タップルにサクラや業者はいる？危険人物の特徴と7つの見分け方を解説

「タップルにサクラはいる？」
「サクラや業者の見分け方が知りたい！」

タップルは、恋活やデート目的で出会えるマッチングアプリとして20代の若い世代から人気を集めています。しかし「サクラや業者がいる」という噂を聞いて、不安になる人も多いですよね。

結論、タップルにサクラはいませんが、業者は一定数います。この記事では、タップルにサクラがいない理由と、業者を簡単に見分ける方法を解説します。タップルの利用を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

タップルにサクラはいない

タップル公式がサクラについて明言

タップルでは、公式にサクラはいないと明言しています。

そもそもサクラとは、運営会社が利用者を多く見せたり、男性ユーザーに課金させたりするために雇うものです。

サクラが発覚すると詐欺罪に問われる可能性もあるため、タップルのような会員数が1,000万人を超えるような有名なアプリが雇うとは考えづらいでしょう。

タップルがサクラを雇う必要がない3つの理由

※2024年7月時点

タップルは、サクラを雇う必要がありません。会員数が1,900万人もおり、水増ししなくても十分多いからです。

また、タップルは月額課金制で契約期間中はメッセージを送り放題です。ポイント課金制のアプリのようにメッセージ毎でポイントは消費しないので、サクラによってやり取りを長引かせる意味がありません。

そもそも、タップルはサイバーエージェントのグループ企業が運営しているので、サクラを雇わずに会員数を伸ばせます。

業者と呼ばれる悪質ユーザーはいる

業者とは、アプリ運営会社と関係なく個人や企業の利益を目的に活動する人のことです。金銭の要求や宗教の勧誘などをしてくるので、最も注意が必要な存在と言えます。

ちなみに、業者は美女や体を強調した写真をプロフに設定しがちですが、実際に会う時に来るのは全くの別人です。プロフで気になっても、すぐに食いつかないようにしましょう。

とはいえ、業者はマッチングアプリならどこにでもいます。タップルも、24時間365日の監視体制や本人確認の徹底をしているので、安全に利用できます。

【独自調査】タップルで100いいかもを送った結果を公開

実際にタップルで100いいかもを送って、業者がどのくらいいるかを調査してみます。

調査方法は、ホームのおすすめに表示された女性へ無造作にいいかもを送るだけです。

調査にあたって、マッチングしないと話にならないので、モテそうなプロフィールを作りました。

マッチングした19人中2人が業者

マッチング数	19人
一般会員数	17人
業者数	2人

100人にいいかもを送った結果、マッチングできたのは19人でした。プロフィールを見て判断すると、一般会員が17人で業者らしきユーザーが2人という内訳です。

マッチングしたうちの10%ほどが業者でした。10人に1人程度なので、業者の数はかなり少ないと言えます。

業者とコンタクトを取ってみた

業者らしい人とコンタクトを取ってみました。

写真が1枚、自己紹介が短い、内容も薄いとプロフだけでも怪しいうえに、こちらのいいかもに即反応をしてきたため、かなり怪しいです。

すぐにLINEで連絡先交換を促された

マッチング後、メッセージを送ったらすぐにLINEに移行したいと連絡が来ました。挨拶もまだ終わらないうちにです。

一般女性なら、相手のことを何も知らない状態で個人情報を教えることはありません。ここで、ほぼ業者だと確信しました。

とはいえ、今回は検証なので話に乗ってみます。個人情報収集タイプでないことを祈りつつLINEのIDを相手に渡しました。

タップルの業者とのやり取り内容

LINE交換をした直後のやり取りです。いきなり他のアプリの怪しげなURLを渡されました。

さすがにURLを踏ませる理由が不自然なので、やり取りを中断して相手をブロックしました。

すぐにURLを送ってくるのは、個人情報を収拾するためです。迷惑メールが来たり、架空請求で高額な請求をされたりするので、怪しいURLは開かないようにしましょう。

タップルにいる業者の種類一覧

	遭遇頻度	目的
マルチ ビジネス勧誘	多	マルチビジネスや投資の勧誘
アドレス回収	多	個人情報の収集
風俗勧誘	中	ぼったくり店への誘導 ホスト・キャバクラ・風俗への誘導
宗教勧誘	少	宗教への勧誘
詐欺サイト 誘導	少	詐欺サイトへの誘導 個人情報の収集

