お金や投資の金融メディア

iDeCo(イデコ)金融機関のおすすめ人気比較ランキング|SBI証券が全項目で最高点

PR
idecoおすすめランキング・アイキャッチ
お金+プロフィール
お金プラス@投資チーム
iDeCoの良さをリアルでも伝え続ける伝道師。iDeCoをやっていない人には聞かれなくても、おすすめ金融機関と商品を伝えるほど熱量が高い。

「iDeCoはどこで始めるのがおすすめ?」

「SBI証券と楽天証券の違いは?」

iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)は、節税メリットが魅力的な年金制度です。毎月一定の金額を積み立てて金融商品を購入することで、将来の資金作りができます。

しかし、iDeCoは数多くの証券会社や銀行で取り扱っていて、どの金融機関で始めればいいのか分からない…そこでiDeCoを始めるのにおすすめの金融機関を、口座管理手数料・商品数・サポート体制の観点で比較し、ランキングを作成しました。

実際のiDeCo利用者から、金融機関ごとのリアルな良い点と悪い点の口コミを紹介しているので、iDeCoを始める参考にしてください。

この記事の結論

  • 初心者におすすめは商品数最多のSBI証券
  • つみたてNISA併用はポイント付与の楽天証券

お金プラス投資チームが検証しました!

iDeCoの検証画像

関連記事
iDeCoおすすめ商品 投資信託おすすめ銘柄
積立NISAおすすめ口座 積立NISAおすすめ銘柄

目次

iDeCoとは?メリットとデメリット

iDeCoの3つのメリット

60歳以降に運用益を受け取れる個人型年金制度

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛け金を60歳まで積み立て、証券会社などに用意された投資信託や保険などの金融商品を運用し、60歳以降に掛金と運用益の合計額を受け取れる制度です。

所得税と住民税の軽減を受けながら資産形成ができ、月額5,000円と少額からでも始められるので、投資経験がない方にも将来のお金の準備をする方法としておすすめの制度です。

iDeCoのメリット【所得税控除と運用益非課税】

  • 積立金額すべて「所得控除」の対象
    所得税と住民税を節税できる
  • 運用で得た利益や利息が非課税
  • 受取時に公的年金等控除と退職所得控除の対象

iDeCoは大きく2つの節税メリットがあります。1つ目は、掛金が全額所得控除になること。例えば、毎月の掛金が1万円で、所得税と住民税が計20%とすると、月々2千円(年間2.4万円)もの税金が軽減されます。

2つ目は、運用益が非課税であること。通常、投資信託などの金融商品を運用すると、利益に対し約20%の税金が課されますが、iDeCoなら非課税!普通に投資を行うよりも圧倒的にお得です。

iDeCoのデメリット【掛金は60歳まで引き出せない】

  • 原則60歳までは引き出せない
  • 元本割れのリスクがある
  • 口座が1つしか持てない

iDeCoのデメリットは、途中解約ができない(掛金が60歳になるまで引き出せない)ことです。つみたてNISAや定期預金などは、途中解約ができますが、iDeCoは原則60歳まで継続する必要があります。

また、iDeCoは掛け金を運用する投資です。元本保証柄の商品でなければ、原本割れする(運用した金額が減る)こともありえます

iDeCoの金融機関選びのコツ

iDeCoの金融機関選びのコツ

金融機関選びのコツ

  • iDeCoで運用できる取扱商品の数
  • 信託報酬の安い商品があるか
  • 口座管理手数料が171円/月
  • カスタマーサポートが充実しているか

iDeCoで商品を買える金融機関は、銀行や郵便局、ネット型証券から店舗型証券まで様々です。4つの観点で金融機関を選びましょう。

iDeCoで運用できる取扱商品数

iDeCoを始めるのであれば、選べる商品が豊富なことが大切です。選択肢を増やすためにも20商品以上を扱う金融機関が有用です。金融機関によっては選べる商品が一桁しかないので、注意しましょう。

iDeCoは、1つの口座しか開けないので金融機関選びは最重要です。まず購入する商品を決めてから、金融機関を決定しましょう。

信託報酬の安い商品があるか

iDeCoを開始する場合、商品数だけでなく、商品の維持費(信託報酬)にも注目しましょう。長期投資では、維持費の高さ=コストが運用成績に与える影響も大きくなるため、低コスト商品がある金融機関か否かも見るべきです。

一昔前は信託報酬1%以上の商品ばかりでしたが、今では0.1~0.2%の銘柄も増えたため、0.2%前後以下の手数料であれば相対的に安い商品だと言えます。

iDeCo商品の信託報酬は事前に確認できる

日本にあるすべてのiDeCo商品の信託報酬は、特定非営利活動法人 確定拠出年金教育協会の「個人型確定拠出年金ナビ」で確認することができます。5年積立での利回り(運用実績)も確認可能です。

口座管理手数料が171円

名称 費用 詳細
加入手数料 2,829円 ・加入時に支払う手数料
・原則どの金融機関でも2,829円のみかかる
口座管理手数料 171円/月~ ・掛金から毎月差し引かれる手数料
金融機関ごとに異なり、最低171円かかる
信託報酬 年率1%前後 ・投資信託商品を運用する際にかかる手数料
・金融機関ごとではなく商品ごとに決まっている
給付手数料 440円/1回 ・給付1回ごとにかかる手数料
・原則どの金融機関でも440円のみかかる
還付手数料 1,488円/1回 ・限度額を超えて拠出した場合などにかかる手数料
・原則どの金融機関でも1,488円のみかかる

iDeCoは、金融機関によって、口座管理手数料や扱う金融商品(投資信託や定期預金)が異なります。

運用には、いくつかの手数料がかかりますが、金融機関によって異なるのは基本的に口座管理手数料だけです。口座管理手数料は最低額が171円/月と決まっているため、171円で運用できる金融機関を選ぶのがおすすめです。

