キャリアを歩んでいく上で、そして人生を歩んでいく上で、学歴は一生まとわりついてくるものだ。
低学歴と分類される人たちは就職活動、そして転職活動でも苦労し、自分は逆転不可能だと痛感し、より良い選択肢を諦めてしまうことが多い。
だが、非高学歴層は大きく不利だけど、十分に逆転可能ということを覚えておいてほしい。低学歴ということだけを理由に、自分のキャリアを諦めてしまう人があまりにも多いので、今回のブログで取り上げることにした。
もちろん、学歴がなかったり、周りに十分な情報を得られる環境がないと、つい諦めたくなるかもしれない。しかし、チャンスは十分眠っている。
例えば、求人サイトに登録することもそうだし、エージェントに頼ることもそうだ。マイナビエージェントであれば、未経験転職に強く、低学歴であってもキャリアアップできるチャンスがある。
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- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
低学歴というだけで出世を諦めるな
人事担当者と話すと、MARCH未満の学歴を非高学歴という方も多い。新卒の就職活動や20代の1回目の転職においても、「学歴が低いから俺は…」とやたら自己肯定感の低い人間に出会ってしまう。
学歴は18歳の大学受験で基本的に決まるが、よほど学歴に不満があるなら、再受験、編入試験、もしくは大学院から有名大学に行けば良いのだ。あるいは、仕事で圧倒的な実績を出すのも良い。
そういった努力も怠り、とにかく学歴が低いから俺は無理だと嘆くだけの人はもったいない。学歴が高くないのは過去のことなのだから、今からどのようにしてキャリアを切り開けば良いのかに注意を払うようにしよう。
さて、ここからだ。転職活動で学歴がないことで、キャリアアップをあきらめてはいないだろうか。自分のやりたいことができないまま、一生飲食店のマネージャーをやるつもりなのかと問いたい。
例えば、飲食店が好きなら自分で店をしたくないか?チェーンで働くならエリアマネージャー、SVとなっていずれは経営者になりたくないか?
もちろん、出世やキャリアアップを考えた時に、学歴がネックになるのは事実だ。だからこそ、これからの逆転方法を一緒に考えていこう。実は、社会にでると、学歴に関係なく恐ろしいほどの活躍をする人がいるのだ。
学歴という変えられない事実にとらわれるのは時間の無駄なので、このブログをきっかけに前向きに取り組んでほしい。
ちなみに、私がこのブログで普段から「優秀層」と繰り返しいっているのは、学歴ではなくビジネスの世界で活躍している人のことだ。決して、学歴とビジネスで活躍することは一致しない。
キャリアアップを目指すのなら、マイナビエージェントの利用をおすすめする。20~30代からの支持が厚く、幅広い業界の求人を取り揃えている転職サービスである。
キャリアアドバイザーによる転職サポートが手厚いのが特徴だ。未経験OKの求人も多いため、低学歴であっても自分に合った仕事を見つけやすい。
低学歴が転職すべきは、「成果主義の外資企業」という机上の空論
実は外資系は超高学歴主義の一方、非高学歴の人の出世割合も高い。現代において、三菱商事や三井物産の役員に日東駒専レベルから選ばれることはまずない。入社できることも稀だろう。せいぜい子会社だ。
しかし外資系のメーカーや、ヘッジファンドや外資系のサービス企業においては、学歴がなくても全然出世している。
外資系はあまり学歴の派閥がない(もちろん少なからずある)ため、実力さえ伴い結果を出せば幹部クラスに簡単に出世できる。
といったアドバイスをするのを見かけるが、こういった世界に飛び込んでやっていける自信があれば、まず学歴コンプレックスを感じて、”逆転”などという発想はもたないだろう。大部分は外資系にすら通らないだろう。
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低学歴は書類審査がつらい
非高学歴と呼ばれる層は、書類で切られ面接にすらたどりつかないことが多い。
そこで書類できられないための戦略を考えよう。転職エージェントは確実に学歴が高い層にあたったほうが確度が高いので、転職エージェントから声がかかることすらそもそもない。
そのため慎重に自分のアピールを行わないといけない。転職の場合、高学歴層は転職エージェントからお客様扱いされるが、非高学歴層の場合そうはいかない。
つまり自分から売り込んでいかないといい転職エージェントに会えない。聞いてみるといい、自分と同じ大学の人とどれくらい会っているか。それでその転職エージェントがどれくらい優秀な人に会っているかがわかる。
学歴が高くない場合、転職するときは確実に転職エージェントに使おう。実は学歴が高くない人ほど転職エージェントを使うメリットがある。
一般的に、優秀な転職、人材エージェントであれば、企業の一次面接と評価の精度に変わりはない。同様に書類審査も同じ精度で行われる。
書類審査は所属企業と、学歴を見られるので、そこそこいい大学を出て大手企業に勤めていれば企業の書類審査は通る。
だが、低学歴層は、企業の書類審査に通りにくい。そこで人材エージェントの口添えが大事なのだ。「この人は、学歴低いけどめちゃくちゃ優秀です」と伝えれば企業側は喜んで面接してくれる。
書類だけで口添えがなければ絶対に会っていなかった学歴の人でもたった一人のリファレンスがあるだけで面接までこぎつける。
よって、比較的、学歴に関係なく会ってくれるエージェント(その中でもできるだけ優秀な方)に会い、自分の優秀さを売り込むことで間接的に企業への売り込みになるのだ。
この場合、企業と強いパイプのある案件に送り込んでもらうのがよいだろう。
私も実際の事例で学歴が高くないのに、とてつもなく優秀な方に会い、企業面接に行くとあっという間に内定した方を見てきた。
