同棲カップルにおすすめのお金の管理方法!コツや生活費の目安も紹介
同棲する時のお金の管理方法ってどうしたらいい?というカップルの疑問にお答えします!
そもそも必要なお金はいくらなのか?管理のコツや、よくあるお金の悩みについても解説します。
カップルにおすすめの節約方法も紹介しているので、是非参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
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目次
そもそも同棲に必要なお金とは?
まずは、同棲生活で毎月必要なお金を把握してみましょう。
自炊の頻度や、デートにかける金額などで費用は変わって来るので、あくまで参考としてお考えください。
家賃 | 手取りの約25~30% |
---|---|
食費 | 30,000~60,000円 |
水道光熱費 | 15,000~20,000円 |
通信費(スマホ・ネット回線) | 10,000~25,000円 |
日用品 | 20,000~30,000円 |
娯楽費 | 30,000~60,000円 |
貯金 | 手取りの約15~20% |
また、上記以外にも保険や医療費、ローン・奨学金の返済などがかかる場合もあります。それぞれ毎月の生活費にいくらかかっているのか、お互いに確認しておくと良いです。
同棲カップルの家賃目安
家賃は2人手取りの合計金額の約25~30%を目安に決めましょう。30%を超えてしまうと入居審査も通りにくくなり、生活が圧迫されます。
以下で、手取りごとに家賃の目安をまとめたので参考にしてください。
手取り(二人分の合計) | 適正家賃(手取りの25~30%) |
---|---|
300,000円 | 75,000~90,000円 |
350,000円 | 87,500~105,000円 |
400,000円 | 100,000~120,000円 |
450,000円 | 112,500~135,000円 |
500,000円 | 125,000~150,000円 |
550,000円 | 137,500~165,000円 |
600,000円 | 150,000~180,000円 |
貯金は手取りの20%が目安
同棲カップルの毎月の貯金目安は、手取りの20%程度と言われています。
「結婚式のために◯万円貯める」「マイホームのために◯万円貯金する」など、2人で目標を立てて計画的に貯金していきましょう。
ただし、あまりにも無理な金額設定をすると、自由に使えるお金がなくなり日々の生活がつまらなくなってしまいます。負担にならない程度に金額はゆとりを持って設定しましょう。
毎月の貯金額はゆとりを持たせて、ボーナスや臨時収入があったら多めに貯金する方法もおすすめです。
先取り貯金で確実に貯める
貯金は「自動積立定期預金」や「貯蓄預金」などのいわゆる「先取り貯金」がおすすめです。
先取り貯金は、給与天引きや自動引き落としなどで自動的に貯金されます。貯金した後のお金で生活費をやりくりするので、確実にお金が貯まるというわけです。
一方、毎月の収入から残ったお金を貯金する「後取り貯金」はなかなかお金が貯まらないので避けましょう。
貯金用口座の作成もおすすめ
貯金用口座を作るのもおすすめです。貯金箱と違い金額が可視化されるので、目標達成しやすいからです。
貯金用口座は入金のみにし、絶対に引き出さないというルールを決めておきましょう。
また、口座は金利の良い「ネット銀行」を活用するのがおすすめです。
同棲のお金の管理方法
同棲のお金の管理方法を3つ紹介します。2人の収入や性格などを考慮して、自分たちに合った方法で管理してみてください。
折半する
毎月の生活費を2人で折半する方法です。収入が同じくらいのカップルに向いています。
万が一同棲解消することになっても、折半であれば支払い金額が平等なので差額で揉めるのを防げます。
デメリットは、収入に差があるとどちらかが不公平に感じてしまう、負担が大きくなってしまうことです。
支払う金額も毎月バラバラなので、しっかり管理する必要もあります。
毎月一定額を出し合い共通の財布でやりくりする
毎月一定の金額を出し合い、そのお金でやりくりする方法です。
例えば2人で毎月15万円ずつ出し合って、30万円で家賃や水道光熱費などの生活費をすべてまかないます。
金額が一定なので、管理がラクです。余ったら多めに貯金にまわしたり、急な出費に備えたりできます。
一定の金額さえ出せば、その他のお金はそれぞれ自由に使えるというメリットもあります。
支払い項目ごとにわける
「家賃・水道光熱費・日用品は彼氏」「食費・通信費は彼女」のように、支払い項目によって担当を分ける方法です。
収入に格差があるカップルや、お金の管理はなるべく簡単にしたいという人に向いています。
家計簿を付けて管理するのがおすすめ
同棲するなら家計簿を付けて管理しましょう。
食費や水道光熱費を可視化することで、他の同棲カップルと比べて出費が多いのか少ないのか、どこを節約したらいいのかがわかります。
家計簿は手軽に付けられて、2人で共有できる「家計簿アプリ」の利用がおすすめです。
レシートをカメラ読み取るだけで入力できたり、口座と連携して管理できたりと機能も充実しています。
紙の家計簿と違い、いつでもどこでも見れて入力ができるので、面倒くさいのが苦手なカップルでも続けやすいでしょう。
家計簿は2人で共有するのがポイントです。
どちらか一方のみが管理していると「思った以上にお金が減っている」「貯金が全然貯まっていない」など、不信感や不満が貯まる可能性があるからです。
2人で協力してお金を管理していくと同棲がうまくいきやすいです。
同棲で円滑にお金を管理するコツ
