働くことの意味と目的
なぜ働くのか。社会人になると、誰しも考えたことのあるテーマではないでしょうか。
僕自身、多くの話を見聞きし、納得のいくもの納得のいかないものがありました。働くことの意味を考えてみましょう。
人間の幸福とは
人間の幸福は(1)人の役に立つこと(2)人に褒められること(3)人に必要とされること から得られる、と言われています。
これら全て、働くことによって得られる価値です。また、幸福という観点でいえば、マズローの欲求5段階説が思いあたります。
欲求5段階説においても、社会的欲求以上は、全て働くことによって得られることがわかります。というか、それ以外から得ることは果てしなく難しいように見えます。
しかし、人間とは不思議な生き物で、これだけの材料があっても、すんなり納得できません。もっと具体的な意味が必要になってきます。
働く意味
1.収入を得ること
「お金のために働くなんて馬鹿げている」という人もいますが、あって困るなんてことはありません。
現状の仕事で収入を得るという狭義な意味だけではなく、給与を投資に回したり、起業資金に回したり、大きなNEXT収入のことも視野にはいります。
2.目的を得ること
目的を見つけることは難しいです。光り輝くような生涯の目的を見つけられている人は、人口の1%にも満たないそうです。
「目的」は働きながらでしか見つけることはできません。働くこと以外に、真の情報を見つけることは難しいからです。
「目的がないまま働くのは嫌」という人は、矛盾から目を逸らしてしまっています。目的がないから働くべきなのです。
3.友を得ること
終生の友は、懸命に働いた中でしか得る事ができません。
あなたが本当に困った時、あなたを助けてくれるのは地元の友達でも、ましてや遊び仲間なんかでもありません。本気で仕事に向き合い、人に向き合った結果で得られた友人だけがアナタを助けてくれます。
4.信用を得ること
信用はお金で買うことはできません。積み上げた成果と行動でのみ、積み重なっていくものです。信用があるだけ人生が裕福になります。
そして、その信用は他人toアナタだけではなく、いざという時にアナタ自身を信じれるかどうかにも関わってきます。
「自分への信頼感の高さは、自分へのコミット(約束)を、何度も何度も守ったかどうかで決まる。人は皆、過去に経験してきたことや、実績から自分に自信を持っている。」自分への信用は『自信』に変わり、何をやってもうまくいくようになります。信用も自信も、何かを成し遂げた人だけに贈られる特別なギフトです。
5.価値を得ること
働くことによって、「学び」と「成果」がやってきます。これは働くこと以外で得ることは難しいものです。そして学びと成果は、アナタに市場価値を大きくもたらすものです。
価値が高まると何ができるか。アナタがやりたいことを、やりたい時にできる可能性が高くなります。
働くことの意味
結局は、働く理由は人それぞれです。好きな人のために働くことでも良ければ、自分の給与のために働くことがあっても良い。
未来に訪れるかもしれない機会を逃さないために(何かやりたいことが出来たとき、やれる自分でいたい)働く人もいると思います。仕事は選べなくても、仕事のやり方は選べます。どんな仕事に遭遇しても、姿勢や気持ち次第で、視点は変えられます。
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