一人暮らしする際の保証人って?保証人がいないなら他の方法で住めば良い!
引越して新しく部屋を借りるときは、必ず保証人を立てる必要があります。賃貸ではほとんどの場合、ただの保証人ではなくて連帯保証人ですけど。
ただしこの連帯保証人、誰に頼めば良いのか、そもそも本当に必要なのか、けっこう謎に包まれたシステムでもあるんですよね…。
謎なシステムなのに、お部屋を借りるときの大きな壁として立ちはだかることが多い連帯保証人。
そもそも連帯保証人ってなにする人なのよ?連帯保証人とどう違うのよ?連帯保証人いないんだけどどうすれば良いのよ?…みたいな疑問を、一気に解決します!
これであなたも連帯保証人マスターだ!
宅地建物取引士
行政書士試験合格者
不動産屋の経験は5年以上。累計2000件を超える契約業務に携わった実績がある。単身・カップル・ファミリーなど幅広い世帯の部屋探しを専門知識でサポート。宅建士の資格を活かして、審査から入居開始後の不安まで解消できるのが強み。
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連帯保証人とは?
連帯保証人とは、ざっくり「お部屋を借りた人が家賃を払えなくなったときに、代わりに家賃を払わないといけない人」のことです。
借りている本人が体を壊して収入が無くなった!うっかり何ヶ月も振り込むのを忘れてたし大家さんからの催促無視してた!みたいなときに代わりに払います。
連帯保証人はいらないよー!って言ってる大家さんがいたとしても、代わりに家賃保証会社に加入しないといけないことが多いです。
連帯保証人はお金を確実に回収するために必要
連帯保証人が必要な理由はとっても簡単です。大家さんが家賃とかお部屋の修繕費をもらい損ねないようにするためです。
例えば、めちゃめちゃ悪い人にお部屋を貸しちゃって、家賃も払わず部屋もボロッボロになったまま、借りた人が逃げたとしましょう。
家賃はもらえないわ修繕費はかかるわで、大家さんは大損ですよね。そこで連帯保証人に払ってもらうわけです。
「あんたが連帯保証人になった人が逃げちゃったから、代わりに払ってね」といった具合ですね。
連帯保証人と保証人は責任の重さが違う
よく混同されるんですが「連帯保証人」とただの「保証人」では、連帯保証人のほうが圧倒的に責任が重いです。
ただの保証人はけっこうユルくて、例えばお部屋を借りた本人が夜逃げしちゃったとしても、保証人は大家さんに対して「私じゃなくて借りたやつに払ってもらってよ~」と文句を言うことが許されています。
一方連帯保証人は、大家さんやら管理会社から一度「家賃払って~」って言われると断れません。言われた段階で、借りてる人とおんなじレベルの責任を負うことになります。
「借りた人から取り立ててよ!」って言えるのが保証人、言えないのが連帯保証人と覚えましょう。
連帯保証人のほうが家賃を確実に払ってくれるからか、賃貸の契約でただの保証人として契約することはほとんどありません。
連帯保証人になれるのは「ちゃんと働いてる」「親族」
連帯保証人には、基本的にちゃんと働いている近しい親族じゃないとならせてくれません。
ほとんどの人は両親になってもらいますが、親が退職してる場合は兄弟にお願いするみたいですね。
大家さんはできるだけ確実に家賃を払ってもらいたいですから、収入が無い人が連帯保証人になっても意味が無いですよね。
あと、いくら収入があってもちゃんと支払ってくれないと意味が無い。だから、できるだけ住む人に近しい人じゃないとならせてくれないわけです。
お金の支払い能力がある人じゃないとダメ
連帯保証人になれる人の条件として、支払い能力があるのかはもっとも重要な項目です。ただ、単に収入があれば良いってわけでもないんですよ。
借主が借りようとしている物件の家賃に見合うだけの収入があるかという点が求められます。
親がいくら連帯保証人になるよ!と言ってくれても、すでに定年後で年金暮らしの場合は支払い能力がないと見なされて保証人を断られるケースがあります。
僕の場合もそうでした…。
連帯保証人として支払い能力が不安な場合は、連帯保証人を2人にすることもあります。しかし、だいたいの場合は断られてしまいますね…。
僕も結局は保証人代行サービスを使うことになりました。
きびしいところは収入証明も必要になる
大家さんによっては収入証明も必要で、月収だけじゃなくて貯金額まで見られることがあります。
収入証明のためには源泉徴収票を取りに役所に行ってもらわなきゃいけないので、これがまためんどうなんですよね…。ほかにも印鑑証明とか住民票が要る場合もあります。
保証人を頼む相手にも手間をかけてもらうことになるので、頼みづらい原因にもなってしまいます。
連帯保証人が立てられないときはどうするの?