カスタマーサポートが充実しているか

iDeCoを始める方の中には、投資が初めての方もたくさんいます。メールやチャットでの顧客対応はもちろん、対面で相談にのってくれる店舗があるか否かも判断基準の1つです。

iDeCoの人気金融機関10社比較

iDeCoの人気金融機関10社比較

金融機関 リンク 口座管理手数料 商品数 サポート体制

SBI証券

SBI証券

公式

171円/月 投資信託:36本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:8:00~17:00
土日:8:00~17:00
※祝日・年末年始は除く

楽天証券

楽天証券

公式

171円/月 投資信託:32本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:10:00~19:00
土日祝:9:00~17:00
AIチャット:24時間対応

松井証券

松井証券

公式

171円/月 投資信託:31本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:8:30~17:00
土日祝:対応なし

マネックス証券

マネックス証券

公式

171円/月 投資信託:26本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:9:00~20:00
土日:9:00~17:00
※祝日は除く

イオン銀行

イオン銀行

公式

171円/月 投資信託:23本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:9:00~21:00
土日祝:9:00~17:00
※年末年始・GWの一部の日は除く

auカブコム証券

auカブコム証券

公式

171円/月 投資信託:26本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:9:00~20:00
土日:9:00~17:00
※祝日・年末年始は除く

大和証券

大和証券

公式

171円/月 投資信託:21本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:10:00~18:00
土曜:10:00~18:00
※祝日は除く

野村證券

野村證券

公式

171円/月~
459円/月
投資信託:26本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:9:00~21:00
土日:9:00~17:00
※祝日・年末年始は除く

SMBC日興証券

SMBC日興証券

公式

431円/月 投資信託:27本
定期預金:2本
商品ラインナップ1
商品ラインナップ2
平日:9:00~21:00
土日:9:00~17:00
※祝日・年末年始は除く

りそな銀行

りそな銀行

公式

438円/月~
493円/月
投資信託:30本
定期預金:2本
商品ラインナップ
平日:9:00~21:00
土日:9:00~17:00
※祝日・年末年始は除く

※2021年8月作成時点
※どの金融機関もiDeCo入会手数料2,829円が一律でかかります

人気の金融機関は口座管理手数料が171円

iDeCoの人気金融機関は、口座管理手数料が安いです。口座管理手数料は、どの金融機関でも最低171円/月かかると決まっているため、特に理由が無ければ171円で運用できる金融機関を選ぶべきです。

商品数と商品のコストを比較

iDeCoでは、元本確保型の定期預金と保険、元本変動型の投資信託の3種類から商品を選びます。金融機関によって、取扱数が異なるので、SBIや楽天など商品数が多ければ、それだけ運用の選択肢が増えます。

また、商品数が多ければ良いというわけでもありません。商品ごとの信託報酬(維持コスト)にも大きな差があるため、信託報酬が低い商品を扱っているかを確認しましょう。手数料は0.2%以下であれば安いと言えます。

▼手数料(信託報酬)が低い商品(タップで開閉)
商品名 信託報酬
三菱UFJ国際-eMAXIS
Slim米国株式(S&P500)
0.0968%
以内
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国株式インデックスファンド
0.1023%
以内
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim
先進国株式インデックス
0.1023%
以内
SBI-SBI・全世界株式
インデックス・ファンド
(愛称:雪だるま(全世界株式))
0.1102%
程度
三菱UFJ国際-eMAXIS
Slim 全世界株式(除く日本)
0.1144%
以内
楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.162%
程度

SBI証券iDeCoの取扱商品より抜粋

iDeCoのおすすめ金融機関ランキング

SBI証券

SBI証券ロゴ

SBIの特徴

  • 取扱銘柄数が全ての金融機関でトップクラス
  • 低コストのインデックスファンドが揃う
  • iDeCo口座で迷っている方におすすめ
口座管理手数料 171円
口座移管手数料
商品数 投資信託:36本
定期預金:1本
商品ラインナップ
口座数 50万口座(2021年7月時点)
サポート体制 平日:8:00~17:00
土日:8:00~17:00
※祝日・年末年始は除く
店舗窓口対応 なし

iDeCoで死角なしのネット証券

SBI証券は、iDeCoの商品数が最も多く、人気の低コストファンドも複数揃う最高の証券会社です。iDeCoの商品には、信託報酬(手数料)が2%を超える銘柄が多い中、0.1%前後の銘柄が複数あるためiDeCo=長期投資と相性が良いです。

iDeCoの商品数、質ともに申し分ない上に、顧客満足度も2020年度に5年連続13度目の1位を獲得していて、多くのユーザーが利用していることが証明されています。

SBI証券であれば、iDeCoだけではなく、通常の現物株取引においても商品数が圧倒的なので、iDeCoを起点として投資を始めようという方にもおすすめできます。

SBI証券のiDeCoおすすめ商品

商品名 信託報酬
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
愛称:雪だるま(全世界株式)
0.1102%
程度
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 0.1144%
以内
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.0968%
以内
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 0.1023%
以内
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) 0.154%
以内
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国株式インデックスファンド
0.1023%
以内

SBI証券のiDeCo商品から、信託報酬が低いおすすめ投資信託をピックアップしました。SBI証券のiDeCoには人気銘柄「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」がないのでご注意ください。

