空室が多いマンションは大丈夫?気になる理由と見極め方を解説!
空室が多いマンションを見て不安に感じたことはありませんか?実は、訳アリだから空いてるとは言い切れないこともあります。
実際に訳アリな場合も含めて、どんな物件に気をつけたら良いのか詳しく解説します!
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
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空室が多いマンションは訳アリ?
空室が多いマンションは訳アリ物件なんじゃないかと思いがちですが、全部がそうとは言い切れないです!
もちろん、中には建物の構造や周辺の環境のせいで人気がないってこともあるのですが、何も問題がないのに空室が多く見えてるだけということもあります。
ここでは、空室の多いマンションのさまざまな状況ついて解説していきます!
空室が多く見えてるだけのパターン
・時期的に一斉に退室しただけ
新築は空室が多いこともある
新築物件の場合は、入居者を募集してから実際に入居するまでに少し期間が空くことがあるので、空室が多く見えてるだけということがあります。
もしくは、閑散期に完成した物件ってこともあり得ます。いくら人気の新築物件とは言え、引越したい人がいない時期に出来上がっても住む人はいません。
時期的に一斉に退室しただけ
年間で最も引越す人が多い1~3月の繁忙期に、入居者が一斉に出てくのも珍しくないです。
もし繁忙期に空室が多い物件を見つけたとしても、すでに入居者が決まっているけどクリーニング待ちなだけってことも結構あります。
環境に問題があるパターン
・騒音問題がある
・住民にやばい人がいる
・やたらと家賃が高い
どの駅からも遠い
騒がしいのが苦手だからとか理由があるなら別ですけど、基本的に駅から遠い物件は人気がありません。
いくら家賃が安くても駅から遠い物件は空室が目立つので、駅までの距離が気にならない人って意外と少ないみたいです。
騒音問題がある
物件の周辺に幹線道路があったり、長期の工事が行われていたりすると空室が増えたりもします。
外の音なら気にならないと思ったけど、いざ住んでみたら耐えられないってこともあるので内見の時にしっかり見極めたほうが良いですね!
住民にやばい人がいる
とくに問題が見当たらない物件なのに空き物件が目立つという場合は、同じマンションにやばい人が住んでるかもしれないです。
大音量で音楽を流す人であったり、共有スペースでのマナーが悪い人であったり、トラブルによって入居者がすぐ出てしまうということもあり得ます。
やたらと家賃が高い
新築物件やオシャレなデザイナーズタイプなど、人気の物件は相場より家賃が高いことがほとんどです。ただ、どちらにも該当しないという場合は怪しいです。
家賃が高かったとしても立地や設備が良い物件なら空室はあまり出ないものなので、高いうえに空室が多い物件は他にも問題がある可能性があります。
単純に大家さんの値段設定が強気なだけということもあるので、高すぎる場合は交渉してみるのも手です!
物件に問題があるパターン
・建物や設備が古い
・部屋の手作り感がすごい
・取り壊し予定がある
・そもそも事故物件だった
間取りのクセがすごい
壁が曲線だったり、柱が多くて家具が置けない!というパターンもあります。自分の家具が置きやすい間取りかどうかも大事なポイントです。
一般的な長方形の間取りのほうが、家具が起きやすいので人気だったりします。空室が多いマンションの間取りはしっかり確認しておきましょう!
建物や設備が古い
建物がボロボロだったり設備が古い部屋も空いてることが多いです!外観がボロいってだけで住みたがる人は少ないです。
中でも、古い物件でよく見る「バランス釜タイプ」のお風呂はかなり人気がなく、それだけで候補から外されることも多いみたいです。
ちなみにバランス釜とはこんな感じのお風呂のことです!
部屋の手作り感がすごい
退去後のクリーニングや修繕を大家さんが自分でやるってことも少なくないです。元大工とか腕に自信がある人なら良いけど、素人だと仕上がりがひどいなんてこともあります。
フローリングの木材が短くて床に隙間があったり、キッチンの換気扇の油汚れが取れてなかったりなんてこともあるので、内見の時にしっかり見て確認しましょう!
取り壊し予定がある
何かしらの理由で取り壊す予定がある物件の場合、新たな入居者を募集しないので必然と空室は増えます。
このパターンは問題があると言うより、立て直しのためだったり駐車場になったりすることがほとんどです。
そもそも事故物件だった
これが1番恐ろしいパターンです!隣人がいないのに何か変な音がしたり、夜中に人の声が聞こえてくるなんて話もあるみたいです。
好条件なのにやけに家賃が安かったり、問題が見当たらないのに空室が目立つ物件はちゃんと不動産屋さんに理由を聞きましょう!
何かしらの事故で空室になってる場合は「心理的瑕疵(しんりてきかし)物件」として入居者に説明する義務があるので、知らない間に住んじゃったってことは基本的にありません!
気になることは遠慮せず不動産屋さんに聞こう!
さまざまなパターンを解説してきましたが、空室が多いことに不安を感じたらすぐに不動産屋さんに聞いたほうが良いです!
ちゃんとした説明をせずに契約させるというのは「宅地建物取引業法」によって禁止されてるので、入居者が気になることは聞けば答えてもらえます。
もし「それを知ってたら住まなかった!」なんて事を後で知った時は、損害賠償の請求もできます!ただ、トラブルを回避するに越したことはないので気になることは先に聞いておきましょう!
敷金礼金ゼロの物件には要注意!?
敷金礼金ゼロの物件は、言い換えてしまえば「初期費用を下げてでも入居してほしい物件」ということになるので、何かしらの欠点がある可能性があります!
立地が悪いわけでもなく欠点も見当たらない、さらに閑散期でもないのに敷金礼金ゼロだとしたら疑ったほうが良いかもしれないです。そういう時もちゃんと理由を聞きましょう!
初期費用だけでなく、もともとの家賃設定が安すぎる物件にも同じことが言えるので、内見でしっかり部屋をチェックしたり大家さんや不動産屋さんにしっかり理由を聞くことが大事です!
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