フローリングのメリット・デメリットって?賃貸物件の畳はフローリングに変えられるの?
フローリングの方がオシャレだしいいなぁ、でも家賃が安いから畳も良いなぁ…。
フローリングと畳、どっちにしようか迷ってるアナタ!!
家賃の安さ最優先で、物件の構造や築年数、設備を気にしないなら畳の部屋がオススメです!
家賃の安さは気になるけど、それより物件の構造や築年数、設備など住み心地を重視するなら、フローリングの部屋にしたほうがいいですよ!
あと、虫が嫌いな人もフローリングのほうがオススメです。
そもそも最近の物件はほぼフローリングばかりなので、畳を探すとどうしても築年数が古くなっちゃうんですよね…。
ってことで、フローリングの何が良いのか、ここぞとばかりに紹介していきますね。
スモッカ |
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DOOR賃貸 |
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ライフル ホームズ |
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不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
フローリングのメリット!
今や畳より人気があるフローリングのメリットは4つです!
- 見た目がオシャレで家具に合いやすい
- 家具のへこみがつきにくい
- 汚れがついても落としやすい
- ダニ、ノミが繁殖しづらい
最後!ハウスダストのアレルギーを持っている人は、特に重要ですよ~。
見た目がオシャレで家具に合いやすい
物件選びの条件でフローリングが絶対条件の方は、おそらくこれが一番じゃないでしょうか。
たしかに、フローリングだとなんとなくオシャレに見えやすいです。
ぼくの今住んでいるところは、白いフローリングなので、部屋全体が明るく見えるという効果もあります。
白いと髪の毛とか落ちてるときにすごく目立つのが、良いような、悪いような…笑
家具のへこみがつきにくい
畳に比べて、家具を置いた時のヘコみは付きづらいです。
ですが、過信は禁物!
ちょっと高級な椅子だと、それだけで30キロ近くの重さがあります。
フローリングだから大丈夫だろーと思っていると意外と床が傷ついてしまうことも。
フローリングは畳にくらべて、修繕費用がかかるので注意してください。
汚れがついても落としやすい
この前のハロウィンのときに、血糊をシャツにベタベタつけてたら床に塗料が落ちちゃったんです。
あーヤバいかも…と思いつつもアルコールで拭いたらキレイに塗料がおちてくれました。
畳だと染みこんでしまうのでなかなかそうはいきません。
ダニ・ノミが繁殖しづらい
フローリングはカーペットよりもダニやノミが繁殖しづらいと言われています。
とは言っても、掃除をこまめにしなければ意味はないので、ちゃんと掃除するようにしましょう!(自分にも言い聞かせ)
フローリングのデメリット…
ただし、フローリングにもデメリットがあるんです(´;ω;`)
- ゴミが目立ちやすい
- 冬は足が冷えやすい
- フローリングは音が響きやすい
- 畳より退去費用が高くなりやすい
冷え性の人は、もこもこの靴下必須ですよ!(元カノが冬はずっと履いていました)
ゴミが目立ちやすい
髪の毛やホコリなどのゴミは非常に目立ちます。
掃除しやすいんですけど、結構めんどうなんですよね…。暗めのフローリングだと、綿埃がかなり目立ちます。
あ、あと溝のあるフローリングだと、溝にゴミが溜まっちゃうのも難点かな。
冬は足が冷えやすい
畳やカーペットに比べて、足元が冷えやすいという弱点もあります。
暖房をつける回数がちょっと増えるかも。
スリッパやルームシューズを履くなどして対策するのがオススメです。
フローリングは音が響きやすい
全室フローリングのマンションの場合、あなたの部屋の上もフローリングということになります。
フローリングって結構足音が響くんですよね…。
ぼくの住んでいる部屋の上の住人も、ドタドタ走る音がよく聞こえてきます。
なぜ部屋の中で走り回ってるのかは謎ですが…。
畳より退去費用が高くなりやすい
畳は1枚1枚取り替えられるので、傷ついても退去費用はそこそこ安いんですよ。
けど、フローリングの場合は素材によっては、床を全部外して張替えなきゃいけないので、退去費用が高くなることがあるんです。
部分的に張り替えられるフローリングだったら、畳と大差ないんですけど…。
なので、フローリングの部屋に住むときは、傷をつけないように気を付けましょう!
フローリングに傷がつかないようにする方法!
フローリングに傷をつけない方法は簡単です!
家具をレイアウトする前に、カーペットを敷いてしまえばいいんです!