SBI証券の評判と口コミ

女性アイコン
ゆとりの人さん|30代前半|女性|事務員|2020.12.17
良い点
|手数料の安さと商品数の多さ
数年前からiDeCoを始めていますが、口座開設当時からSBI証券の口座管理手数料は安かったので、長く続けるものであるから手数料の安さは大事と思って選びました。
また、商品数の多さも魅力で、近年新設された「セレクトプラン」に自分の買いたい商品があったので移行しましたが、移行手続きも簡単でした。
悪い点
|スマホアプリがない
iDeCoは長期でほったらかし保有するつもりなので、あまり困ることもないのですが、手軽に確認できるようなアプリはなく、サイトの作りもやや不親切な感があります。SBI証券で特定口座やNISA口座もあるので、iDeCoもまとめて見ることができたらいいのにと思います。
男性アイコン
名無しさん|30代前半|男性|金融|2020.12.10
良い点
|手数料無料
sbi証券は口座開設手数料無料、運営管理費手数料無料なのでそこが魅力です。他のかかるところもありますので、毎年毎年かかるので、それが何十年となるとけっこうな金額に、なってしまいますので、無料なのは大変魅力的です。
悪い点
|受け取り方法
iDeCoで積み立て終えたときに、一括で受けとるか年金で受けとるか大変迷うところであるとはおもうのですが、他社では、混合型で受け取るようなこともできるのですが、sbi証券は片方でしか選べないところがデメリットになっていると思います。あとはないです。

SBI証券公式

楽天証券

楽天証券ロゴ

楽天証券の特徴

  • 祝日にも対応したカスタマーサポート
  • 投資信託数を順次増やしている
  • スマホ操作もわかりやすく初心者向け
口座管理手数料 171円
口座移管手数料
商品数 投資信託:32本
定期預金:1本
商品ラインナップ
サポート体制 平日:10:00~19:00
土日祝:9:00~17:00
AIチャット:24時間対応
店舗窓口対応 なし

手厚いカスタマーサポートの楽天グループ運営

楽天証券は、カスタマーサポートが土日に加えて祝日にも対応している点が魅力であり、初めてのiDeCoや投資に戸惑う方も、いつでも相談できることがメリットです。

iDeCoの口座管理手数料が最安の171円はもちろん、投資信託の取扱商品は32本と、SBIに追随するネット証券会社です。スマホサイトも操作性が良く、これから投資を始める方にもわかりやすいサービスです。

しかし、楽天グループが推している楽天ポイントは、iDeCoだけは使うことができず、積立金額に応じて付与されることもありません。楽天ポイントがiDeCo商品保有額に応じて付与されるようになれば、最もおすすめしたい証券会社になるでしょう。

楽天証券のiDeCoおすすめ商品

商品名 信託報酬
楽天・全米株式インデックス・ファンド
愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
0.162%
程度
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
0.212%
程度
たわらノーロード先進国株式 0.10989%
程度

楽天証券のiDeCo商品から、信託報酬が低いおすすめ投資信託をピックアップしました。

楽天証券の評判と口コミ

男性アイコン
jaycoさん|30代後半|男性|看護師|2020.12.10
良い点
|初めてでも安心
初めて楽天証券を利用させてもらいましたが、手続きの方法から、取引まで分かりやすく、案内に沿って行うことで、困ることなく手続きができました。また、管理方法も分かりやすいと感じています。初めての方にもおすすめできます。
悪い点
|今のところ特になし
強いて言うならば、手続きに多少の時間はかかりましたが、手順が分かりやすかったので、特に困りませんでした。今現在、利用を始めて間もないのですが、悪い点は特になく、これからも継続して利用させていただきたいと思っています。
女性アイコン
まなまなさん|40代前半|女性|福祉・介護|2021.01.28
良い点
|簡単運用で良かった
イデコを初めて4年経ちます。ずっと楽天証券を使っています。利回り10%以上で現在運用ちゅです。操作も簡単だし、変更手続きもわかりやすいし、とってもいい感じです。これからも継続したいです。楽天証券のサイトからイデコの運用状況を確認して、変更もできるところが気に入っています。
悪い点
|取扱銘柄に不満若干あり
商品にインデックスをもっと増やしてほしい。取扱銘柄が若干、少ないように思える。もっと全世界株式のインデックスを増やしてもらえると、利用者の利益も増えると思う。銘柄選びでいつも思っていることです。老後の年金なのだから、やはり、将来増えるであろう銘柄を取り揃えて欲しい。

楽天証券公式

松井証券

松井証券ロゴ

松井証券の特徴

  • 投資信託が11→31に拡充
  • 人気の低コストファンドが勢揃い
  • 信託報酬重視の方におすすめ
口座管理手数料 171円
口座移管手数料
商品数 投資信託:31本
定期預金:1本
商品ラインナップ
サポート体制 平日:8:30~17:00
土日祝:対応なし
店舗窓口対応 なし

商品数が多く信託報酬が安いファンドも取扱う

松井証券は、創業100年の老舗証券会社です。iDeCoで買付できる投資信託の数は31本と業界最大級を誇り、さらに低コストで人気の「eMAXIS Slimシリーズ」があるなど、商品ラインナップが強力です。

松井証券は、もともと商品数が11本と充実しているとは言い難いiDeCo口座でした。しかし2020年10月から商品が31本に拡充され、おすすめしたい証券会社の1社となりました。

「eMAXIS Slimシリーズ」の他に、「楽天・全世界株式インデックスファンド」「楽天・全米株式インデックスファンド」もあり、人気の低コストファンドどちらも揃えているのは、松井証券だけの強みです。

松井証券のiDeCoおすすめ商品

商品名 信託報酬
eMAXIS Slim 全世界株式
(オールカントリー)
0.1144%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 0.1144%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.0968%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 0.1023%
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) 0.154%
楽天・全米株式インデックス・ファンド
※楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
0.16200%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
※楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
0.21200%
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国株式インデックスファンド
0.1023%

