ロジカルシンキング・ラテラルシンキング・クリティカルシンキングの違い
人間が何か物事を考えるとき、大きく3つの考え方があるのはご存知ですか。「ロジカルシンキング」「ラテラルシンキング」「クリティカルシンキング」の3つです。
3つの思考法
ロジカルシンキング
- ・最も一般的な思考法
- ・原因や結果、前提や定量的データから、結論を導き出す
- ・フレームワークで有名なのは【MECE】【So What?/Why So?】【ロジックツリー】【因果関係・相関関係】
ロジカルシンキングは、誰かに何かを伝えるとき、物事を整理して考えたいときに使う思考法です。論理的な思考や話し方が身についていないと、人に物事をうまく伝えたり、部下に対して納得感のある説明ができません。
クリティカルシンキング
- ・チームに1人はいるべき思考法
- ・見聞きしたままに受け取るのではなく、客観的分析的に理解する
- ・フレームワークは【PAC思考 (「Premise 前提/事実」「Assumption 仮定」「Conclusion 結論」】が有名
情報が氾濫しやすい昨今に正しい情報に自力でたどり着くさいに使う批判的思考法です。対象物を見聞きしたままに受け取るのではなく、客観的なおかつ分析的に理解しようとする思考であり、(正しく)批判的にものごとを見聞きできるようになります。
意見を聞いているときや、情報収集しているときに使いたい思考です。
ラテラルシンキング
- ・天才型が持っていることが多い思考法
- ・別の角度から全く違った見方をして、結論を導き出すこと
- ・フレームワークは【欠点希望点列挙法】が有名
別の角度から全く違った見方をして、結論を導き出す思考法です。新しいアイデアをだす際や、革新的なDoを生み出したいときにラテラルな発想が求められます。
ロジカルシンキングとクリティカルシンキングの違い
ロジカルシンキングもクリティカルシンキングも、どちらもデータや事実に基づく思考であり、大きな違いはありません。
違いは、ロジカルシンキングが「ゴールを導き出す思考法」としたら、クリティカルシンキングは「ゴールが正しいか疑う思考法」であることです。
クリティカルはロジカルの上位互換の思考法であり、論理的思考を極めていくと自然にたどり着くことができます。
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