ドコモ光からauひかりに乗り換える手順を徹底解説！乗り換えのメリット・デメリットについても紹介

ドコモ光からauひかりに乗り換えると、通信速度が速くなったり最大114,000円のキャッシュバックがもらえるといったメリットがあります。

しかし｢ドコモ光からauひかりへの乗り換え手順は？｣｢auひかりに乗り換えることでデメリットはない？｣といった疑問を持っている人が多いようです。

そこでこの記事では、ドコモ光からauひかりに乗り換える手順はもちろん、乗り換えのメリットとデメリットについても解説していきます！

ドコモ光からauひかりに乗り換える際のポイント

乗り換え時に開通工事が必要

ドコモ光からauひかりに乗り換えるには開通工事が必要です。

ドコモ光は光コラボなので、光コラボ同士の乗り換えなら工事不要ですが、auひかりは独自の回線を利用しているため、開通工事をしないと乗り換えできません。

auひかりの開通工事には工事費が発生しますが、キャンペーンを適用させれば実質3,000円弱になります。

auひかり ホーム(s)に乗り換えるなら光回線再利用が使える

ドコモ光からauひかり ホーム(s)に乗り換えるなら光回線再利用というサービスが使えます。

ホーム(s)はNTTが普段使っていない回線を使ってネットを提供しているプランです。ドコモ光の回線設備を流用できるので、新規契約するより少ない工数で乗り換えられます。

ドコモ光で「光回線再利用承諾番号」が発行してから申し込みましょう。ちなみに、ホーム(s)が契約できるかはエリアや住居によって決まります。

エリアによっては乗り換えられない

auひかりは利用できるエリアが限られているためエリアによっては乗り換えられません。

ドコモ光はNTTの回線を使った光コラボなので、全国エリアで利用ができます。一方で、auひかりは独自回線なので、エリアによって乗り換えられないです。

自分のエリアがauひかりの対応エリアかは、事前に公式サイトの対応エリア検索で確認しておきましょう。

ドコモ光の解約はauひかりの開通後

ドコモ光からauひかりに乗り換える場合、ドコモ光の解約はauひかりの開通後にしましょう。auひかりの開通前にドコモ光を解約すると、ネットが使えない期間が発生します。

また、ドコモ光の解約で違約金が発生する場合、auひかりの申し込み月から12ヶ月以内に違約金の明細を提出すると、キャンペーンで最大30,000円まで補填してもらえます。

ドコモ光の違約金を十分補える金額なので、更新月以外のタイミングでも乗り換えやすいです。

ドコモ光からauひかりに乗り換える手順

• STEP1

  乗り換え先の回線に新規申し込み

  
  まずはauひかりに新規申し込みしましょう。光電話や光テレビといったオプションを利用する場合は、光回線と同時に契約するのがおすすめです。

  あとからオプションだけ申し込んだ場合、追加工事費が発生する可能性があります。

  おすすめの窓口はGMOとくとくBBです。数ある窓口の中でも、一番お得にauひかりを契約できるためです。

• STEP2

  開通工事の日程を調整

  

  新規申込から数日後に、auひかりから契約確認の電話が来ます。同じタイミングで開通工事日の調整を実施します。

  開通工事には立ち合いが必要なので、都合が良い日を指定しましょう。

  ちなみに、光回線再利用承諾番号がある場合は、電話でオペレーターに伝えてください。

• STEP3

  ドコモ光を解約する

  連絡先	0120-800-000 (ドコモの携帯なら151)
  受付時間	9～20時 (年中無休)

  新しい回線の開通工事日が決まったら、ドコモ光の解約手続きをしましょう。ドコモ光の解約は電話窓口かドコモショップから行えます。

  電話の場合｢7→1→4｣の順にダイヤルを入力すると窓口に繋がります。ドコモスマホからなら、契約確認のために4桁のネットワーク暗証番号の入力が必要です。

  ドコモショップで発行する場合は来店予約がおすすめです。待ち時間なくスムーズに解約手続きを行えるからです。

• STEP4

  プロバイダを解約する

  

  	連絡先
  BIGLOBE	0120-86-0962
  	03-6385-0962(携帯用)
  hi-ho	0120-858140
  	0570-064800(携帯用)
  AsahiNet	退会受付ページ※Web手続きのみ
  @T COM	後日連絡あり