松井証券のiDeCo商品から、信託報酬が低いおすすめ投資信託をピックアップしました。SBIには無い「eMAXIS Slim オールカントリー」「楽天バンガード」、楽天には無い「eMAXIS Slimシリーズ」があり商品構成が抜群です。

松井証券の評判と口コミ

男性アイコン
さとうさん|40代前半|男性|接客業|2021.04.22
良い点
|サポートが充実
松井証券でイデコを始めました。資産運用の経験がなく、初めは不安でした。ホームページを拝見して信頼できる証券会社だと思い、松井証券を選びました。スマートフォンアプリ等、初心者にもわかりやすい内容で満足しています。
悪い点
|取り扱い銘柄が少ない
松井証券は、他の証券口座と比較すると取り扱っている銘柄が少ないです。他の証券会社と、よく比較して決定することをお勧めします。特に予め、自分が購入したい希望の銘柄が取り扱っているか確認しておくと良いと思います。

松井証券公式

マネックス証券

マネックス証券ロゴ

マネックス証券の特徴

  • 低コストファンドの数はトップクラス
  • 専用コールセンターが夜間まで対応
  • 無料ツールでシミュレーションしやすい
口座管理手数料 171円
口座移管手数料
商品数 投資信託:26本
定期預金:1本
商品ラインナップ
サポート体制 平日:9:00~20:00
土日:9:00~17:00
※祝日は除く
店舗窓口対応 なし

投資初心者向けのツールが充実

マネックス証券には他社にない無料ツールがあり、iDeCoの運用プランを診断できる『iDeCoポートフォリオ診断』を使えば、最適なポートフォリオの提案を行ってもらえます

また、「iDeCo」と「つみたてNISA」どちらを選ぶか悩む方もいると思います。マネックス証券が提供する『つみたてNISA・iDeCoシミュレーション』でどちらの制度が自身の投資目的に適しているか無料でアドバイスが受けられるので、利用してみましょう。

iDeCo商品取扱数26本と平均的な数字ですが、低コスト「eMAXIS Slimシリーズ」が5種選べるなど、厳選した銘柄を揃えています。アクティブ投信で高成績を残す「ひふみ年金」も用意されています。

マネックス証券のiDeCoおすすめ商品

商品名 信託報酬
eMAXIS Slim
先進国株式インデックス
0.1023%以内
eMAXIS Slim
新興国株式インデックス
0.1870%以内
eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
0.0968%以内
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
0.1144%以内

マネックス証券のiDeCo商品から、信託報酬が低いおすすめ投資信託をピックアップしました。SBI証券のiDeCo口座では取扱のない「オールカントリー」も買付可能です。

マネックス証券の評判と口コミ

男性アイコン
タクミさん|40代前半|男性|メディア|2020.11.09
良い点
|運用サポートが充実
マネックス証券は米国株取引で以前から利用していますが、iDeCoでも利用しています。運営管理手数料は無料なので安心して取引ができます。またiDeCoを始める際は、どのような銘柄を選んだらよいか迷うのですが、iDeCoポートフォリオ診断により自分に最適な銘柄を選んでくれるのも魅力の一つでした。
悪い点
|取り扱い銘柄数が若干少なめ
取り扱い銘柄数は26本(2020年4月8日現在)と、他の証券会社と比べると若干少なめです。ただし、信託報酬率が低く、長期的に安定した運用成績がだせる銘柄を厳選して選んでいるようなので、それほど大きなデメリットでもないと感じています。
男性アイコン
anna1985さん|30代後半|男性|製薬|2020.12.10
良い点
|運営管理手数料が無料
マネックス証券は手数料が魅力的に感じて利用しています。まず運営管理手数料が無料が無料なのが魅力的です。以前は運営管理手数料がかかる金融機関でiDeCoを利用していたのですが、それと比較するとお得感は歴然です。運用する上で手数料のロスがなく効率的に運用できていると実感しています。
悪い点
|商品数がやや少ない
他の金融機関のiDeCoと比較すると取り扱っている商品数が少ないことがデメリットと言えます。保険関係の商品とかがあればもっと運用の幅が広がるかなとも思います。ただ、アメリカや全世界の株式のインデックスファンドがしっかりと組み込まれているので長期積み立てに向いたラインナップになっているとは思います。

マネックス証券公式

イオン銀行

イオン銀行ロゴ

イオン銀行の特徴

  • 全国141ヵ所で直接相談可能
  • 土日祝日まで対応するカスタマーサポート
  • 銀行系最安値の口座管理手数料
口座管理手数料 171円
口座移管手数料
商品数 投資信託:23本
定期預金:1本
商品ラインナップ
サポート体制 平日:9:00~21:00
土日祝:9:00~17:00
※年末年始・GW一部除く
店舗窓口対応 あり

全国のイオンモールで直接相談できるサポート体制

イオン銀行は、イオングループが運営するネット銀行です。最大の特徴は、全国のイオンモールを中心に141か所でiDeCoなどのマネープランについて対面相談できる点です。他金融機関と違い、年末年始など一部を除き、土日祝日も営業している点も高評価です。

投資信託数23本と平均的ですが、「たわらノーロード 先進国株式」など信託報酬が約0.1%の商品もあり、他銀行系iDeCo口座のように高コストな商品のみで構成されていないことも投資初心者に優しい設計です。