中には連帯保証人になってくれる人がいない!っていう人もいますよね。そんなときは、以下の方法を検討してみてください!
保証人代行サービスを利用する
保証人代行サービスとは、引越して新しい部屋を借りる時に費用を払うことで、連帯保証人の代理になってくれる会社のことです。保証会社と呼ぶことが多いです。
費用の相場はだいたい家賃の半分から1ヶ月分くらいなので、初期費用が家賃の1ヶ月分くらい増える計算になります。
物件情報とかに「保証人不要です!」とか書いてある物件もありますが、結局は代行サービスを使う場合がほとんどです。
連帯保証人も代行サービスもいらない!っていう物件はかなり特殊です。
UR賃貸でお部屋を探す
UR賃貸は連帯保証人も代行サービスもいらない!っていうかなり特殊な物件です。
UR賃貸の魅力は「礼金不要」「手数料不要」「更新料不要」「保証人不要」の4つ。初期費用が安いうえに保証人がいらないなんて、仏か何かかな?って思いますよね。
でも残念ながら、UR賃貸には「外国の人が多くてトラブルが多い」というデメリットがあります。
保証人不要→外国籍でも住みやすい!
外国人が多い→住人の文化がバラバラ
文化がバラバラ→トラブルが起きやすい…
という図式です。悲しきかな文化の壁。痰やつばをそこらへんで吐かれる、小便などもいたるところで…という話も。
ベランダからゴミを投げ捨てるのが普通だという国もあったりで、大変な物件は大変…というのが正直なところ。
クレジット決済にすると保証人不要になる場合もある
大東建託とかは、家賃の支払いをクレジットカード決済にすれば、保証人が要らないです。カード会社を通すから、家賃を滞納される心配がない、ってことですね!
カード会社が保証人の代わりになるみたいで嬉しい制度ですけど、引き落とし日にお金がなかったら、バッチリ、ブラックリスト入りです。支払いに不安がある人はやめた方がいいかも…。
UR賃貸じゃない保証人不要物件にありがちな特徴
UR賃貸以外でも、一応ごくたまーに、保証人不要物件はあることはあるんですよね。ただそれって、以下で紹介するような物件な場合が多いです。
言っちゃなんですがあんまり人気が出ない物件ばかりなので、保証人を不要にして意地でも入居してもらおう!って魂胆なんだと思います。
事故物件かも…
物件情報に保証人不要って書いてあったら、まず備考欄を確認してください。「告知事項あり」って書いてあったら、まず間違いなく事故物件です。
事故物件は、一部のマニアをのぞいてなかなか入居者が決まりませんから、大家さんも必死なんでしょう…。
取り壊しが決まっている
近いうちに取り壊しが決まっていて、長く住めない物件も保証人不要の場合があります。
お部屋を探してる人は基本的に何年も住む前提で探してますから、ちょっとしか住めない物件もあんまり人気がありません。
シンプルに条件が悪い
「駅から徒歩20分以上」「立地がキツい坂の頂上」「隣が動物園で笑えるほどクサい」など条件がかなり悪い物件は、保証人不要にして、入居者を集める場合があります。
条件が悪い上に費用が高い物件なんか住みたくないですもんね…。
初期費用が高め
保証人不要だけど初期費用が高い…という物件もあります。
敷金や礼金などの初期費用を高くして、大家さんが損するのを回避しているんです。
保証人がいないのに家賃滞納されたらまずい、だから初期費用を高めに取っておこう、ということです。
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