一人暮らしで木造はあり?安いアパートが存在する理由ってなに?
いわゆるアパートと呼ばれる物件には、超絶格安のものも多く存在します。
では、なぜその物件は家賃が安いのか?そう、安い物件には安いなりの理由があるのです。
一人暮らしで木造はありなのか、防音性以外で地雷アパートってあるのかなど紹介します。
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
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安いアパートにありがちな安いだけの理由
木造だけでなく、安いアパートってそれなりに理由があるんですよね…。
住んだ後に後悔しないためにも、ありがちな安い理由を紹介します!
ほぼほぼデメリットです(´・ω・`)
木造で、音がめっちゃ聞こえる
隣の人が鼻をかんだ音が聞こえるような物件も実際に存在しています。
有名なのはレオ○レスなどですね。(レオ○レスは物件によって大きく差があるそうです)
部屋の壁が薄い物件で、隣が家族だったりするとなかなかにカオスです。
つねに子どもの騒ぐ声が聞こえてくるので、一人暮らしという感じがあんまりしません。
酷いところは階段を誰かが降りる音が部屋に響くこともあります。
おならの音が聞こえるというかなりレベルの高い物件も存在するようなので、かならず物件の下見に行ってください。
一度寝たら朝まで起きない!うるさいとこが好き!という強者は、家賃の安さのみで木造アパートを選んでもOKです。
部屋が震える
たまに部屋がガタガタと震えるアパートがあります。
うわ、これがポルターガイストか!と思うかもしれませんがそうではありません。
近くを大型トラックが通った時の振動で揺れているだけです。
住んでる住人がアヤシイ
なんか隣に住んでる人と良く会うんだけど、いつも目が座っててぶつぶつつぶやいてる…。
夜中になるとどこの部屋からかお経っぽいのが聞こえてくる…。
などなど、家賃が激安すぎるところには個性的極まりない人達が住んでいることがあります。
駅からやたらと遠い
駅から徒歩15分!って書いてあったのに、歩いてみると20分以上かかるじゃねーか!という物件もあります。
もしくはめちゃくちゃ急な坂が途中にあって、しんどい場所も安い…。
虫がやたらと出る
季節関係なしに常に虫がでてしまう。
バルサン炊いても効果なし…。
そんな物件はそもそもの「気密性」が低いのです。
いたるところに小さなスキマがあって、そこから虫が入ってきます。
もしくは1階が飲食店だとかなりの確立で虫(とくにG)達の楽園になっています。
そもそも木造ってほかと何が違うの?
そもそも木造ってなんぞや!?ほかの建物と何が違うの?って人のために簡単に説明しますね~。
木造とは、その名の通り「木」で出来た建物です!イメージ的に、昔の日本家屋とかですね~。
木って通気性がいいので、日本の気候に合うから昔から建物に使われてるんですよね。
ただ!通気性が=音も良く通すので、防音性はほぼ無いと思ったほうが良いです。
新築物件とか、やや家賃が高い場合は壁の中に防音素材が使われていることがありますけど、ぶっちゃけ気休め程度です。
木造と鉄骨造は防音がほぼ同じくらい
アパートでもう一つよく見かける構造が「鉄骨造」というものです。
これは、木ではなく鉄骨で組み立てているんですけど、防音性は木造とほぼ同じです。
その理由は、骨組みが木か鉄骨かってだけで、壁に使われている素材が同じだからなんですよね~。木造よりはマシってレベルです。
1つ言えば、木造は戸数が少ないけど鉄骨造はやや戸数が多いので、住民が多く集まる鉄骨のほうがうるさく感じる場合があります。
防音を重視するならSR造かSRC造がオススメ
防音性を重視して部屋を選ぶなら、SR造はSRC造ですね!
これは「鉄筋コンクリート造(SR)」か「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)」の略です。
どちらもコンクリートが壁に使われているので、防音性があります。
アパートってより、マンションでよく見かける構造ですね。
ただし、SRC造は防音以外に耐震・耐火・耐久性にも優れているので、めちゃくちゃ家賃が高いです(´・ω・`)
一人暮らしで木造を選ぶなら防音性が必ずチェック!
ここまで木造の防音性とか、安いアパートのデメリットを言ってきましたが、それでも家賃の安さ重視に部屋を選びたいというアナタ!
木造の部屋を選ぶなら、内見で必ず防音性を確認しておきましょう。
じゃないと、住んだ後に寝れない、うるさくてストレスが溜まるなど後悔しちゃいます。
内見時の防音性確認方法!
内見時の防音性の確認方法って、全部古典的なんですよね(笑)
とりあえず、先にどんなことで確認するのか箇条書きにしちゃいますね。
- 部屋の中央で両手を思い切り叩く
- 壁の中央をこぶしでノックする
- 不動産屋さんに廊下を歩いてもらう
最低この3つで確認しましょう。
部屋の中央で手を叩いて、音が反響したら防音性が低いです。逆に音が響かずすぐに消えた場合は、防音性が高いです!
壁をノックする場合は、コンコンって軽くて高い音がしたらアウト。逆にゴツゴツと低くて鈍い音がしたら壁が分厚いので防音性があります。
で、不動産屋さんに歩いてもらう方法なんですけど、これは玄関の扉の防音性も確認できますよ~。
玄関のドアを閉め切ってるのに、コツコツを足音が大きく聞こえる場合は、残念ですがその部屋はうるさいです…。
住んだ後は自分でできる防音対策もしておくと良し!
木造の部屋に住んだ後は、できる限り自分でも防音対策しておいたほうが良いです!
他人の生活音って、一回気になるともうずっと気になっちゃうので…。
簡単にできる防音対策は、
- 壁に防音シート(パネル)を貼る
- 壁から5cmほど家具家電を離す
- 遮音カーテンにする
- 厚手のカーペットを敷く
- ドアや窓に隙間があるならゴムで埋める
かな。どれも、ホームセンターとか通販サイトで手軽に買えますよ~。
これだけ防音対策しておけば、自分の部屋の生活音も相手に聞こえないので安心していびきをかけます(笑)
防音以外で木造アパートで注意したほうが良いことは?
木造アパートの場合、防音性だけじゃなく立地とか設備とかほかの住民とか、色々気にしないとヤバいです。
結構地雷アパートって多いんですよね…(´;ω;`)
- かならず内見(下見)に行くこと
- 幹線道路沿いにないか(クルマの音は結構響きます)
- なるべく休日の昼間に行ってみて、隣の生活音が聞こえてこないか
- 築年数が30年から40年経っていると気密性が低くなっているので要注意
- ほかの住人の雰囲気を観察すること
- ゴミ捨て場が異様に汚くないか確認(住民の質を見極めるポイント)
- 女性の場合はある程度費用がかかっても、安全面を考慮したほうが良い
- 駅から家まで歩いてみること。(治安面を測る上でも重要です)
っとまぁ、このくらいは内見で確認しておいた方がいいです!
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