
「povoのデメリットや注意点は?」
「ユーザーからはどんな不満がある?」
povoはKDDIが提供している低価格帯のSIMです。基本料金が0円で容量を自由にトッピングできるので、サブ回線として人気があります。
しかし「契約するとどんなデメリットがある?」「ユーザーからはどんな不満がある?」と気になっている人も多いかと思います。
この記事では「povo」のデメリットや注意点を徹底解説しています。口コミや実測値も紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
目次
povoは基本料金0円なのでサブ回線におすすめ
運営会社 | KDDI Digital Life株式会社 |
---|---|
月額料金 | 0円~ |
トッピング料金 | データ使い放題6時間:250円 データ使い放題24時間:330円 データ使い放題7日間×12回 :9,834円 90日間60GB:6,490円 180日間150GB:12.980円 30日間30GB:2,780円 ※一部を記載 |
利用回線 | au |
povoはKDDI Digital Life株式会社が運営しているオンライン専用のSIMです。基本料金が0円で契約のハードルが低いので、サブ回線を持ちたい人に向いています。
データ容量は自分の好きな分だけ追加していく仕組みで、アプリで簡単に申し込めます。1GBから期間内無制限と選べるデータ容量の幅が広いです。
また、通話かけ放題のトッピングもあるので、電話だけ使いたい人にもおすすめです。サブ回線の契約を検討している人はぜひpovoを申し込みましょう。
povo公式サイトはこちらpovoのデメリットや注意点を8つ紹介
データトッピングに有効期限がある
povoはデータ容量や通話かけ放題などのトッピングを追加していく仕組みですがデータトッピングには有効期限があります。
有効期限は6時間・24時間・7日間・30日間・1年間などがあります。期限を過ぎると使えなくなるので、継続利用したい場合は追加購入が必要です。
ただし、オートチャージ機能を設定すれば、データがなくなっても30日間で3GB使えるトッピングが自動追加されます。
180日間トッピング購入がないと自動解約される
povoは基本料金0円で契約できますが、180日間トッピング購入がないと自動解約されます。再度使いたい場合は、新しく契約し直す必要があります。
ただし、自動解約になる前にメールでアラートが届くので、気づかないうちに突然使えなくなる心配はありません。
また、期間内の通話料とSMS送信料の合計が660円以上の場合は、トッピング購入がなくても継続して使えます。
契約やサポートはオンラインのみ
povoの申し込みや各種手続き、問い合わせなどのサポートは、すべてオンライン上で提供されています。auやUQモバイルのように店舗対応はしていません。
店員に相談しながら手続きを進められないので、スマホやインターネットの操作に慣れていない人には不向きです。
ただし、店舗運営にかかるコストを削減している分、auやUQモバイルより料金が安いです。また、店舗のように待ち時間がなく、自分の好きなタイミングで申し込めます。
余ったデータ容量を翌月に繰り越しできない
povoはデータトッピングの容量が余っても、翌月に繰り越すことはできません。有効期限を過ぎると、残りのデータ容量はなくなります。
また、複数回線を契約している場合、端末間でデータ容量を分け合う「データシェア」機能も提供されていません。
トッピング追加する際は、ネットの用途に見合ったデータ容量を購入しましょう。
キャリアメールやMMSが使えない
povoでは「@au.com」や「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールがありません。日常的にキャリアメールを使っている人は別のメールアドレスを用意する必要があります。
また、キャリアメールがないので長文や写真を送れるMMS機能も使えなくなります。頻繁にやりとりする相手がいる人はLINEやGmailに移行したほうが賢明です。
乗り換え前のキャリアメールアドレスを使い続けたいなら「メール持ち運びサービス」を申し込みましょう。月額330円で利用できます。
auの割引サービスは対象外
povoはau回線を利用していますが、auの割引サービスの対象外です。auの家族割プラスを適用している場合、誰かがpovoに乗り換えると割引額が下がるケースがあります。
家族のau回線数に応じて割引される「家族割プラス」のほかに、固定回線とのセットで適用される「auスマートバリュー」もpovoでは適用できません。
メイン回線をpovoにしたい場合は慎重に乗り換えを検討しましょう。
端末を一緒に購入できない
