角部屋と中部屋の違いは?メリットとデメリットを徹底解説!

角部屋と中部屋の違いは?メリットとデメリットを徹底解説!

部屋を探してる時に、角部屋と中部屋どちらにするか悩んだことってありませんか?

世間的に角部屋が人気のイメージが強いですけど、実はどちらにもメリットやデメリットがあります!

それぞれの違いや、どんな人に向いているのか徹底的に解説します!

監修 坂入 健太‌
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長

不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。


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角部屋と中部屋って何が違うの?

読んで字のごとく、マンションやアパートの角にある部屋と中側の部屋。まったく同じ間取りの部屋でも、位置が違うだけで生活のしやすさが大きく変わります!

どちらの部屋がどんな人に向いてるのか、一目でわかるように表にしました!メリットがあるほうを太字にしてあるので、どちらが住みやすいかイメージしながら見てみましょう!

角部屋 中部屋
窓の面数 2面に窓がある 1面に窓がある
眺望 眺めが良い 眺めが悪い
エアコン 効きにくい 効きやすい
換気 しやすい しにくい
隣の生活音 聞こえにくい 聞こえやすい
家具の配置 自由度が低い 自由度が高い
家賃 中部屋より高い 角部屋より安い

角部屋のメリット・デメリット

上で紹介した内容のメリットとデメリットを説明していきます。まずは角部屋から!

自分にとってメリットになる内容でも、意外なデメリットがあったりするので要チェックです!

メリット

日当たりが良い

2つの方角に窓があるから、どの方角でも日当たりが良いです!

カビが発生しにくいうえに、洗濯物を部屋干ししても乾きやすいってのも嬉しいポイントです。

部屋からの眺望が良い

窓の数が多いぶん部屋からの眺めが良いことが多いです。

とくに高層階の場合は、リゾートホテルに泊まってる気分になれます。毎朝良い気分になれるって素敵です!

換気しやすい

角部屋の場合、よほど変なつくりじゃない限りは2つの方角に窓があるので部屋の換気がすぐにできます!

お風呂上がりで部屋がジメジメした時とか、掃除の時とかに便利ですね。

隣人の生活音が気になりにくい

隣人が片方にしかいないので、生活音が気になりにくいです!隣が空き部屋になった時はさらに過ごしやすいです。

テレビとかオーディオとか音が出る家電を隣人が居ないほうに置けば、騒音トラブルも避けられて一石二鳥です

エアコンが効きにくい

日当たりが良いぶん室温が上がりやすいというデメリットもあります。エアコンが効きにくいので、真夏の晴れた日は蒸し風呂のような暑さになることもあります。

とくに南向きの角部屋の場合は日差しがまぶしすぎるので、遮光性の高いカーテンも必要になります。

外から覗かれやすい

窓が多いので、カーテンを開けっぱなしにしてると周りから部屋の中が丸見えになっちゃいます!お風呂上りにパンツ一丁で過ごしてるところとか、見られたらつらすぎます。

うっかり網戸が開いてたりすると虫が入ってきたりすることもあります。

外の騒音が気になる

外に面してる面積が広いぶん、幹線道路とかトラックが通る道が近いと騒音が気になります。

隣で建設工事なんかやられたら、音がダイレクトに飛んできてたまったものじゃないです。

家賃が少し高い

世間的に角部屋のほうが人気があるうえに物件の数が少ないので、中部屋に比べて家賃が高いことが多いです。

「絶対に角部屋のほうが良い!」と思った人は、家賃相場より少し高くなることは覚悟しといたほうが良さそうで。

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中部屋のメリット・デメリット

世間的には人気がない中部屋ですが、意外と知られてないメリットもたくさんあるんです。

次は、中部屋のメリット・デメリットを解説します!

メリット

1年を通して適温で過ごせる

中部屋は窓が1面にしかないので、季節による外気の影響を受けにくいです。両隣の部屋が断熱材の代わりになるってことですね!

夏は暑くなりにくいし、冬は結露が起きにくいので1年中快適に過ごせます。

光熱費を抑えられる

外気の影響を受けにくいぶんエアコンの効きが良いので、電気代が節約できます。猛暑日に家に帰ってすぐ涼しくなれると結構うれしいです!

