アイフルホームは300万円で家を建てられる?キャンペーンの真相を解説
「アイフルホームで300万円の家が建てられる?」
「なるべく安く家を建てる方法が知りたい」
アイフルホームは、業界で初めてフランチャイズシステムを導入したハウスメーカーです。ローコストなのが強みで、300万円の家が建てられるという噂もあります。
しかし、アイフルホームの公式サイトには300万円の家の記載はありません。本当に300万円で家が建てられるのか、わかりませんよね。
この記事では、アイフルホームの300万円の家について解説します。アイフルホームの詳細や、安く家を建てる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- ハウスメーカー大学@編集部
- 30代の注文住宅編集部。後悔を残したメンバー&これからマイホーム購入を考える選抜メンバーで、詳しさは業界トップ級だと自負してます。
目次
アイフルホームの「300万円の家」とは?
アイフルホームの「300万円の家」とは、フランチャイズ加盟店である東和総合住宅株式会社が、2014年5月と2016年10月に実施していたキャンペーンです。
2024年4月現在はホームページに記載がないため、キャンペーンの詳細は不明です。「本体価格が300万円の家」や「300万円分の値引きかオプション無料」などの内容だったと考えられます。
すでに終了しているうえに、加盟店が独自に開催していたもののため、アイフルホームでは300万円の家は建てられません。
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アイフルホームの概要
出典:アイフルホーム
坪単価 | 約55万円 |
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構造 | 木造 |
居住タイプ | 平屋、2~3階建て、店舗兼用、賃貸兼用住宅など |
保証期間 | 初期保証10年、最大30年まで延長可能 |
新築引渡し実績数 | 196,053棟(22年7月末) |
会社設立 | 1984年5月 |
関連記事 | ▶アイフルホームの評判について ▶アイフルホームの坪単価について |
公式サイト | ▶アイフルホーム公式 |
アイフルホームは、高性能な住宅をコスパよく建てられるハウスメーカーです。耐震等級3や断熱性能等級4など、長期優良住宅の基準を満たしています。
フランチャイズシステムを採用して、コストを削減しています。また、株式会社LIXILのグループ企業なので、LIXILのハイグレード設備をお得な価格で住宅に入れられるのも特徴です。
LIXILの設備を選びたい人や、なるべく予算を抑えて家づくりをしたい人におすすめのハウスメーカーです。
アイフルホームは1,000万円台で家が建つ
アイフルホームは、1,000万円台で家を建てられます。セミオーダー商品として「Lodina」という住宅が販売されており、最低価格は1,276万円です。
付帯工事費や諸費用を含めると、1,595万円が目安です。土地代を考えると更に費用はかさみますが、アイフルホームなら1,000万円台で住宅を建てられます。
また、Lodinaより安い商品として、ネット限定の規格住宅「i-Prime7」もあります。ただし、i-Prime7は2024年4月時点では販売を休止しているので、販売再開を待たなければいけません。
アイフルホームが安い理由
アイフルホームが安いのは、LIXIL住宅研究所が運営するフランチャイズだからです。グループの工務店に施工を依頼することで、下請けの中間マージンをカットしたり、資材を一括購入して材料コストを抑えたりしています。
また、「web housing」という、インターネットで住宅を建てるというシステムを採用しています。営業マンや展示場がないので業務を効率化でき、商品コストの削減が可能です。
おすすめのローコストハウスメーカー5選
ハウスメーカー | 坪単価 | 特徴 | 構造 | 記事 |
---|---|---|---|---|
アキュラホーム | 約65万円 |
| 木造 | |
アイダ設計 | 約50万円 |
| 木造 | |
タマホーム | 約50万円 |
| 木造 | |
ロイヤルハウス | 約50万円 |
| 木造 |
|
秀光ビルド | 約50万円 |
| 木造 |
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アイフルホーム以外にも、おすすめのローコストハウスメーカーは沢山あります。どのハウスメーカーも、ローコストながら住宅性能が高いです。
特にアキュラホームは、断熱性能の最高等級7を獲得するほどの、高性能な住宅が建てられます。その分、坪単価は他のハウスメーカーよりも高めですが、総額では1,000万円台の商品も多いです。
ローコストだからと言って、安くて悪いと決まったわけではありません。必ず、各ハウスメーカーの強みや価格を見てから、どこで家を建てるかを考えましょう。
アイダ設計で555万円の家は建てられる?
アイダ設計は、2011年ごろに「555万円で家が建つ」という触れ込みで規格住宅を販売していました。現在は販売が終了しており、555万円で家を建てることはできません。
とはいえ、アイダ設計は「自社プレカット工場での加工・管理」「設備の一括仕入れ」などの工夫をしているので、低価格で住宅を建てられます。安く注文住宅を建てたい人は、アイダ設計を検討してみましょう。
300万円で家は建てられる?
小屋(タイニーハウス)なら300万円で建てられる
300万円で家を建てるなら、小屋(タイニーハウス)や離れなら建てられます。建物本体の費用だけで考えると、10坪程度の家で坪単価30万円なら実現できる計算です。
ただし、一般的に建物本体の工事費は、家を建てる費用の75~80%と言われいます。建物本体以外にも、付帯工事費や諸費用がかかるので、本体価格で家が建てられるわけではありません。
例えば、建物本体工事費300万円が内訳の75%と仮定すると、付帯工事費や諸費用を合わせた建築費の総額は400万円になります。
ローコストでも300万円で居住用の住宅は難しい
ローコストの平屋でも、メインで居住するための家を、300万円で建てるのは難しいです。どれだけ小さい家でも、生活に必要な設備費は一定の金額が掛かるからです。
水回りの設備を揃えるだけでも、安い物で100万円程度はかかります。また、ウッドショックの影響で木材の価格が高騰していることもあり、300万円で居住用の家を建てるのは現実的ではありません。
ハウスメーカーの坪単価は建築面積が小さいほど高くなる
家を建てる際の坪単価は、基本的に建築面積が小さいほど割高になっていきます。建築費には固定費と変動費がありますが、固定費は建築面積に関わらず一定の金額が掛かるためです。
固定費とは、家に必要な住宅設備に掛かる費用で、キッチンやトイレなど水回り、玄関扉などです。水回りの設備費だけでも、安くて100万円程度になるでしょう。
どれだけ建設面積が小さくなったとしても、住宅設備に掛かる費用は減らないので、建築面積が半分だから坪単価が半分になるということはありません。
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ローコストの平屋は300万円で建てられる? |
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