5月の引越しは値引き交渉しやすく狙い目!成功しやすい部屋探しコツを解説
「5月に引越しするメリットってある?」
「繁忙期よりお得に引越せるって本当?」
引越し時期を選べるなら、5月は費用を抑えられるメリットがありますよ!不動産屋の閑散期に突入するからです。利用客が少ないので、繁忙期よりもお得なんです。
しかし、本当にお得になるかわからない、交渉したいのに断られるのでは…など、不安要素は尽きません。
そこで当記事では、5月にお得に引越す方法として「値引き交渉」について解説します。5月特融の部屋探しの注意点もあるので、ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
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目次
5月の引越しは値引き交渉がしやすく狙い目
閑散期に突入して利用客が少ない
5月は、引越しシーズンが終わった後の閑散期です。不動産屋を利用する人が少なく、ゆっくり時間をかけれるので値引き交渉が成功しやすい時期です。
特に月末近くは不動産屋の売り上げ目標があるので、積極的に動いてくれます。
空室のままだと大家さんの収入がない
5月に空室の部屋は、次の繁忙期まで空室のままの可能性があります。その間の大家さんの収入がないので、値下げをしてでも入居者を募集しようとします。
家賃交渉が無理でも、礼金や管理費、更新料など他の費用でどうにかならないか、トータルで交渉してみると良いです。
値引き交渉しやすい物件の特徴
- 周辺相場より家賃が高い
- 敷金礼金がそれぞれ1ヶ月分以上
- 駅徒歩15分以上離れている
- 築年数が古い
- 3点ユニットバス
- 和室
空室の物件は、何かしらの理由で入居者が決まっていません。上記のように不人気な条件が1つでもあれば、値引き交渉しやすいです。
たとえば「周辺の同じ間取りの物件より5千円高いので、3千円ほど値引きしてもらえませんか?」と、具体的な例を出してみると良いです。
値引き交渉の5つのコツ
- 具体的な希望金額を出す
- 高圧的な態度を取らない
- 初期費用と家賃のトータルで交渉する
- 値引き出来たら必ず契約すると伝える
- 交渉が得意な不動産屋を選ぶ
具体的な希望金額を出す
「初期費用の予算をオーバーしたので3万円値引いてほしい」「キリを良くしたいので総家賃2千円交渉できないか」など、具体的な金額を出しましょう。
曖昧だと、不動産屋スタッフもいくら交渉すればわかりません。大家さんも、理由もなく交渉しにくるならNGでと考えてしまいます。
高圧的な態度を取らない
値下げして当たり前という高圧的な態度をとると、入居後にトラブルを起こしそうと認識されます。値引き交渉に成功するどころか、入居審査で落とされる可能性が高いです。
初期費用と家賃のトータルで交渉する
値下げ交渉をするときは「家賃だけ」「仲介手数料だけ」ではなく、初期費用トータルで交渉すると成功しやすいです。
礼金〇円、仲介手数料〇円割引するので、総額は予算に収まります。など、上手く他の費用で調整してくれる可能性があがります。
また、長期間住む予定がある人なら、2年毎に発生する更新料も交渉材料に含むと良いです。
値引き出来たら必ず契約すると伝える
「値下げ出来たら必ず契約する」旨は、絶対に伝えておきましょう。不動産屋は、契約してくれるからこそ交渉を頑張ります。
全てが無駄になるなら、時間や労力などの手間をかけないお客様を選んだほうが良いからです。
5月に引越しする際の注意点
- 内見は必ずすべき
- 空室期間がどのくらいか確認する
- GW期間は内見や審査が出来るか確認する
内見は必ずすべき
繁忙期に埋まらなかった部屋は、何かしら理由があります。立地や設備的にマイナス要素がある可能性が高いので、必ず内見で確認しておくべきです。
最低限でも「駅から物件までの道」「共有部分」「室内設備(防音性)」「室内のニオイ」は確認してください。事前情報と違う場合があります。
空室期間がどのくらいか確認する
空室期間は不動産屋に聞けば確認してもらえます。同年度の1~4月退去であれば、清掃が行き届いているので問題ありません。狙い目は3月・4月末退去の物件です。
前年度から空室のままの物件は、換気が不十分で埃やカビが溜まっている可能性があります。
GW期間は内見や審査が出来るか確認する
管理会社や保証会社によっては、GW中はお休みの可能性があります。大手保証会社のCasa・全保連・日本賃貸保証は2023年のGWは定休日です。
物件の鍵を借りれないから内見ができない、GW期間中はずっと審査がストップするので、事前に確認しておくと安心です。
5月のGWはどの不動産屋も営業しているの?
大手不動産屋は営業しているお店が多い
「アパマンショップ」「エイブル」「ピタットハウス」などの大手不動産屋は、GW期間中も営業しています。長期期間中に部屋探しをする人が一定数いるからです。
ただし、フランチャイズ店の場合は、店長の采配でお休みしているケースもあります。事前に公式サイトで確認しておくと良いです。
地域密着型はお休みの可能性が高い
地域密着型の不動産屋は、GW期間中はお休みの可能性が高いです。管理会社や保証会社が営業していないので、費用対効果が悪いからです。
引越し業者はGW中は割高になっている
GW中は、引越し業者の利用料金が割高になっています。祝日と同じ扱いになるからです。一人暮らしならプラス2千円ほど、ファミリーなら8千円ほど割増です。
GW中に引越しするなら「Web割引」や「フリー便割引」を使って、少しでも費用を抑えるようにすると良いです。
GW明けから引越しする人は、1~3月と比べると3分の1ほど安いのでお得です。不動産屋の閑散期と引越し業者の閑散期がほぼ同じだからです。
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