だが、その方はなかなか他のエージェントや企業から声がかからなかったという。どうみても学歴のせいだった。
冒頭でも述べたが、低学歴で転職活動をする際には、必ず求人サイトやエージェントを頼ってほしい。 マイナビエージェントであれば、企業との太いパイプがあるため転職を有利な情報を得られる。
どうしても普通に過ごしているだけだと、そういった接点は得られないので、早い段階で接点を持てるように動き出してほしい。
低学歴から転職を成功させるには、学歴を覆すための努力が必要
書類上で、この人は同じ大学でもほかの人とは違うということを見せればいい。企業側が心配しているのはこの人は同じ業務をこなすだけの地頭や努力ができないのではないかと疑われるのが怖い。
高学歴層には全く必要ないが、TOEICを900点とるだけ、もしくは簿記1級や中小企業診断士をとるだけで評価はめちゃくちゃ変わる。
資格をとることに全精力を注ぐのは本末転倒であり、かつ資格取得には反対の立場を普段はとっているが学歴がない人には、比較的転職したい業界に関係ある資格をとることをすすめる。
同じ学歴層で目立つことが、重要だ。TOEIC900点は大量採用をしている商社の内定者でさえ多くが超えているボーダーなのでいい点数というわけではないが、非高学歴層のなかでは目立つだろう。
TOEICは一例だが書類で「この人はたまたま学歴が高くないのだろう」くらいに思わせれば戦う権利があるのだ。
冒頭でも述べたが自分は学歴が低いからと最初からあきらめてしまい努力を怠ることは辞めてほしい。学歴が低いのは、高校時代の努力が足りないのが一般的な論評であろう。
そのため、高校の時していない努力を今して埋め合わせすべきなのだ。その努力はきっと企業から評価されるし、将来のキャリアにつながるはずだ。
高学歴層は資格は特に取る必要はなく、職歴に自慢をもてるように今の仕事にしっかりうちこもう。
また、転職を考えている人は、書類の添削や面接対策などのサポートが手厚い転職サービス「マイナビエージェント」をぜひ、活用しよう。
低学歴にも二通り存在する
学歴が高くないのに、有名企業に転職している人の多くは、高校が有名校にもかかわらず高校時代に勉強せず、有名大学に行けなかったパターンだ。
高校だけ遊んでしまいましたと伝えると、割と納得してもらえるのである。首都圏私立高校をでているとそれはアドバンテージになる。
問題は有名高校ではなく、大学も有名大学でない場合だ。その場合、基礎学力に不安をもたれるので先述の対策はもちろんSPIで平均点はとれるようにしよう。
細かい努力が差を生むのだ。有名高校でなく、有名大学でなければあなたは面接の前から懐疑的な目で見られるだろう。それを覆すだけの点数、高学歴内の平均点をとるだけでいい。
数十年前の低学歴からの大逆転、現代の逆転方法
現代のヘッジファンドのシニアクラスには、ほとんど知らない無名大学から出世している人がいる。
数億円の年収をもらっている私の友人の父も、無名大学だったものの、小さい証券会社で株のセールスをやって、たまたま時流にものり成功して、怖いもの知らずで外資に飛び込み数千万、数億円の年収を得るようになった。
現代はヘッジファンドに無名大学からはMBAをはさまない限りムリだろう。現代のおすすめはWEB系のエンジニアになることだ。
WEBエンジニアもCTOクラスは高学歴であることが多いがエンジニア内では学歴はほぼ評価されない。博士号やMITで修士をとっているとまた見られ方は違うが。
給与も高く、引っ張りだこの職種なのでぜひみなさんなってほしい、とは簡単に言えない。WEBエンジニアにいまからなっても1000万プレイヤ―になるのは厳しいだろう。
後は営業職だ。営業職は昔からある仕事で成果報酬で給与になるところにいくとよい。
典型的なのはプルデンシャル生命をはじめとする、金融系だろう。プルデンシャルは何も生命保険だけ売っている会社ではないのできちんと一度調べてみるといい。資産運用の領域でも強いのだ。
メンタルが強く、ガツガツしている方は営業職で結果をだしてほしい。体育会でなくても人当たりがいい方は人材エージェントになるのもいい。高学歴でなくても転職で実績をつみ素晴らしい人材エージェントはたくさんいる。
他には何かあるかと問われると難しい。資格をとるのがいいが、弁護士や公認会計士は今から勉強をはじめても間に合うかは定かではない。25歳以下で親に金がある場合は資格に時間をつっこんでもいいだろう。
資格で稼ぐというより、資格で足キリにあわないために何かもっておくのが資格の正しい使い方だと思われる。
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低学歴でも出世することをあきらめるな
今回のブログでは、さんざん低学歴と書いたが、バカにしているつもりは一切なく、優秀な方がいるのに埋もれていることを残念と思ったのでこれを書いた。
社会人になってから余計に感じることだが、学生と仕事の出来不出来は全く比例しない。東大生でも死ぬほど仕事ができない人はいるし、低学歴でも結果を残せる人はたくさんいる。
以前、スターマイカの水永政志さんが「東大生はオポチュニティコストが高すぎる」といっていたが、学歴がない人は、失うものがないからベンチャーにとびこみアップサイドをねらうなどやり方がたくさんあるはずだ。
ベンチャー企業では、学歴に関係なく、結果を残した人が昇進している。飛び込んでみると、自分のコンプレックスをはねのけるような地位を手に入れられるかもしれない。
ぜひこれからの逆転を狙っていってほしい。まずは、マイナビエージェントやビズリーチに登録し、求人の紹介を受けてみよう。
同時に転職サービス経由でチャンスも手に入るはずだ。そのチャンスを逃さず、最大化できるように自分の人生にフルコミットしてほしい。
今日は以上だ。