  上表では、解約手続きが必要となる主なプロバイダをまとめました。auひかりに乗り換える際に、ドコモ光で使っていたプロバイダの解約手続きが必要な場合があります。

  解約手続きの有無は、プロバイダや契約の内容によって異なります。乗り換え時に必ずプロバイダに連絡して確認しましょう。

• STEP5

  新規回線の開通工事に立ち会う

  

  auひかりの開通工事を、事前に打ち合わせた日に実施します。工事は立ち会わないと作業ができないので、忘れないようにしましょう。

  作業時間の目安は1～2時間ですが、建物の配線状況によってはさらに時間がかかるケースがあります。工事をする前後の時間帯は予定を入れないようにしましょう。

• STEP6

  通信機器の接続設定をする

  

  開通工事が終わったら、ルーターやパソコンの接続設定をしましょう。

  レンタルルーターを利用する場合、一緒に送られてきた書類に接続方法が書いてあります。

• STEP7

  レンタル機器を返却する

  
  光回線の切り替えが終わったら、ドコモ光で使っていたレンタル機器を返却します。レンタル機器は、ドコモ光から貸し出されているものもあれば、プロバイダのものもあります。

  返却する機器がある場合は、ドコモ光やプロバイダから連絡があります。指示に従いながら返却手続きを済ませましょう。

ドコモ光からauひかりに乗り換えると得られるメリット

通信速度が速くなる

	下り速度	上り速度	Ping値
ドコモ光	278Mbps	251Mbps	20.0ms
auひかり	502Mbps	482Mbps	15.3ms

「みんなのネット回線速度」より引用(2023年6月8日時点の情報)

ドコモ光からauひかりに乗り換えると通信速度が速くなります。auひかりは、独自回線を利用しているため速度が速いです。

実際の利用者の平均速度で比較するとauひかりはドコモ光の約2倍もの数値が出ています。また、Ping値も圧倒的に低いため、オンラインゲームなどにも向いています。

ドコモ光は、多くの会社と回線を共有している光コラボです。通信速度が遅い訳ではないですが、独自回線と比べると劣ります。

最大114,000円のキャッシュバック

auひかりを代理店｢GMOとくとくBB｣から申し込むと最大114,000円のキャッシュバックがもらえます。

オプション加入や10ギガプランの契約が条件ですが、無理なく達成できるレベルです。また、オプションなしでも72,000円還元されます。

キャッシュバックの金額を考えるとお得なので、キャンペーンは必ず利用したほうが良いです。

auとUQモバイルのスマホセット割に対応

auひかりは、auスマートバリューに対応しているのでauとUQモバイルのスマホ料金が最大1,100円割引されます。

また、最大10回線まで適用できるので、家族内にauユーザーが多い世帯だとさらにお得です。

現在のスマホが対象外の場合は、auひかりに乗り換えるタイミングでスマホも乗り換えると通信費を節約できます。

開通工事費が大幅に割引される

ドコモ光からauひかりに乗り換えるには、開通工事が必要です。ただしauひかりの工事費はキャンペーンで大幅割引になります。

毎月の工事費と同額を割引することで、工事費の支払いが相殺される仕組みです。最初の2ヶ月分を支払えば、3ヶ月目以降は支払いがなくなります。

注意点として、工事費の支払い期間中に解約すると割引が終了します。途中で解約した場合は、工事費の残債を一括で請求されるので注意しましょう。

違約金を最大30,000円まで負担

auひかりは｢auひかり乗り換えスタートサポート｣を実施しています。乗り換える際に発生した違約金を最大30,000円まで負担してくるキャンペーンです。

ちなみに、ドコモ光を更新月以外で解約しても、違約金や工事費の残債で30,000円を超えることはほとんどありません。

還元方法はauPAY残高へのチャージや、月額料金の割引です。また、還元されるタイミングは、必要書類を提出してから約1ヶ月後です。

ドコモ光からauひかりに乗り換えるデメリット

対応エリアが狭くなる.