銀行系iDeCoでは、最安値の口座管理手数料171円であり、イオンモールやイオン銀行が近隣にある場合は、相談できる利点を活かせるため検討する価値があります。

イオン銀行のiDeCoおすすめ商品

商品名 信託報酬
たわらノーロード 先進国株式 0.1870%
One DC 国内株式インデックスファンド 0.1540%
ひふみ年金 0.8360%

イオン銀行のiDeCo商品から、信託報酬が低いおすすめ投資信託をピックアップしました。

イオン銀行

女性アイコン
yamamolさん|30代後半|女性|事務員|2021.01.31
良い点
|店舗窓口で記入の仕方を教えてもらえる
投資をするのが初めてだったため、0からのスタートでした。
イオン銀行は手数料が他の大手と同じく安いのに、窓口で対応してもらえます。
書類記入や口座の連携、企業型DCとの兼ね合いについてのアドバイスがもらえます。
ちなみに投資商品の詳しい内容については提携元のみずほ銀行のサポートに聞く形になります。
窓口では教えてもらえません。
手数料を安く抑えたいけど、すべてをWEB上で手続きをするのが不安な方は便利です。
悪い点
|取り扱い銘柄が極端に少ない
外国株のインデックス型の商品がとても少ないです。
銘柄が少ないので選びやすいという利点はあります。
しかし、外国株のインデックス型を選ぼうとすると、数種類しかありません。
我が家では選ぶ銘柄が1つしかあてはまりませんでした。
女性アイコン
cheeseさん|30代後半|女性|保育士|2021.02.04
良い点
|とても簡単に始められました。
以前は企業型の確定拠出年金に加入していましたが、退職と同時に、個人型の方に移換した為、イオン銀行での運用を始めました。選んだポイントはやはり手数料が安い事です。他の銀行と比較してもかなり安く出来ると思います。移換手続き等面倒な事がありましたが、銀行の方が丁寧に説明してくれ、とてもスムーズに始める事が出来ました。ラインナップも私のように最低金額で運用していく程度なら十分だと思います。他の銀行でも話を聞きに行ったりしたのですが、ラインナップはホームページにて確認して下さいという説明でした。イオン銀行では、ラインナップを書類にて配付してくれ、とても分かりやすく説明をしてくれたので、不安なく始められました。イオン銀行に口座を作る事で、銀行を利用する時の手数料が無料になったりと、嬉しいサービスもありました。
悪い点
|商品の種類は少なめだと思います。
取り扱っている銘柄は、他と比べると少ないと感じました。しかし、私のように投資額も最低限の金額で、元本割れしなさそうな銘柄を選択するといった感じの運用方法の人にとっては選びやすいラインナップが揃っているように思います。あまり詳しい事が分らず、これからイデコを始めようと思う方には比較的選びやすいラインナップだし、銀行の方の説明も丁寧なので、初心者には向いているのではないかと思います。

イオン銀行公式

auカブコム証券

auカブコム証券ロゴ

auカブコムの特徴

  • 特定商品の運用でポイントがもらえる
  • iDeCo専用のアプリで運用状況確認可能
口座管理手数料 171円
口座移管手数料
商品数 投資信託:26本
定期預金:1本
商品ラインナップ
サポート体制 平日:9:00~20:00
土日:9:00~17:00
※祝日・年末年始は除く
店舗窓口対応 なし

KDDIグループの恩恵を受けられるiDeCo口座

auカブコム証券は、2019年12月からカブドットコム証券から名称が変更されたネット証券で、三菱UFJフィナンシャル・グループとKDDI株式会社が運営しています。

auカブコムで、アクティブファンド「auスマート・プライム(高成長)」を選択し、月間平均保有残高100万円を超え、auの通信契約をしていると年間1,000ptのPontaポイントがもらえます。

auスマート・プライム(高成長)は、信託報酬1.590325%(年率/税込)とコストが高い反面、ある程度の価格変動リスクを許容してリターンを狙う場合には検討できます。

auカブコム証券の評判と口コミ

男性アイコン
よしよしさん|40代前半|男性|WEB業界|2021.06.11
良い点
|操作がしやすい
他社から乗り換えをしました。iDeCoの積み立ては最終的に証券会社ではなく別機関に記録をされることから、マイページ等にアクセスをしても読み込みに時間がかかるなど不具合を感じることが多かったのですが、早期からネット証券に特化している会社のため非常に使いやすく、ストレスなく利用できました。
悪い点
|顧客サポートの対応が悪い
口座開設や資金引き落としの手続き等等でインフォメーションにメールと電話で連絡を受けたり問い合わせをすることがいくつかありましたが、官僚的な対応や、コミュニケーション不足がいくつかあった点が気になりました。
男性アイコン
モモンガさん|30代前半|男性|事務員|2021.04.14
良い点
|多様なニーズに対応
リスク許容度に応じた商品を選べる点が良いと思います。今回選んだ商品は元金確保型の定期預金方の商品でした。私のように相場の変動リスクを回避したい人にとってはとてもよい商品だと思います。元金の変動を気にすることなく、節税できるのは嬉しいです。
悪い点
|紙面の手続きが面倒
送られてきた紙面に記入する項目が多かったです。インターネット上で手続きした部分がもう少し反映されると便利になるのかなと思います。アプリの操作画面に関してはとても見やすく、操作もしやすかったです。ただ画面の遷移の回数が多かったので、そこは改善の余地ありと感じました。

auカブコム証券iDeCo公式

大和証券

大和証券ロゴ

大和証券の特徴

  • 全国170支店で直接相談可能
  • 店舗系証券で最安値の口座管理手数料
口座管理手数料 171円
口座移管手数料
商品数 投資信託:21本
定期預金:1本
商品ラインナップ
サポート体制 平日:10:00~18:00
土曜:10:00~18:00
※祝日は除く
店舗窓口対応 なし