同棲で円滑にお金を管理するためのコツを4つ紹介します。有意義な同棲生活にするためにも参考にしてください。
・ルールを厳しくしすぎない
・隠し事はしない
・2人で協力しあうことを忘れない
管理方法やルールを明確にする
お金の管理方法やルールは明確に決めておきましょう。管理が曖昧だったり、ルールが決まっていなかったりすると喧嘩の原因にもなります。
「まだ結婚していない」「収入の話は恥ずかしい」と思うかもしれませんが、同棲する以上お金の話は避けられません。
毎月かかる費用をしっかり把握し、どのようにお金を管理していくのか話し合って決めましょう。
ルールを厳しくしすぎない
上記でお金の管理方法やルールを明確にすると良いと紹介しましたが、あまりにもルールを厳しくしすぎるのはおすすめしません。
人それぞれ金銭感覚は違うので、お互いに納得できるルールを設定しましょう。
隠し事はしない
お金を管理する上で隠し事は絶対にしないようにしましょう。
万が一隠し事をしてしまうと、バレた時に不信感に繋がります。最悪の場合は別れる原因になるので、包み隠さずなんでも話し合いましょう。
話し合うことで、お金の管理方法を変更したり、節約を見直したりと解決方法が見つかるかもしれません。
2人で協力しあうことを忘れない
お金の管理に限った話ではありませんが、同棲は「2人で協力しあうもの」という意識を忘れないようにしましょう。
どちらか一方が「節約に協力してくれない」など、非協力的だと不満が溜まります。
同棲の目的や、貯金の目標など2人で理解して協力しあえる関係でいるのが理想です。
同棲カップルによくあるお金の悩み
同棲カップルによくあるお金の悩みについてまとめました。
どちらかに浪費癖がある
買い物やギャンブルなど、どちらかに浪費癖があるとお金の管理に苦労します。
結婚を考えているなら、同棲期間中に少しでも浪費癖が改善されるように取り組むのをおすすめします。
浪費癖を改善するためには、以下の4つの方法を試してみてください。
・家計簿を見せる
・買い物は一緒に行く
・物欲を我慢できたらほめる
節約を頑張っている姿を見せたり、会話の中で「先月は食費がオーバーしたから今月は節約頑張ろう」などさりげなく話題に出すのも良いです。
相手に「自分も節約しなければならない」と自然に思わせられるようにしましょう。
そもそも自分に浪費癖があると意識していない人もいます。そういった人には家計簿を見せて、自分がいかにお金を使いすぎなのかを理解してもらうのもありです。
買い物する際はできれば一緒に行きましょう。無駄な買い物をしようとしたら「似たようなの持ってなかったっけ?」「それは必要ないんじゃないかな」とさりげなく忠告するのも良いです。
ただし、強引なやり方や上から目線は喧嘩の原因にもなるので注意しましょう。物欲を我慢できたらしっかりほめてあげるのもポイントです。
病的なまでのギャンブル依存症や買い物依存症が疑われる場合は、専門外来での治療も視野に入れましょう。
収入に差がありすぎる
「生活費のほとんどを出してもらっている」「自分の収入が少なくて申し訳ない」など、どちらかに収入差がありすぎることで悩むカップルも多いです。
しかし、世の中のカップルのほとんどは多かれ少なかれ収入差があります。2人がお金の管理方法に納得しているのであれば、極端に悩む必要はありません。
どうしても気になってしまうという人は、お金以外で貢献する方法を考えてみましょう。
例えば「料理や掃除の分担を少し多めに受け持つ」「節約を頑張って少しでも出費を減らす」などです。
お金以外で貢献できれば、収入差に対する罪悪感を少し減らすことができるかもしれません。
同棲カップルにおすすめの節約方法
同棲カップルにおすすめの節約方法を5つ紹介します。少しでも生活費を抑えたいと思っているカップルは参考にしてください。
・電力会社を見直す
・都市ガスの物件にする
・積極的に自炊する
・お家デートを楽しむ
家賃を見直す
生活費の中で大部分を占めるのが家賃です。一般的に賃貸は2年ごとの更新です。
1度決めてしまうと簡単には変えられないので、慎重に決めましょう。
駅徒歩や築年数を緩和すれば、相場よりも安い物件が見つかりやすいです。
電力会社を見直す
2016年4月から電力自由化が始まりました。自分で電力会社が選べるので、同棲を機に料金が安い会社に切り替えるのがおすすめです。
新電力への切り替えは、ネットや電話で申し込みするだけで非常に簡単です。
電力会社によっては料金が安くなるだけでなく、ポイント付与やプレゼントなどのキャンペーンも実施しているので自分たちにあった会社を探してみてください。
都市ガスの物件にする
都市ガスはプロパンガスよりも料金が安いです。プロパンガスに比べて供給に手間がかからないからです。
プロパンガスは、人の手でガスボンベを定期的に交換したりと手間がかかるため、価格が高めに設定されています。
都市ガスとプロパンガスだと、同じ使用量でも4000円以上差が出ることもあります。お部屋を探す時は都市ガスが使える物件にしましょう。
積極的に自炊する
積極的に自炊を心がけましょう。外食派のカップルは、自炊派のカップルよりも2倍近く食費がかかっているというデータもあります。
同棲なら2人まとめて作るので食材も使い切りやすいですし、結婚前の料理の練習にもなるのでおすすめです。
お家デートを楽しむ
デート代を節約するために、たまにはお家デートをしましょう。家で映画をみたり、ゲームをしたりするだけでも十分楽しいものです。
他にも公園で体を動かす、無料で入れる美術館やギャラリーに出かけてみるなどお金をかけずにデートをする方法はたくさんあります。
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