タップルには5種類の業者がいます。どれも危険で、種類によっては多額の請求や怪しいビジネスへの勧誘が来ます。

以下で、各業者の解説と対処方法を紹介するので、参考にしながら業者を回避しましょう。

マルチビジネス勧誘

タップルでマルチビジネス勧誘業者に遭遇した人の口コミです。マッチングアプリ全般によくいる業者で、男女問わず被害に遭っています。

一般ユーザーを装ってマッチングして、メッセージやデートで勧誘を仕掛けてきます。アプリを始めたばかりの人ほど引っかかりやすい手法です。

待ち合わせ場所に相手が妙な荷物を持参したか、メッセージでお金やビジネスの話をされたら、すぐにやり取りを辞めて運営に通報しましょう。

アドレス回収業者

タップルでアドレス回収業者に遭遇した人の口コミです。男性を狙う業者が多いのか、口コミは男性のものが多く集まりました。

アプリにいる一般女性は、基本的に会う前に連絡先の交換を提案しません。実際にデートをする前に連絡先交換の提案されたら、業者の可能性があります。

出会う前に連絡先を交換したいと言われても、まずは会ってからと断るべきです。交換するにしても、使っていない捨てアドを渡しましょう。

風俗勧誘業者

タップルで風俗勧誘業者に遭遇した人の口コミです。美人やイケメンの写真で人を呼び、風俗店やキャバクラ、ホストに来させています。

タップルでは、アダルト目的の利用は禁止されているため、連絡先を交換するまで怪しいかどうか見抜きづらいです。

異様に顔面偏差値が高いか、きわどい写真の人を見つけたら、業者を疑うべきでしょう。

宗教勧誘業者

タップルで宗教勧誘業者に遭遇した人の口コミです。プロフやメッセージでは一般ユーザーに見えますが、実際のデートでは宗教やセミナーに勧誘してくるようです。

3回目以降のデートでセミナーや入会を迫る傾向が強く、早い段階で見分けるのは難しいです。

事前に宗教勧誘業者を避けるなら、プロフィールに「宗教勧誘の人は通報します」と記載しておきましょう。

詐欺サイト誘導業者

タップルで詐欺サイトへの勧誘業者に遭遇した人の口コミです。「アプリに慣れていない」「スマホが壊れた」と言って、詐欺サイトのURLを送ってきます。

誘導先はワンクリック詐欺や高額な出会い系サイトのケースが多いです。アクセスすると、個人情報の流失や高額請求をされる可能性があります。

相手からURLが送られてきても、アクセスしてはいけません。すぐに運営に通報してください。

タップルにいる業者の特徴と見分け方7選

あてはまる項目が多いほど業者の可能性が高いです。マッチング前でも判断はつくので、いいかもより先に相手のプロフィールを確認しましょう。

モデルレベルのプロフ写真

モデルレベルのプロフ写真を設定している人は、業者の可能性が高いです。大勢の人とマッチングするために、容姿の良い人の写真を使います。

そのため、デートの約束をしてもやってくるのは別人です。もし写真の人物と会えても、ホストやキャバクラへの勧誘の可能性が高いです。

美女やイケメンと会いたいと考える人は多いでしょうが、一般人とかけ離れた容姿の人は、業者だと警戒しておきましょう。

写真が1枚しかない

プロフ写真が1枚しかない人も、業者の可能性が高いです。ネット上から画像を持ってきているケースが多いので、他の写真を用意できません。

普通のユーザーであればマッチング率を上げるため、サブ写真に趣味や別の服装などの画像を複数載せます。

写真が1枚のみのアカウントとやり取りをしていて、他の写真を拒まれたら業者と判断して良いでしょう。また、1枚目以外が人の写っていない写真の場合も顔写真を要求するべきです。

プロフィール欄が薄い

プロフィール欄の記入が少ない人も、業者の可能性が高いです。業者は大量にアカウントを作るため、プロフィールを作りこむ余裕がありません。

一般ユーザーは、真剣な出会いを求めているので、アピールのために自己紹介やプロフィールはしっかり記入します。

自己紹介が「よろしくお願いします！」だけな人やプロフィールが年齢と居住地のみな人は、避けた方が無難でしょう。

「いいかも」への反応が早い

「いいかも」への反応が早い人は、業者の可能性があります。業者は常にタップルに張り付いているからです。

一般ユーザーなら学校や仕事があるため、すぐに「いいかも」は返ってきません。メッセージを考える時間もあるので、すぐに返信も来ないです。

もし、朝やお昼の「いいかも」やメッセージに対して、すぐに反応があったら業者を疑いましょう。ただし、たまたまタイミングが合っただけの可能性もあるので、内容も確認するべきです。