大手証券会社で対面相談ができる

大和証券は、170以上の支店を構える実店舗型の大手証券会社です。相談予約サービスがあるため、事前に日時と支店を指定することで直接相談することができます。難しい投資の説明を対面で聞くことができるため、質問しやすいです。

口座管理手数料は最安値の171円。野村證券など大手証券では、一定条件を満たさないと手数料が300~450円クラスかかります。大手証券会社のサポートを受けられるうえで、171円なのは嬉しいポイントです。

しかし、iDeCo取扱商品が、信託報酬1%を上回る銘柄が多いのが残念な点です。高成績を残し信託報酬が1%を下回るものは「ひふみ年金」のみ。商品選びに迷ったら信託報酬の安いひふみ年金を最優先で検討しましょう。

大和証券の評判と口コミ

男性アイコン
福永活也さん|40代後半|男性|IT関連|2021.02.14
良い点
|バランスの取れた商品ラインアップ
大和証券の商品ラインアップはバランスが良いです。
具体的には、海外REITに投資するファンドや、ひふみ投信のような有名ファンド、株式投資のファンドや債券に投資するファンドを、バランス良く揃えています。
さらに、定期預金も扱っているため、相場が大きく変動したときに資金を退避させることも可能です。
悪い点
|運用管理費用が高い
大和証券が扱っているファンドの約半数で、運用管理費用が1%を超えており、2%を超えているファンドも数本存在する点は気になりました。
運用成績が悪くても、運用管理手数料を徴収されてしまうわけですから、私の立場から考えると大損を余儀なくされると思えてしまいます。
運用管理費用については、削減努力が必要です。
男性アイコン
SBIすごいさん|20代前半|男性|大手商社|2021.01.22
良い点
|サポート最高のなかで手数料0円が初心者向け
大手の対面型証券会社(ネット証券以外のやつ、古くからある証券会社)では唯一の口座管理料。なのでネットでの契約が苦手だったり、どうやってideco始めればいいかわからないひとには超おすすめなのがダイワidecoです。「ダイワつみたてインデックス外国株式で積み立て頑張ってます、今年はおかげさまで15%増!
悪い点
|欲しい商品はない
最近はyoutubeやTwitterなどのSNSでおすすめ商品が告知されてますが、「eMAXIS Slim」「SBI・バンガード・S&P500」「楽天・全世界株式インデックスファンド」がないという致命的な弱点があります。

大和証券公式

SBI証券と楽天証券どちらがおすすめ

金融機関 リンク 口座管理手数料 商品数 サポート体制

SBI証券


SBI証券

公式

171円/月 投資信託:36本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:8:00~17:00
土日:8:00~17:00
※祝日・年末年始は除く

楽天証券


楽天証券

公式

171円/月 投資信託:32本
定期預金:1本
商品ラインナップ
平日:10:00~19:00
土日祝:9:00~17:00
AIチャット:24時間対応

商品数でSBI証券がリード

SBI証券と楽天証券を比較すると、商品数でSBI証券が上回っています。お互いの商品数を意識している傾向があるため、今後は楽天証券の商品数がSBI証券を追い抜く可能性もあります。

低コストファンドもSBIが多い

iDeCoは商品数だけが大事なわけではなく、扱う商品の信託報酬の安さにも注目すべきです。信託報酬=コストなので、長期投資では運用成績に差がつきやすいです。低コスト目安の0.2%以下の商品数においてもSBI証券は楽天証券を上回っています。

楽天はiDeCoだとポイント付与されない

楽天グループのサービスを使うメリットの1つに、「楽天ポイント」の付与やポイント投資があります。残念ながら楽天のiDeCo口座では、ポイント投資もポイント付与もないため、楽天独自の強みが少ないです。

☆つみたてNISAも併用するなら楽天証券

楽天証券のつみたてNISAでは、楽天カード決済でポイントが1%付与されます。毎月上限5万円までポイント付与されるため、つみたてNISAで年間40万円積み立てれば、4,000ポイントが貯まる計算になります。

iDeCoとつみたてNISAは併用できるため、「どちらの非課税制度も使いたい。けど複数の口座を開設するのは面倒だ。」といった場合には、楽天証券のほうがポイントがもらえる点でおすすめできます。

iDeCoのおすすめ商品

iDeCoのおすすめ商品

商品 信託報酬
(年率・税込)
投資地域 投資対象 騰落率
(1年)
騰落率
(3年)
純資産総額 純資産総額
推移1年
純資産総額
推移3年
運用
eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
0.0968% 先進国
(米国)
株式 +44.91% 4,292億円 +3,309億円 インデックス
(パッシブ)
ニッセイ外国株式
インデックスファンド
0.1023% 先進国
(日本除く)
株式 +47.34% +49.77% 2,821億円 +1,200億円 +1,935億円 インデックス
(パッシブ)
SBI全世界株式
インデックス・ファンド
雪だるま(全世界株式)
0.1102% 全世界 株式 +48.60% +41.90% 233億円 +168億円 +225億円 インデックス
(パッシブ)
eMAXIS Slim
全世界株式(除く日本)
0.1144% 全世界
(日本除く)
株式 +47.70% +46.27% 606億円 +424億円 +599億円 インデックス
(パッシブ)
楽天・全米株式
インデックス・ファンド

楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
0.162% 全米 株式 +39.60% +61.30% 3,341億円 +2,063億円 +3,160億円 インデックス
(パッシブ)