あいにくpovoでは端末の販売を行っておりませんが、安心してください。au Online Shopでpovo2.0対応の端末が簡単に購入できます。
引用元:povo公式サイト
povoではスマホやタブレットの販売はしていません。機種変更を検討している人は、別途端末を購入してください。
ちなみに「au Online Shop」では端末の販売を実施していて、最新のiPhone・Google Pixel・Xperaが揃っています。
また、iPhoneなら認定中古品もあるので、安く手に入れたい人にもおすすめです。購入する際は、povoの対応可否とSIMフリーかを確認しましょう。
LINEの年齢認証は非対応
povoはLINEの年齢認証に対応していないです。年齢認証が必要なID検索、電話番号での友達検索が利用できません。
povo1.0では年齢認証が可能でしたが、現在は新規申し込みを終了しています。知人をLINEの友だちに追加したい場合はQRコードを利用しましょう。
povoのメリットは5つ
データ容量を自分の都合に合わせて選べる
povoのメリットとして、データ容量を自分の都合に合わせて選べる点が挙げられます。通常のSIMは1ヶ月単位で利用できるデータ容量が決まっていますが、povoなら柔軟に変更可能です。
例えば、データ容量が不足しがちな月末だけデータトッピングを追加したり、有効期限が長いトッピングを購入してメイン回線の通信障害に備えられます。
自分で通信費を細かく管理できる人や状況に応じてデータを追加したい場合におすすめです。
通話かけ放題プランが業界最安級で利用できる
かけ放題の時間 | 月額料金 | |
---|---|---|
povo | 5分 | 550円 |
無制限 | 1,650円 | |
au | 5分 | 770円 |
無制限 | 1,870円 | |
ドコモ | 5分 | 880円 |
無制限 | 1,980円 | |
ソフトバンク | 5分 | 880円 |
無制限 | 1,980円 |
povoは通話かけ放題プランが業界最安級です。例えばauの5分以内かけ放題だと月額770円ですが、povoだと550円で使えます。
また、通話無制限のプランは月額1,650円で利用できます。月に38分以上通話している人は無制限プランに入ったほうがお得です。
通話専用のSIMを探している人はぜひ、povoの契約を検討してみましょう。
povo公式サイトはこちら通信エリアがauと同じ
povoはKDDIが直接提供しているので、使用している通信網はauと同じです。そのため、auのスマホが繋がる場所なら、povoも同様にネット接続できます。
また、5G通信にはsub6という電波が使われていて、関東圏を中心に広範囲で5G通信が利用できます。
スマホ料金を安くしたいけど、通信品質も妥協できない人はpovoを選びましょう。
データ専用プランは本人確認書類を提出せずに即日開通できる
povoはデータ専用プランを選べば、即日使えます。本人確認書類の提出が不要なので申し込みが楽です。
午前9時30分から午後8時までにSIM有効化の手続きが完了すれば、最短3分で開通できます。
ただし、SIMタイプはeSIMしか選べません。自分のスマホがeSIMに対応しているか事前に確認しておきましょう。
事務手数料や解約金がかからない
povoは契約する際の事務手数料や解約金がかかりません。最低利用期間の縛りもないです。
新規だけでなく、MNP転入の際も手数料が0円なので、乗り換えしやすいです。
ただし、過去1年以内に同一名義で5回線申し込んだ人は、3,850円の事務手数料が発生します。
おすすめのスマホプラン | |
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メリット・デメリットから分かるpovoがおすすめの人
おすすめな人の特徴
- ・スマホの操作に慣れている
- ・節約したいが通信品質も妥協したくない
- ・サブ回線が欲しい人
- ・プライベートと仕事で電話番号を分けたい
povoはスマホの操作に慣れていて、通信費を節約したい人におすすめです。データ容量を自分の都合で調整できるので、費用を最小限に抑えられます。au回線なので通信品質も高いです。
また、通信障害に備えたい場合やプライベートと仕事で電話番号を分けたい人にもpovoが向いています。最低限のコストで維持できるうえに、通話かけ放題のトッピングが安いです。
半年近く無料で使えるので、おすすめな人の特徴に少しでもあてはまる人は、試しに申し込んでみましょう。
povo公式サイトはこちらpovoの評判や口コミ
フェスのときドコモの人は、povoを入れておくのがおすすめです。povoのほうが繋がりやすいし、週末だけ課金プランにすれば酒1杯分の値段で3日間使い放題です。
引用元:X