auひかりはドコモ光よりも対応エリアが狭いです。利用できるエリアが限定的なので、引っ越しが多いと継続した利用がしづらいです。

現在ドコモ光を利用している住所が、auひかりのエリア外という可能性もあります。auひかりに乗り換える前に、必ずエリア検索をしておきましょう。

ドコモのスマホセット割に非対応

当然ですがauひかりはドコモのスマホセット割には非対応です。現段階でドコモ光とドコモスマホを利用している人は、料金が高くなる可能性があります。

auひかりへ乗り換える前に、スマホとネット料金を足した通信費で比べたほうが良いです。

テレビサービスが地デジ非対応

auひかりが提供しているテレビサービスは地デジ非対応です。また、ドコモ光でテレビサービスを利用していた場合、auひかりに乗り換えると引き継げないです。

利用している回線が異なるため、提供されているテレビサービスも異なります。ドコモ光のテレビサービスは地デジが見られますが、auひかりでは見られないので注意しましょう。

開通工事が必要

ドコモ光からauひかりに乗り換えるには開通工事が必要です。ドコモ光とauひかりでは、利用している回線が異なるためです。

ドコモ光は、フレッツ光と同じNTT回線を利用している光コラボです。auひかりは、別の独自回線を利用しているため、乗り換えには工事が発生します。

ドコモ光とauひかりの料金や速度を比較

	ドコモ光	auひかり
事業者	NTTドコモ	KDDI
回線網	NTT回線 (光コラボ)	独自回線
マンション 月額料金	4,400円 ※プロバイダ一体型	4,180円 ※プロバイダ一体型
戸建て 月額料金	5,720円 ※プロバイダ一体型	5,610円 ※プロバイダ一体型
通信速度	1Gbps
平均速度	278Mbps	502Mbps
スマホ セット割	ドコモ -1,210円/月 (最大20台まで)	au -1,100円/月 (最大10台まで)
マンション 新規工事費	22,000円 実質無料	33,000円 実質2,877円
戸建て 新規工事費	22,000円 実質無料	48,950円 実質2,812円
エリア	全国	一部地域
お得な窓口	▶GMOとくとくBB	▶GMOとくとくBB

ドコモ光とauひかりを比較すると、auひかりのほうが安くて速いことがわかります。ただし、auひかりのマンションに関しては、建物の構造によって料金が異なるので注意しましょう。

また、使っているスマホのキャリアによって、お得な回線は異なります。スマホセット割を適用させられるからです。

ドコモのスマホユーザーがauひかりに乗り換えると、損をする可能性があります。割引などの総合的な要素を含めて比較してみましょう。

ドコモ光からauひかりの乗り換えるにかかる費用

auひかりの開通工事費

マンション	33,000円 →実質2,877円
戸建て	48,950円 →実質2,812円

ドコモ光からauひかりに乗り換えると、開通工事を実施します。マンションなら33,000円、戸建てなら48,950円です。

ただし、最初の2ヶ月分だけ支払えば、3ヶ月目以降は月々の分割額と同額の割引を受けられます。

2～3年継続して利用すれば、最大46,128円分も安くなります。実質3,000円弱で利用可能です。

auひかりの新規登録料

新規登録料	3,300円

ドコモ光からauひかりに乗り換える際は3,300円の新規登録料が発生します。

一般的に言われる｢事務手数料｣と同じで、auひかりに限らずほとんどの光回線で請求されます。

ドコモ光の違約金

	違約金
戸建て	5,500円
マンション	4,180円

ドコモ光を更新月以外のタイミングで解約すると違約金が発生します。ドコモ光の更新月は、契約満了の当月･翌月･翌々月の3ヶ月間です。

ドコモ光の一般的なプランは2年契約なので、開通から24～26ヶ月目が更新月です。

ただし、乗り換えるタイミングが更新月以外でも、auひかりのキャンペーンを適用させれば違約金を補填してもらえます。

ドコモ光の工事残債

	戸建て	マンション
契約時	22,000円	22,000円
1年目(12ヶ月目)	11,000円	11,000円
2年目(24ヶ月目)	なし

ドコモ光の工事費の分割払いが完済していない場合残債を一括払いする必要があります。ドコモ光の分割払いは、12回と24回から選べます。

24回払いで契約して1年目で解約した場合、11,000円の支払いが発生します。

ドコモ光の利用料金

ドコモ光の解約月は何日に解約しても月額料金が1ヶ月分かかります。ドコモ光の月額料金は日割りにならないためです。

ただし、auひかりの月額料金は初月無料なので、auひかりの開通月にドコモ光を解約できれば損はしないです。

ドコモ光からauひかりへの乗り換えに関するよくある質問

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