夏や冬でも、極端な気温じゃない限り窓を開けるくらいで過ごせたりするのでエアコンをつける頻度も少なくて済みます。

外の騒音が気にならない

外に面してる窓が少ないぶん、幹線道路など外の騒音は中部屋のほうが聞こえにくいです。

とくに夜勤の人は、日中に隣人が居ない可能性が高いので生活音が気になることも少ないです!

定期的に模様替えができる

角部屋より壁だけの面が多いので、家具を好きなところに置きやすいです。季節ごとに模様替えをしたい人には嬉しいです!

新しい家具を買って部屋のレイアウトを変えたり、気分転換に模様替えする時も配置しやすいです。

家賃を抑えられる

中部屋は角部屋より家賃が安いことが多いので、家賃を抑えられます。

仮に角部屋との家賃の差が3千円だけだったとしても、2年間住んだら7万2千円も節約できちゃうからバカには出来ないです。

デメリット

日当たりが悪い

窓が1面にしかないので、窓の方角によっては日当たりが悪いです。

とくに北向きに窓がある部屋はかなり日当たりが悪いので、湿気が溜まりやすく壁や床にカビが発生したりなんてこともあります。

生活音が聞こえやすい

両隣に人が住んでるので、建物の構造によってはどちらからも生活音が丸聞こえなんてこともあります。

隣の生活音が聞こえるということは自分の音も聞こえてるので、テレビやオーディオを壁沿いに置いて大音量を出すと騒音トラブルになります。

家賃が安すぎると生活しにくいことも

周辺の家賃相場より安すぎる物件に住むと、両隣の生活音がやたらと聞こえてきたりカビが発生しやすかったりなんてこともあります。

家賃が安いに越したことはないですけど、安さにこだわり過ぎて生活に支障が出たら本末転倒です。生活音が響くかどうかなど、内見の時にはちゃんとチェックしましょう!

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角部屋と中部屋どちら派?

どっちがいいか考える

角部屋も中部屋もどちらのほうが良いとは言い切れないので、自分がどちらの部屋に向いてるか見極めていきましょう!

角部屋に向いてる人

・日当たりの良い部屋が好き人
・眺望が良い部屋に住みたい人
・換気しやすい部屋に住みたい人
・隣人の生活音に敏感な人
・家賃が高くても気にならない人

中部屋に向いてる人

・1年を通して適温で過ごしたい人
・光熱費を抑えたい人
・隣人より外の騒音に敏感な人
・定期的に模様替えをしたい人
・とにかく家賃を抑えたい人

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実際に住んでる人の感想

実際に角部屋と中部屋に住んでる人たちの感想をツイッターで集めてみました!

リアルな感想を見ると、どちらが良いとは言い切れないことが多いみたいです。

角部屋の感想

外気の影響を受けやすい角部屋で日中に料理すると、エアコンが全然効かないみたいです。

ツイートの日時が真夏なので、部屋はかなり暑そうです。

何回も引越しを経験してる親にここまで言われたら、角部屋以外には住めないです。

家賃が少し高くても、隣人の生活音が聞こえないなら安いものだって言う考えの人は結構多いみたいです。

静かに眠れることがどれだけ幸せなことか、住んで初めて気づくパターンもあるみたいです。

写真を見た感じだと眺望もかなり良いので、キレイな景色を観てリフレッシュ効果も期待できそうです!

中部屋の感想

断熱効果はバツグンのようです!実際に角部屋に住んでた人が言うなら間違いないです。

部屋の面積が倍以上も広くなってるのに電気代が安くなるって、断熱効果って侮れないものなんです。

欧米では光熱費を抑えるのが主流みたいですね!日本より寒暖差が激しいぶん、日本人より光熱費には敏感なのかもしれないです。

実際に光熱費が安くなった話もあるし、中部屋がお得って言うのは世界共通の認識なんです。

「敵」ってなんですかね。スパイか何かなんですかね?

実際に外から覗かれやすかったり、何か飛んできた時に被害を受けやすいのは間違いないだろうけど「敵」ってなんだろうとおもいました。

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