日本語が怪しい

日本語が怪しい人も、業者の可能性が高いです。外国人の業者が翻訳アプリでメッセージを返しているためです。

また、外国人の業者は、こちらの質問を無視して決められた文章を送ってきます。内容は投資の話が多いです。

プロフィールが日本人なのに、日本語が怪しい人とマッチングしたら基本的に業者と疑って良いでしょう。

待ち合わせ場所を指定する

待ち合わせ場所を指定してくる人も、業者の可能性があります。ぼったくりバーや宗教のセミナー会場に連れていくためです。

こちらが代わりの場所を提案しても、理由を付けて拒否してきます。相手が最寄り駅の他に、喫茶店や居酒屋の店名まで指定してきたら危険です。

宗教勧誘やぼったくりの被害に遭う可能性があるので、キャンセルの連絡をしましょう。

すぐに会おうとしてくる

すぐに会おうとしてくる人は、業者の可能性が高いです。沢山の人にアプローチをしているため、通報される前に金銭や個人情報を集めようとしています。

一般ユーザーは、メッセージを10往復ほどしてからデートに誘う傾向が強いです。もし、2～3通目で誘われたら業者と判断して良いでしょう。

もし出会ってしまうと、ぼったくりバーや違法風俗店などで金銭を要求される可能性が高いです。

タップルで業者に遭遇したときの3つの対処法

運営に即通報する

業者とマッチングしたら、運営に即通報しましょう。タップルは24時間体制で監視とサポートをしており、不適切な行為をしたユーザーはすぐに対処されます。

通報するには、相手のプロフィール右上にある「・・・」をタップして「問題を報告する」をさらにタップします。

通報項目は「不正行為をみつけた」で、業者がしてきた行動に応じて内容を選択すれば通報完了です。そのあとでブロックをすれば、相手から連絡も来ないので安心です。

タップルの禁止事項

禁止事項一覧
タップルでは、以下の投稿を禁止しています。 (1)本サービス内において他の会員の連絡先情報を聞き出そうとするまたは他の会員と連絡先交換を試みる行為 (2)良識に欠けるものや、品位に欠けるもの (3)他の会員、その他第三者及び当社を中傷したり、名誉を傷つけたりするもの、権利を侵害するもの (4)社会倫理や法令に反するもの (5)当社の承諾のない商業行為 (6)その他

引用：利用規約｜タップル

本人確認済みか見る

業者らしい人に遭遇したら、本人確認済みか見ましょう。タップルは、本人確認をしていないとメッセージが送れないので、本人確認をしていない時点で怪しいです。

また、本人確認書類とプロフの写真が一致すれば、名前の下に本人確認のバッジが付きます。バッジが付いている人は本人なので、業者の可能性は低いです。

メッセージやプロフをパッと見ただけで業者か判断が付かない時は、本人確認の有無を見ましょう。業者じゃないとは言い切れませんが、かなり業者の確率は減らせます。

個人用の連絡先は渡さない

業者とマッチングしてしまったら、個人用の連絡先だけは渡さないようにしましょう。

相手の個人情報を収集するのが目的な業者もいます。LINEやアドレスを教えてしまうと、架空請求やスパムメールが大量に届く可能性が高いです。

会ったこともない人に連絡先を渡すのも、教えるよう要求するのも辞めましょう。必ず、一度デートして信頼できる相手だと判断してからにするべきです。

タップルはアプリ内での連絡先交換が禁止されている

2021年10月25日の利用規約改定以降、タップルではアプリ内での連絡先交換が禁止になっています。LINEを含むSNSアカウントのIDやQRコードの交換もできません。

ただし、巧みに運営の監視をかいくぐって交換を迫るユーザーがいるので、信頼できる相手以外には連絡先を渡さないようにしてください。

まとめ：タップルにサクラはいないが業者はいる

タップルにサクラはいませんが、業者は一定数いるのが分かりました。上場企業のグループ会社が運営しているので、サクラを雇わなくて良いです。

業者は運営会社とは関係なく、個人や企業の利益を目的に活動する人です。どのアプリにも一定数おり、避けては通れません。

とはいえタップルは、24時間の監視体制や本人確認の徹底がされており安全です。業者の数もそれほど多くないので、安心して利用しましょう。