※SBI証券および楽天証券のiDeCo取扱商品より抜粋
※2021年8月18日時点

信託報酬が安い銘柄をランキング

SBI証券の商品(銘柄)から、信託報酬(維持コスト)が低い順番にランキングにしています。

iDeCoは60歳までの長い間運用するのが基本です。信託報酬は銘柄保有中ずっとかかるコストであり、長期的な運用成績に大きく影響を与えるものなので注視すべきです。

1%以上の手数料銘柄を選ぶと「コストが相対的に高い」と言え、0.1~0.2%の銘柄は「コストが相対的に安い」と言えます。

騰落率で運用成績も確認

各ファンドの過去一定期間の利回り(運用実績)は、騰落率によって確認できます。ただし、騰落率はあくまでも過去実績であり将来の利益を約束するものではないこと、新設ファンドでは3年以上の騰落率実績が出ていないことにご注意ください。

他にも運用実績を確認したい場合は、各種商品の詳細情報から「トータルリターン」を見ることで、過去の成績を確認することができます。

純資産総額もチェック

商品の純資産総額もチェックしましょう。純資産​総額が多く、増え続けている商品はそれだけ投資がされている=人気の証拠です。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、他商品と比べ2倍以上の増加額となっていて人気が伺えます。

iDeCoのおすすめ商品ランキング詳細はこちら

iDeCoの利回りとシミュレーション

iDeCoの運用益と積立元金

iDeCoの利回りの計算方法

条件 【前提】投資してから60歳以降の受け取り期間
・30歳から毎月2万円の掛け金を積み立て
・30年間、3%の利回りと想定

iDeCoは利回りを狙える他に、節税という大きなメリットがあります。iDeCoの有益性を実感するためには、利回りとどれだけ節税できるかを考えることが必要です。

例えば30歳から毎月2万円の掛け金を積み立てたとします。iDeCoを受け取れる60歳までの30年間、3%の利回りを平均して継続すると、運用益4,454,738円、節税額1,080,000が利回り結果になります。

iDeCoのシミュレーションは簡単にできる

iDeCoの計算を行いたい場合は、各金融機関でシミュレーションすることが可能です。

楽天証券では、個人情報などの登録は一切不要でシミュレーションできます。年齢や年収、将来の目標金額を入力するだけで、運用益と納税額が算出されるので気軽に試してみましょう。

楽天証券の
iDeCoシミュレーション(公式)

iDeCoとつみたてNISAの違い

iDeCo 積立NISA 一般NISA
商品 投資信託
保険商品 等
投資信託
ETF
株式
投資信託 等
最低運用額 5,000円/月 100円/月 100円
年間上限額 14.4~81.6万円
利用者による
40万円 120万円
運用可能期間 60歳まで 20年間 5年間
出金 60歳まで不可 いつでも可 いつでも可
所得控除 掛金全額控除 なし なし

iDeCoもNISAも、運用益が非課税なことが大きなメリットです。通常は投資信託等の金融商品を運用すると、運用益に対して20.315%の税金がかかりますが、iDeCoやNISAで運用すると運用益が非課税になります。

iDeCoとつみたてNISAの選び方

iDeCoとつみたてNISAの選び方

  • 60歳まで出金不要なら…iDeCo
  • 気軽に非課税制度を使うなら…つみたてNISA

iDeCoは、NISA同様に運用益が非課税で、毎月決まった金額を拠出し、60歳以降に受け取る年金制度の1つです。

つみたてNISAはいつでも出金可能であり、投資を始めやすい利点があります。一方iDeCoは積み立てた資産を60歳まで出金できないデメリットがありますが、掛金全額が所得控除になるため、節税の恩恵が大きいメリットがあります。

どちらにもメリット・デメリットがあるため、「60歳までに出金したいか否か」をベースに考えましょう。

余裕があるなら併用がおすすめ

NISAと積立NISAは併用できませんが、iDeCoとつみたてNISAは併用できます。資金に余裕がある場合は、iDeCoとつみたてNISAを利用することも検討しましょう。

iDeCoの始め方

iDeCo口座を開設する必要がある

iDeCoは、証券会社や銀行などにiDeCo専門の口座を開設する必要があります。当記事を参考に、低コストなインデックスファンドを取り揃える金融機関を選びましょう。

iDeCo口座の開設方法

※一般的な開設手順を記載しており、詳細は金融機関によって異なります

  • STEP1

    金融機関を決めて申込書を請求

    iDeCoを運用する金融機関を決めて、ウェブサイトや電話から申込書などの資料請求をしましょう。金融機関はiDeCo開始後も変更できますが、手続きが面倒であり手数料がかかる場合もあるため、最初の見定めが重要です。

  • STEP2

    必要書類を準備し返送

    資料が届いたら、必要書類を準備し返送しましょう。会社員や公務員の場合は「第2号加入者に係る事業主の証明書」を勤務先に提出し、必要事項を記入してもらう必要があります。

  • STEP3

    口座開設通知が郵送

    書類を返送し、無事審査に通ったら口座開設通知が郵送されます。iDeCoの取引画面にログインするためのIDやパスワードなども届くため、大切に保管しましょう。

  • STEP4

    iDeCoの運用開始

    口座開設が完了したら、金融機関のマイページにログインし、iDeCoの掛金などを設定し運用を開始しましょう。申し込みから運用開始までは、約1~2ヶ月かかります。

iDeCoの対象者と非課税領域

対象者 20歳以上~60歳未満
非対象者 国民年金保険料を払っていない
海外在住
農業者年金に加入している
勤務先規約でiDeCo加入が認められていない
非課税対象 投資信託
元本確保型商品
(定期預金、保険商品など)
口座開設 1人につき1口座まで ※変更可能
非課税期間 iDeCo加入後、給付を受けるまでの期間
投資可能期間 60歳まで ※最大90歳まで運用可能

iDeCoには、20歳位以上60歳未満の方であれば誰でも加入することができます。ただし、企業によっては福利厚生で確定拠出年金を設けている場合もあり、管理部門などに確認しないと加入に必要な情報が得られない場合があります。

iDeCoはいくらから始められる?

iDeCoは、月額5,000円からはじめることができます。後からでも1,000円単位で掛け金を増やせますが、加入者の職業等によって上限金額が定められています。

iDeCoの上限額はいくら?