povoの良いところは0円で維持できる点です。povoの嫌なところは明細がメールでしか発行できず、パスワード入力で生年月日にハイフンを入れないといけない点です。
引用元:X
povoはAndroid版アプリの使い勝手が悪いです。新規申し込みの際に身分証明用写真の登録画面「閉じる」ボタンが機能せず、ホームに移換できませんでした。
引用元:価格.com
povoの評判や口コミをまとめました。「フェスだとドコモよりpovoのほうが繋がりやすい」「0円で契約を維持できて良い」など料金や通信品質に関しては、良い口コミが多くありました。
一方で「明細がメールでしか発行できない」「アプリの閉じるボタンが機能しない」など手続きやアプリの使い勝手は、一部ユーザーからの評価が悪いです。
ただし、口コミ時点と現在では状況が異なる場合もあるので、自分で試してみるのがおすすめです。契約期間の縛りがないので、不満があればすぐに解約できます。
povo公式サイトはこちらpovoの電波は悪いか通信速度を計測
池袋駅東口の通信速度
2025年6月29日15時に池袋駅東口でpovoの通信速度を計測しました。ダウンロードが3.81Mbpsでアップロードが1.64Mbpsでした。
待ち合わせの人が多く、非常に混雑していたため速度が遅かったです。ただし、LINEやWebサイトの閲覧程度なら問題なく使えました。
有楽町線池袋駅の通信速度
池袋駅東口で測定したあと、東京メトロ有楽町線池袋駅でも通信速度を計測しました。結果はダウンロードが143Mbpsでアップロードが13.9Mbpsです。
一般的に地下だと、ネット接続が不安定になるといわれていますが、快適にネットが使えました。YouTube・TikTokなどの動画視聴も可能です。
南池袋公園の通信速度
駅から少し離れた南池袋公園では、ダウンロードが14.0Mbps、アップロードが21.9Mbpsでした。日曜日で混雑していましたが、快適にネットが使えます。
具体的には、Webサイト閲覧・LINEの送受信・YouTubeの動画再生・Google Mapでの検索が問題なく実施できました。
ただし、4Kでの動画視聴はときどき、再生が止まります。
JR新宿駅の通信速度
2025年6月29日17時にJR新宿駅ミライナタワー改札で通信速度を計測しました。結果はダウンロードが40.4Mbps、アップロードが44.3Mbpsです。
少し混雑していましたが、大抵の用途は問題なく使えました。VODで4K動画を見ましたが、途切れることなくコンテンツが再生されます。
副都心線新宿3丁目駅の通信速度
東京メトロ副都心線新宿3丁目駅でも通信速度を測り、ダウンロードが138Mbpsで、アップロードが9.96Mbpsでした。
改札だけでなく、ホームでもネット接続がスムーズで、対戦型のアプリゲームも快適にプレイできました。
povoへの乗り換え手順
auからpovoへ乗り換える手順
- STEP1スマホがpovoに対応しているかを確認する
まずは、自分のスマホがpovoに対応しているかを確認しましょう。SIMカードタイプの場合は多くの機種に対応していますが、eSIMの場合は利用可能な機種が限られています。
iPhoneの場合はXSシリーズから対応していて、Google PixelだとPixel 5から使えます。
詳細はpovo公式サイトで確認するのがおすすめです。
- STEP2au IDで認証してpovoの新規アカウントを作成する
まずはpovo申し込みページにアクセスしてください。「今すぐ申し込む」をクリックしたあと「au/UQ mobile/povoから変更」を押すと、注意事項の画面に遷移します。
注意事項を確認して、すべてにチェックを入れて「申し込む」のボタンを押すと、au IDでログインする画面が出てくるので、暗証番号を入力してログインしましょう。
- STEP3SIMタイプを選択して必要事項を入力する
ログインすると、SIMタイプを選択する画面が表示されます。eSIMとSIMカードの2種類から選んでください。
氏名・住所・お届け先住所も入力して手続きを進めましょう。
- STEP4SIMの開通手続きを実施する
契約情報の入力が終わると、本人確認完了のお知らせメールが届きます。eSIMの場合はpovoアプリをインストールして、SIMの発行手続きを実施します。
SIMカードの場合はカードが届くまで待ち、到着後にアプリを開いて「SIMカードを有効化する」をタップしましょう。
バーコードリーダーが起動するので、SIMカードに記載されているバーコードを読み取って、カードを挿しこめば開通完了です。
- STEP5インターネットに接続する
SIMカードの有効化が完了したらモバイルデータ通信をpovoに変更してください。
トッピングしていない状態だと速度は遅いですが、LINEのやり取りやWebサイトの閲覧はできます。
