの「担当業種」から選択して探そう。
各ヘッドハンターのプロフィールには保有している求人に加えて強みが書いてあるので、それも参考にして選ぶといいだろう。
ヘッドハンタースコア
「ヘッドハンタースコア」とは、ビズリーチ独自のヘッドハンターを評価する指標だ。ランクはSからDまで5つに分けられている。成約数やアンケートデータをもとに評価されるが、SランクやAランクが付与された優秀なヘッドハンターの割合は一握りとなっている。ヘッドハンター検索時やスカウトを受け取った際には、スコアも見て判断しよう。
各ヘッドハンターのスコアは「ヘッドハンター検索」ページからランク別に検索できる。活用して優秀なヘッドハンターに依頼しよう。
ヘッドハンター大賞の受賞歴
スコア以外の基準として、ビズリーチが主催するヘッドハンター大賞の受賞歴も参考にできる。ヘッドハンター大賞は、「ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー」や「会員満足度部門」など10部門あり、毎年発表される。成約数が多く転職支援で優れた成績を残したヘッドハンターに贈られることから、サポートの質を求めるなら受賞歴を参考にしよう。
受賞歴は各ヘッドハンターのプロフィールから確認可能だ。ヘッドハンターの検索ページでは「ヘッドハンター大賞受賞者」にチェックを入れると受賞したヘッドハンターのみを検索できる。
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ビズリーチの登録方法
ヘッドハンターの転職支援によってキャリアアップしたい人は、ビズリーチに登録しよう。登録方法や活用方法はとても簡単だ。
ビズリーチは無料プランもあるが利用範囲が限られるため、有料プランの利用がオススメだ。有料プランに申し込めば、求人の閲覧と応募、スカウトの閲覧や返信が可能になる。
ビズリーチは本来有料のプレミアムステージを1週間無料で利用できる。有料プランに申し込む前に使い勝手を確認したい人は無料体験に申し込もう。
ヘッドハンターを利用した転職活動の進め方
ビズリーチに登録後、職務経歴書を入力すると利用可能になる。ここからはヘッドハンターのサポートを受けて転職活動する方法を解説する。ヘッドハンターを利用した転職活動の大まかな流れは以下のとおりだ。
- ヘッドハンターからのスカウトに返信する
- 求人やヘッドハンターを自ら検索する
- ヘッドハンターとの面談
- 企業との面談・面接
- 内定・内定承諾・入社
ヘッドハンターからのスカウトに返信する
スカウトが届いたら、ヘッドハンターの実績や担当業種などを確認し、任せてもいいと思ったら返信しよう。
注意したいのが送られてくるスカウトメッセージの内容だ。残念ながらヘッドハンターの中には職務経歴書をしっかり確認せず、的外れな求人を提示してくる場合もある。
もしも的外れな求人を提示されたら、ヘッドハンターが保有する求人のなかに希望の条件を満たすものがないかメッセージを送り確認してもらおう。
こうしたヘッドハンターは求職者のプロフィールを見ず、一斉送信している場合もあるので、無視してしまってもいいだろう。
求人やヘッドハンターを自ら検索する
ヘッドハンターから届くスカウトを確認する作業と並行して、求人やヘッドハンターを自ら検索しよう。
求人検索では「職種」「業種」「勤務地」などの条件を指定でき、「ヘッドハンター案件」とラベルがついている求人はヘッドハンターが保有する求人となっている。
ヘッドハンターを検索する際は、希望する業界に精通しているか確認し、ヘッドハンタースコアやヘッドハンター大賞の受賞歴も参考にすると求めているパートナーを見つけやすい。
ヘッドハンターとの面談
ヘッドハンターからのスカウトにいい求人があった場合、面談へと進もう。面談の方法は、ヘッドハンターが所属する企業への訪問や、電話・ビデオ通話などで行われる。
ヘッドハンターとの面談ではスカウト時に紹介されなかった非公開求人を提示される可能性もある。またヘッドハンターによっては、職務経歴書の書き方や企業との面接対策についての情報を共有してくれる場合もある。
企業との面談・面接
求人に申し込むと、企業との面談や面接の場が設置される。面談では企業との情報交換が行われ、面接では合否が出る。ヘッドハンターの保有する求人に応募した場合、面接日時の調整など、煩わしい手続きを代行してくれることもある。
内定・内定承諾・入社
内定通知を受け取った場合、書かれている条件を確認して不明点があれば内定承諾前に解消しよう。年収の交渉や入社日程調整はヘッドハンターを通すことになるので、積極的に活用するといいだろう。内定後は内定承諾、入社を経てサポートは終了する。
転職後も、ビズリーチのアカウントは削除せず、職務経歴書は定期的に更新すると良い。新たに入社した企業での実績等を職務経歴書に反映させることで、ヘッドハンターや企業からより魅力的なスカウトを受け取れる可能性もあるからだ。
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ビズリーチでキャリアアップ転職を目指そう
ビズリーチのヘッドハンターは利用者と企業をつなぎ、さまざまなサポートしてくれる頼れる存在だ。しかし、どのヘッドハンターのサポートを受けるのかは自ら選択する必要がある。
指標としてヘッドハンタースコアやヘッドハンター大賞の受賞歴などを確認するといいだろう。優秀なヘッドハンターと活動を進め、理想の転職を実現しよう。