働き方 掛金の上限額
会社員(企業型DCなし) 2.3万円/月
会社員(企業型DCあり) 2.0万円/月
会社員(DBあり) 1.2万円/月
公務員 1.2万円/月
自営業 等 6.8万円/月
専業主婦(夫) 2.3万円/月
▼企業型DCやDBって何?(タップで開閉)
  • 企業型DCとは
  • 企業型DC(企業型確定拠出年金)とは、企業が掛金を毎月積み立て、従業員が年金資産の運用を行う制度のこと。従業員が自動的に加入する場合もあれば、任意加入の場合もあります。
  • DBとは
  • DB(確定給付年金)とは、企業が掛金を積み立て、委託会社や年金基金が運用・給付を行う制度のこと。運用結果が悪くても、企業が不足分を穴埋めしてくれます。

企業型DCやDBへの加入状況が不明な場合は、勤務先の事務や経理に確認をしましょう!加入状況によって、iDeCoの掛金上限額が変わります。

iDeCoの受け取り方

iDeCoの受け取り方

60歳以降にお金を受け取れる

iDeCoは、60歳以降に掛金と運用益の合計額を受け取れます。まとめて一括でもらうことも、分割してもらうことも可能です。万が一、60歳以前に死亡してしまった場合などは、遺族などが貰い受けることが可能です。

50歳以降にiDeCo加入した場合

通算加入期間 受給開始年齢
10年以上 満60歳
8年以上10年未満 満61歳
6年以上8年未満 満62歳
4年以上6年未満 満63歳
2年以上4年未満 満64歳
1ヶ月以上2年未満 満65歳

50歳よりもあとにiDeCoに加入した場合、iDeCo受給を受けられるのは、加入者の運用期間によって異なるので注意しましょう。

iDeCoのよくある質問

iDeCoは確定申告や年末調整が必要?

必要です。会社員や公務員の方は年末調整または確定申告、自営業の方は確定申告にて、支払った分の掛金を申告することで節税の恩恵を受けられます。

iDeCoとつみたてNISAの違いって何?

iDeCoは60歳以降まで引き出せないものの、所得控除のメリットが大きい投資です。つみたてNISAはいつでも引き出せるものの、所得控除がありません。どちらも運用益は非課税で、併用も可能です。

途中解約はできる?

できません。掛金の減額や停止は可能ですが、一度積み立てた金額は60歳になるまで引き出せないため注意しましょう。

手間はかかりますか?

最初の手続きや設定、商品の選択などを行ったあとは特に手間がかかりません。

iDeCo運用中に転職(退職)をしても大丈夫?

転職先の加入資格や年金制度などによって、手続きが必要です。詳しくはiDeCo公式サイトをご参照ください。

まとめ:迷うならSBI証券

SBI証券は、iDeCo商品数トップであり、信託報酬も安い商品も他証券会社を圧倒しています。比較されがちな楽天証券と比べても、低コスト目安の0.2%以下の商品数で、SBI証券のほうが多くの取り扱いを誇ります。

iDeCoの金融機関を迷うのであれば、どの項目で見てもハイレベルなSBI証券を開設することが王道だと言えます。

参考文献

厚生労働省 iDeCo(個人型確定拠出年金)の概要
確定拠出年金制度
投資信託に対する理解度の認識状況
確定拠出年金の施行・運用状況
自己認識と実際の理解度の関係
確定拠出年金Q&A
国民年金基金
連合会
iDeCo(イデコ)の仕組み
ご注意いただきたいこと
運営管理期間
よくあるご質問
金融広報
中央委員会
iDeCo初心者が知っておきたい商品選び

参考書籍

iDeCo 図解 知識ゼロからはじめるiDeCo(個人型確定拠出年金)の入門書|大江 加代
一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門|竹川 美奈子
投資全般 インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法 |ジョン・C・ボーグル
投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント|バートン・マルキール
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!|山崎 元、大橋 弘祐
お金は寝かせて増やしなさい|水瀬ケンイチ
お金をとことん増やしたい人のための「資産運用」超入門ファイナンシャルアカデミー、泉正人
漫画 バビロン大富豪の教え「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則|ジョージ・S・クレイソン

免責事項

掲載情報 当ページに掲載されている評価やランキングは大手証券であるSBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券などのiDeCo商品から、信託報酬が安い銘柄を基準にしています。2021年8月18日時点のものであり、必ずしも現在の内容、正確性、信頼性等を保証するものではございません。また、おすすめの組み合わせや銘柄に関しても、一般的なポートフォリオや現時点の信託報酬に基づいた見解であり、正確性・信頼性等について一切保証されておりません。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。最新情報は各証券会社など金融機関の公式サイトでご確認ください。
ランキング掲載の根拠 ランキングやおすすめ銘柄は、2021年8月18日時点の信託報酬を基準に定めております。根拠となる信託報酬額は変動があるため、変動する可能性があります。また、信託報酬以外にも、国内外の状況変化に応じて、ランキング項目を変更していく可能性があります。
当サイトについて 本サイトは情報提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で作成したものではありません。金融商品の選択や売買、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツに関するご質問、ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。リンク先の金融機関は当社が運営しているものではなく、当社は何らの責任を負いません。気になる点があれば各金融機関にお問い合わせ下さい。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。
目次