必要に応じて自分に合ったデータトッピングを購入しましょう。
ほかのキャリアからpovoへ乗り換える手順
- STEP1スマホがpovoに対応しているかをチェックする
auから乗り換える場合と同様にまずはスマホがpovoに対応しているかをチェックしましょう。とくにeSIMの場合は利用可能な機種が限られています。
iPhoneの場合はXSシリーズから対応していて、Google PixelだとPixel 5から利用できます。
心配な人はpovo公式サイトで確認するのがおすすめです。
- STEP2個人情報を入力する
povo申し込みページにアクセスして、SIMタイプを選択すると、個人情報の入力を求められます。
メールアドレス・氏名・電話番号・住所を入力してください。
撮影による本人確認もあるので、運転免許証もしくはマイナンバーカードを用意して手続きを済ませましょう。
- STEP3MNP予約番号を取得する
本人確認終了後にMNP予約番号を取得します。すでに取得済みの人はpovoアプリから「MNP予約番号をお持ちのお客様」を選択して、予約番号と携帯番号を入力します。
取得していない人は「MNP予約番号をお持ちでないお客様」を選び、利用中の携帯会社をタップして、携帯番号を入力しましょう。
ちなみにeSIMは、電話番号の引継ぎに対応していません。
- STEP4SIMの開通手続きを実施する
登録が終わると、本人確認完了の通知が届きます。eSIMの場合はpovoアプリをインストールして、SIMの発行手続きを実施します。
SIMカードの場合はカードが届くまで待ち、到着後にアプリを開いて「SIMカードを有効化する」をタップしましょう。
バーコードリーダーが起動するので、SIMカードに記載されているバーコードを読み取って、カードを挿し替えれば開通完了です。
- STEP5インターネットに接続する
SIMカードの有効化が完了したらモバイルデータ通信をpovoに変更してみましょう。
トッピングしていない状態だと速度は遅いですが、メッセージのやり取りやWebサイトの閲覧はできます。
必要に応じて自分に合ったデータトッピングを購入してください。
povoのデメリットに関するよくある質問
povoをメイン回線にするデメリットはある?
A.
povoをメイン回線にするデメリットはセット割やMMS機能など大手キャリアで使えるサービスが利用できない点です。
また、サポートがオンラインなので、 スマホの紛失・故障などの緊急事態が発生しても相談できる店舗がありません。
スマホの操作に慣れていない人や家族みんなで契約したい場合は別の回線を検討したほうがいいです。
povoをサブ回線で使うデメリットは?
A.
povoをサブ回線で使うデメリットは定期的にトッピングを購入する必要がある点です。都度払いで手間がかかります。
また、180日間トッピング購入がないと、利用停止されるので管理が苦手な人には不向きです。
ただし、最低限のコストでサブ回線を維持できるので、マメな人や通信費を節約したい人にとっては最適なSIMです。
povoの安全性は大丈夫?
A.
安全性はまったく問題ありません。povoは、KDDIが直接運営している公式のオンライン専用ブランドです。
通信回線はauと全く同じなので、高いセキュリティ基準でネットワークが管理されています。
MVNOのように回線の一部を借りているわけではないので、通信品質や安定性も非常に高く安心して利用できます。
povoは通信制限がある?
A.
povoはトッピング適用中でも混雑時に通信制限がかかるケースがあります。
また、短時間で大量のデータを消費した場合もネットに繋がりにくくなります。
ただし、制限がかかるのはまれなので、サブ回線で使う人はとくに気にする必要はないです。
povoは毎月購入がめんさくさい?
A.
有効期限が180日間や365日間など、利用できる期間が長いトッピングを購入すれば毎月購入せずに済みます。
また、期間が長いほど、料金もお得になる傾向があり、1年間で1.2TB使えるデータトッピングは月額に換算すると3,220円です。
楽天モバイルの最強プランよりも安いので、データ消費量が多い人に向いています。
povoはコスパに優れたサブ回線が欲しい人におすすめ【まとめ】
povoはコスパに優れたサブ回線が欲しい人にぴったりです。データ容量を自由に調整できるうえに、au回線なので通信品質が高いです。
また、最低限のコストでサブ回線を維持できるので、メイン回線の通信障害対策用としても適しています。
契約期間の縛りや開通にかかる事務手数料もないので、気になる人は試しに下のボタンから申し込みしてみましょう。
おすすめのスマホプラン | |
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