冷え性対策にもなるし、フローリングに傷がつかないので一石二鳥です。
あとは、家具の角に100円均一とかで買ってきた保護クッションを貼ったり、椅子やベッドの足に家具用の靴下を履かせるっていう手もあります。
そもそも畳の部屋をフローリングにできるの?
畳をフローリングにしてもらうのはほぼ不可能なんです(´;ω;`)
確率で言えば大体1%未満くらいみたいです。(知り合いの不動産屋さん調べ)
基本的には現状を優先され、断られることが多いみたいですね。
ちなみに、もし大家さんからリフォームの許可が出たけど自己負担で工事する場合、いくらかかるんだろーと疑問に思ったので色んなサイトを巡って調べてみました。
実際は部屋の広さや会社によって前後すると思いますが、だいたい6畳で5~7万円くらいはするみたいですね。ぼくなら畳のままで我慢するな。
畳を上手に隠す方法
賃貸で借りた部屋が畳だったんだけど、どうしてもフローリングにしたい!という場合や、もっとオシャレな部屋にしたい!という場合の簡単な方法を紹介します。
以下の方法を実施するときは、なるべく引越しが終わる前、家具を運ぶ前にやることが大切です。
もしフローリングにしたい!おしゃれな床に変えたい!という人はぜひ試してみてください。
フローリングカーペットを使う
出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/
フローリングカーペットとは、カーペットと同じように敷くだけでフローリングに変えれる、ウッド製のカーペットです。
カーペットなので裏地が布で出来ていて、畳を傷つけることなく使えます。
カッターで簡単にカットできますが、注文時にお部屋のサイズに合わせてカットしてもらうことで、失敗することなく使えます。
値段も約6畳で2万円前後とリーズナブルです!
フロアタイルを使う
出典:https://limia.jp/
フロアタイルはフローリングカーペットと違い、1枚1枚を床に敷いていくので、フローリングカーペットより作業時間が掛かります。
しかし、フロアタイルは1枚1枚バラバラなので、痛みの気になる部分だけを交換できるのが魅力です!
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/
さらに種類が非常に豊富です。フローリングだけでなく、↑の写真のようなストーンや柄物など、好きにアレンジできます。
フロアタイルはシールタイプとはめ込み式の2種類ありますが、はめ込み式のタイプがオススメです。はめ込み式は2枚の板がしっかりくっつくのでズレにくく、畳の上に直接敷くことができます。
シールタイプは畳の上に、1枚ベニヤ板やシートなどを敷く必要があるので、手間とコストが増えます。
フローリングカーペットよりもコスパが良く、約6畳で1万5千円くらいです!
タイルカーペットを使う
出典:https://lohaco.jp/
上記で紹介した2つの商品を掛け合わせたような商品です。
フローリングの上でもカーペットを敷くって人は、タイルカーペットを前面に敷いてしまえば畳でも気になりません。
組み合わせればオリジナルのカーペットが作れ、傷んだカーペットは部分的に取り換えられるというメリットづくしなので、フローリングにこだわってない人はタイルカーペットがオススメです!
値段はフロアタイルと変わらず、約6畳で1万5千円くらいです。
クッションフロアを使う
出典:https://lohaco.jp/
クッションフロアは、フローリングカーペットのようにロール状になっていて、専用の両面テープや接着剤を使って床に貼っていくものです。
唯一の難点が、クッションフロアと畳の間にベニヤ板やシートを敷く必要があるという点です。
その難点さえクリアできれば、はさみで簡単にカットできるし、コストがなんといっても安いです!約6畳の場合、1万円あれば変えれちゃうんです!
出典:https://www.lilycolor.co.jp/
上の写真は脱衣所の写真ですが、クッションフロアも種類が豊富なので、ストーンや無地など好みに合わせて使えます。
コストを抑えつつ畳の部屋をオシャレにしたい人にオススメの方法です!
おしゃれな畳を敷いて雰囲気を変えるのもアリ
畳って聞くと「古そう」や「オシャレじゃない」と思われがちですが、畳も進化しています!!
以下のように畳を変えるだけで、オシャレな部屋が作れます。
出典:http://www.inouetatami.com/
畳の上におしゃれな畳を敷くだけで、古そう…というイメージを一掃できます。
ブラックとグレーの色味がシンプルかつおしゃれなので、一気にカッコイイ部屋になります。
出典:https://locari.jp/
白っぽい畳に変えると、温かみのある可愛らしい部屋になります。
少し色味の違う2種類を組み合わせた方が、よりオシャレになります。
床が白なので、家具も合わせやすくコーディネートしやすいです。